「実績ゼロ」でも営業できる人の共通点

大学生起業を考え始めると、
多くの人がこう感じます。

「実績がないから営業できない」
「何も結果を出していないのに、話を持ちかけるのは失礼では?」
「まずは実績を作ってからじゃないとダメだよね…」

この考えが原因で、

・勉強ばかりして行動できない
・サービスを完成させようとして止まる
・営業の話題になると避けてしまう

という状態に陥る大学生は本当に多いです。

ですが、最初に結論を伝えます。

営業ができない原因は「実績ゼロ」ではありません。
実績ゼロでも営業できる人は、確実に存在します。

その違いは、
能力でも才能でもありません。

「共通して持っている考え方と立ち位置」
これだけです。


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なぜ「実績がないと営業できない」と思ってしまうのか

まず、
この思い込みがどこから来るのかを整理します。


理由① 営業=成果を売る行為だと思っている

多くの大学生は、

「営業とは、成果や実績を提示して価値を証明すること」
だと思っています。

だから、

・実績がない

・売るものがない

と感じてしまいます。

ですが、
これは営業の一部でしかありません。


理由② 比較対象が「完成している人」だから

SNSやネットで目にするのは、

・すでに稼いでいる人
・実績を並べている人

ばかりです。

それと自分を比べると、

「自分はまだ土俵に立てていない」
と感じてしまいます。

ですが、
それは比較対象を間違えているだけです。


理由③ 実績=お金だと思っている

多くの大学生は、

「実績=売上・契約・数字」
だと考えています。

ですが、
大学生起業の初期においては、

実績の定義が違います。


実績ゼロでも営業できる人の共通点①

「売ろうとしていない」

最初の共通点は、
非常にシンプルです。

実績ゼロでも営業できる人は、
そもそも“売ろう”としていません。


売ろうとすると、実績が必要になる

・成果を示す
・効果を約束する

こうした営業をしようとすると、
実績が必要になります。

だから怖くなるのです。


営業できる人は「確認」をしている

実績ゼロでも営業できる人は、

・相手の状況を聞く
・悩みを整理する
・自分が関われるか確かめる

という行為しかしていません。

これは、

実績がなくてもできる行為
です。


共通点② 「今の立ち位置」を正直に伝えている

実績ゼロでも営業できる人は、
自分の立場を隠しません。

・大学生であること
・まだ検証段階であること
・経験が少ないこと

これを、
そのまま伝えます。


なぜ正直に言えると営業できるのか

正直に伝えると、

・過剰な期待が生まれない
・無理な提案をしなくて済む

結果として、
心理的な負担が一気に減ります。

背伸びしない営業は、
実績を必要としません。


共通点③ 「実績の定義」がズレていない

実績ゼロでも営業できる人は、
実績をこう捉えています。

・誰かの話を丁寧に聞いた
・考えを整理する手助けをした
・不安を言語化できた

これらも、
立派な“実績”です。


実績は「結果」ではなく「関わりの記録」

大学生起業の初期において、

実績とは、

・売上
ではなく
・関わった事実

です。

これを理解している人は、
自信を失いません。


共通点④ 「分からない」と言える

実績ゼロでも営業できる人は、
分からないことを分からないと言えます。

・その点はまだ勉強中です
・今は検証段階です
・一緒に考えさせてください

これが言えると、

・無理に答えなくていい
・嘘をつかなくていい

という状態になります。


分からないと言える人は、信頼される

意外ですが、

・完璧に答える人
より
・正直に話す人

の方が、
信頼されやすいです。

実績がないことを、
誠実に扱える人は、
営業でも強くなります。


共通点⑤ 「相手の成功」を自分の手柄にしない

実績ゼロでも営業できる人は、

・自分がすごい
・自分が成功させる

というスタンスを取りません。

代わりに、

・相手がどうなりたいか
・自分が何を手伝えるか

に集中します。


実績を背負わないから、軽く動ける

「自分が結果を出さなきゃ」
という意識が強いほど、
営業は重くなります。

実績ゼロでも営業できる人は、

結果を背負わない設計
をしています。


共通点⑥ 「営業=学習の場」だと理解している

実績ゼロでも営業できる人は、
営業をこう捉えています。

・テスト
・実験
・情報収集

つまり、

学習の一部
です。


失敗しても失うものがない

・売れなかった
・決まらなかった

これを失敗だと考えないため、
行動が止まりません。


共通点⑦ 「一人でやろうとしない」

実績ゼロでも営業できる人は、

・相談する
・壁打ちする
・先輩に聞く

ことを、
自然にやっています。

営業を、

・自分一人の勝負
にしないことで、
心理的負担を下げています。


実績ゼロで営業できない人がやりがちな間違い

ここで、
逆のパターンも整理します。


間違い① 実績を作ってから動こうとする

→ 動かない限り、
 実績は増えません。


間違い② 完璧なサービスを用意する

→ 完璧に近づくほど、
 動きづらくなります。


間違い③ 自分を大きく見せようとする

→ 一番信頼を失いやすい行動です。


実績ゼロの大学生が、今すぐできる営業の形

では、
今の状態で何ができるのでしょうか。

答えはシンプルです。

・話を聞く
・整理する
・共有する

これだけです。

「売ります」ではなく、

「聞かせてください」
から始める。

これが、
実績ゼロの正しい営業です。


まとめ:「実績ゼロ」は営業できない理由にならない

大学生起業において、

実績ゼロは、

・不利な条件
ではありません。

むしろ、
誠実に関われる最強の立ち位置

です。

実績ゼロでも営業できる人の共通点は、

  • 売ろうとしない
  • 正直な立ち位置
  • 実績の定義が広い
  • 分からないと言える
  • 相手目線
  • 学習として捉えている

これだけです。

どれも、
今日から変えられます。

営業は、

・実績ができてからやるもの
ではなく
・実績を作るためにやるもの

です。

「実績がないから営業できない」
と感じているなら、

それは、
もう営業を始めていいサイン
です。

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Author of this article

大学生の頃の自分は、「いつか何かやりたいな」と思いながらも、何をすればいいか分からず、正直モヤモヤしていました。そんなある日、地元の喫茶店でたまたま車屋の社長と出会ったことが、人生のきっかけになります。
「自分もやってみよう」と思い、21歳のときに車の仕入れと販売をスタート。実家の自分の部屋に電話線を引き、名刺を作り、今思えばかなり手探りで“起業っぽいこと”を始めました。
就活はせずに学生のまま起業を目指しましたが、現実はうまくいかず、卒業後はいったんフリーターに。それでも起業への気持ちは消えず、社会経験を積もうと広告代理店に就職しました。そこで学んだことを活かし、26歳で独立。広告代理店を立ち上げ、今は40代となり会社を経営しています。
このガイドは、昔の自分のように「何かしたいけど分からないことばかり」の学生に向けて作りました。完璧じゃなくていい。一歩踏み出すためのヒントを、ここで伝えていけたらと思っています。

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