大学生起業を考え始めると、必ず一度は耳にする言葉があります。
それが 「確定申告」 です。
・なんか難しそう
・大人がやるものじゃないの?
・大学生でも必要なの?
こう感じて、よくわからないまま後回しにしてしまう人も多いでしょう。
ですが、起業をする以上、確定申告は避けて通れない仕組みです。
ただし安心してください。
確定申告は、最初から細かい税務知識が必要なものではありません。
ここでは、
「確定申告とは何か」から「大学生起業とどう関係するのか」までを、超入門レベルで解説します。
確定申告を一言でいうと?
確定申告を一言で説明すると、こうです。
「1年間で、いくら稼いで、いくら使って、いくら税金を払うかを自分で報告すること」
これだけです。
会社員の場合、この作業は会社が代わりにやってくれています。
ですが、起業した人(=自分で稼ぐ人)は、
自分で国に報告する必要があります。
これが確定申告です。
なぜ確定申告が必要なの?
理由はシンプルです。
日本では、
「稼いだ人は、その分だけ税金を払う」
というルールがあるからです。
ただし国は、
・あなたがいくら稼いだのか
・どれくらい経費を使ったのか
を自動では把握できません。
そこで、
「自分で計算して、正直に申告してくださいね」
という仕組みになっています。
これが確定申告の役割です。
大学生でも確定申告は必要?
結論から言います。
大学生でも、条件によっては確定申告が必要です。
ポイントは「大学生かどうか」ではありません。
**「どんな収入を、いくら得たか」**です。
例えば、
・自分でサービスを売った
・SNSやブログで収入が出た
・フリーランスとして仕事を受けた
こうした収入がある場合、
アルバイトとは扱いが変わります。
「大学生だから関係ない」ということはありません。
アルバイトと起業収入の違い
ここで、多くの大学生が混乱するポイントを整理します。
アルバイト収入
・会社に雇われている
・給料から税金が引かれている
・年末調整で完結することが多い
起業・個人事業の収入
・自分で稼ぐ
・税金は引かれていない
・自分で計算して申告する必要がある
起業すると、
「誰も代わりにやってくれない」
という点が最大の違いです。
「売上」と「利益」は違う
確定申告を理解するうえで、
最も大切な考え方がこれです。
税金は「売上」ではなく「利益」にかかる
例えば、
・売上:30万円
・経費:20万円
この場合、
利益は10万円です。
税金の計算は、この「10万円」を元に行われます。
「売上が出た=すぐ税金が大量にかかる」
というわけではありません。
経費って何?大学生でも使えるの?
経費とは、
**「収入を得るために使ったお金」**のことです。
大学生起業でも、経費は使えます。
例としては、
・仕事用のパソコン代
・スマホ代(仕事で使う分)
・勉強のための書籍代
・打ち合わせの交通費
などです。
大事なのは、
「それ、本当に仕事に必要?」
と説明できるかどうか。
経費は、
生活費と混ざらないように管理する
これが超重要ポイントです。
確定申告はいつやるの?
確定申告には、決まった期間があります。
基本は、
毎年2月中旬〜3月中旬
この期間に、
「去年1年間の収入と経費」
をまとめて申告します。
「稼いだ月ごとにやるもの」ではありません。
青色申告と白色申告って何?
確定申告には、主に2種類あります。
白色申告
・手続きが簡単
・帳簿もシンプル
・初心者向け
青色申告
・手続きは少し増える
・節税メリットが大きい
・きちんと管理できる人向け
大学生起業の初期は、
まず白色申告でOKです。
慣れてきたら、
青色申告を検討すれば十分です。
「まだ稼いでない」人はどうなる?
ここも安心してほしいポイントです。
・売上がほとんどない
・利益が出ていない
この場合、
税金がほぼかからない、もしくはゼロ
というケースも多いです。
確定申告=必ず税金を払う
ではありません。
「事実を報告するだけ」
という感覚で大丈夫です。
確定申告をしないとどうなる?
「少額だから大丈夫でしょ」
と思って放置すると、問題になることがあります。
・後から追加で税金を請求される
・延滞金が発生する
・信用に傷がつく
大学生でも例外ではありません。
逆に言えば、
きちんと申告していれば、何も怖くありません。
確定申告は「慣れ」の世界
最初は、
・言葉が難しい
・書類が多そう
・ミスしそう
と感じるのが普通です。
ですが、
確定申告は一度やると、
「意外とこんなものか」と感じる人がほとんどです。
今は、
・無料ソフト
・会計アプリ
・ネット申告
も充実しています。
確定申告ができると何がいいの?
確定申告を理解すると、
起業家として大きなメリットがあります。
・お金の流れが見える
・無駄な出費に気づける
・「稼ぐ感覚」が身につく
これは、
単なる税金の話ではありません。
自分で稼ぐ人になるための基礎力です。
まとめ:確定申告は「大人の義務」ではない
確定申告は、
・怖いもの
・難しいもの
・大学生には関係ないもの
ではありません。
「自分で稼いだ人が、自分の数字を把握する仕組み」
それだけです。
起業をするなら、
早いうちからこの考え方に慣れておくと、
後で必ず楽になります。
確定申告は、
あなたを縛るものではなく、
自立した起業家になるための通過点です。
