大学生起業のホームページで、
最も軽視されがちで、最も重要なページ。
それが「プロフィールページ」です。
多くの大学生起業家は、プロフィールをこう考えています。
- 「一応あったほうがいいページ」
- 「経歴を書いておけばいい」
- 「自己紹介だから適当でいい」
その結果、
- 読まれていない
- 読まれても信頼につながらない
- むしろ怪しく見える
という残念な状態になってしまいます。
しかし実際には、
大学生起業のホームページで最も信頼を左右するのがプロフィールページです。
なぜなら、大学生起業では、
- 実績が少ない
- 肩書きが弱い
- 会社としての歴史がない
このハンデを、
プロフィールページでしか埋められないからです。
ここでは、
大学生起業のプロフィールページで
「信頼を作るために、何を書くべきか」
「何を書いてはいけないか」
を、構造的に解説します。
そもそもプロフィールページの役割を勘違いしている
まず、最初に押さえておくべき大前提があります。
プロフィールページは「自分を説明するページ」ではありません。
役割はこれです。
「この人に相談しても大丈夫か」を判断してもらうページ
つまり、
- すごいと思わせる
- 尊敬させる
- 実績を誇る
ためのページではありません。
むしろ、
- 安心できるか
- 話が通じそうか
- 価値観が合いそうか
この3点を感じてもらうことが目的です。
この前提を外すと、
プロフィールは一気に「自分語り」になります。
大学生起業のプロフィールでやってはいけない典型例
まずは、失敗パターンを整理します。
① 経歴の羅列だけで終わっている
- ○年生まれ
- ○○大学入学
- ○○を学ぶ
- 起業
これは事実ですが、
信頼は1ミリも増えません。
なぜなら、
「それで?」で終わってしまうからです。
② 無理にすごそうに見せている
- 「◯◯の専門家」
- 「多くの実績」
- 「数々の成功経験」
大学生起業の初期でこれを書くと、
ほぼ確実に違和感が出ます。
読者は敏感です。
背伸びはすぐに伝わります。
③ 想いが抽象的すぎる
- 「世の中を良くしたい」
- 「人の役に立ちたい」
これも悪くはありませんが、
誰にでも当てはまる言葉は、
誰の心にも刺さりません。
信頼されるプロフィールの「基本構造」
大学生起業で信頼を作るプロフィールには、
共通した型があります。
順番がとても重要です。
① まず「どんな人のための人か」を最初に書く
プロフィールの冒頭で、
いきなり名前や経歴を書いてはいけません。
最初に書くべきは、これです。
「私は、こんなことで悩んでいる人のために活動しています」
例:
- 起業に興味はあるけど、何から始めていいか分からない大学生
- 情報を調べすぎて動けなくなっている人
- 誰にも相談できずに一人で悩んでいる人
こう書くことで、
読者は最初の3行で判断できます。
- 自分向けか
- 自分は読まなくていいか
これは、
信頼を作る第一歩です。
② 次に「なぜその悩みを扱っているのか」を書く
次に必要なのは、
**理由(背景)**です。
ここで初めて、自分の話をします。
ただし、
- 成功談
- すごい経験
を書く必要はありません。
むしろ効果的なのは、
- うまくいかなかった話
- 迷っていた話
- 失敗した話
です。
例:
- 自分も同じことで悩んでいた
- 情報に振り回されて動けなかった
- 誰にも相談できなかった
大学生起業では、
**「できた人」より「分かってくれる人」**のほうが信頼されます。
③ 「今できること」を正直に書く
大学生起業のプロフィールで大事なのは、
できることを盛らないことです。
- まだ勉強中
- 試行錯誤中
- 完璧ではない
これを書いても、信頼は下がりません。
むしろ、
「ちゃんと現実を分かっている人だな」
という安心感につながります。
大切なのは、
- 何ができて
- 何ができないか
を自分で理解していることです。
④ 「向いていない人」をあえて書く
意外ですが、
信頼されるプロフィールほど、
向いていない人を明確に書いています。
例:
- すぐに楽して稼ぎたい人
- 行動する気がない人
- 正解だけ教えてほしい人
これは排除ではありません。
「合わない人を無理に相手にしない」姿勢
この姿勢こそが、
誠実さとして伝わります。
⑤ 人柄が伝わる「一文」を入れる
最後に、
信頼を一段深める要素があります。
それが、
- 価値観
- 大事にしていること
- 判断基準
を表す一文です。
例:
- 正解より納得感を大切にしたい
- 小さく試すことを重視している
- 不安なまま進まないことを大事にしている
これは実績の代わりになる、
人柄の証明です。
プロフィールで信頼を失う最大の原因
ここで、最も重要なことを言います。
大学生起業のプロフィールで
信頼を失う最大の原因は、
「ちゃんとして見せようとしすぎること」
です。
- 立派な言葉
- 完璧なストーリー
- 隙のない文章
これらは一見よさそうですが、
大学生起業では逆効果になることが多いです。
なぜなら、
- 距離を感じる
- 本音が見えない
- 相談しにくい
と感じさせてしまうからです。
プロフィールは「信頼のゴール」ではなく「入口」
最後に、
プロフィールページの位置づけを整理します。
プロフィールは、
- 信頼を完成させる場所
ではありません。
「この人なら話してみてもいいかも」
と思ってもらうためのページです。
- 共感
- 安心
- 誠実さ
これが伝われば、
大学生起業のプロフィールとしては十分です。
まとめ:大学生起業のプロフィールは「人柄で信頼を作る」
大学生起業のプロフィールページで
信頼を作るために必要なのは、
- すごさ
- 実績
- 肩書き
ではありません。
必要なのは、
- 誰のための人か
- なぜその悩みを扱っているか
- どんな姿勢で向き合っているか
この3点です。
プロフィールは、
自分をよく見せる場所ではなく、
相手に安心してもらう場所です。
この視点で書けたプロフィールは、
大学生起業において
最強の信頼装置になります。
