会社設立で必ず決める項目リスト

― 大学生が迷いやすいポイントを全部整理 ―

会社設立を考え始めると、
多くの大学生が最初にぶつかる壁があります。

「決めることが多すぎて、何から考えればいいか分からない」

ネットで調べるほど、

  • 専門用語が多い
  • 細かい話ばかり出てくる
  • 失敗したら取り返しがつかなそう

と、不安が増えてしまいます。

でも安心してください。
会社設立で“必ず決めなければいけない項目”は、実は限られています。

この記事では、
20代大学生が会社を作るときに
最低限・必ず決める項目だけを、
初心者向けに噛み砕いて解説します。


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まず前提:完璧に決める必要はない

最初に大事な前提を置いておきます。

会社設立では、「一生使う内容」を決めるわけではありません。

  • あとから変更できる
  • 修正できる
  • 成長に合わせて変えられる

項目も多くあります。

大学生起業では、
**「今の事業に必要最低限」**を決めるのが正解です。


会社設立で必ず決める項目一覧(全体像)

まず、全体像を一覧で見ておきましょう。

会社設立で必ず決める主な項目は、次の8つです。

  1. 会社名
  2. 会社形態(株式会社 or 合同会社)
  3. 事業目的(何をする会社か)
  4. 本店所在地(住所)
  5. 資本金
  6. 役員・出資者
  7. 事業年度
  8. 設立日

ここから、1つずつ詳しく見ていきます。


① 会社名(商号)

会社名は、
設立時に必ず決める項目です。

基本ルール

  • 同じ住所で同じ名前は使えない
  • 「株式会社」「合同会社」は必ず入れる
  • 日本語・英語どちらもOK

大学生向けの考え方

  • かっこよさより分かりやすさ
  • 長すぎない
  • 読める・覚えやすい

最初から完璧なブランド名を作ろうとして
悩みすぎる必要はありません。

中身が育てば、名前は後から評価されます。


② 会社形態(株式会社 or 合同会社)

法人を作る場合、
必ず会社形態を選びます。

主な選択肢

  • 株式会社
  • 合同会社

超ざっくり判断

  • 信用・将来の拡大重視 → 株式会社
  • 費用・身軽さ重視 → 合同会社

大学生の場合、
**「今のフェーズに合うか」**で選ぶことが最重要です。


③ 事業目的(何をする会社か)

事業目的とは、
「この会社が何をするのか」を
文章で書いたものです。

ここは、
大学生が一番悩みやすいポイントです。


よくある失敗

  • 今やっていることだけを書く
  • 将来の可能性を狭める
  • 専門的に書きすぎる

正しい考え方

  • 少し広めに書く
  • 将来やりそうなことも含める
  • 難しい言葉は不要

事業目的は、
**“縛るもの”ではなく“守備範囲を示すもの”**です。


④ 本店所在地(会社の住所)

会社の住所も、
必ず決める項目です。

主な選択肢

  • 自宅住所
  • バーチャルオフィス
  • シェアオフィス

大学生が注意すべき点

  • 自宅住所は公開される
  • 引っ越す可能性がある
  • 親の理解が必要な場合もある

「どこで仕事するか」より、
**「公開して問題ないか」**で考えましょう。


⑤ 資本金

資本金とは、
会社を始めるための元手です。

よくある誤解

  • 多い方が信用される
  • 最低◯円必要

これは半分ウソです。


大学生向けの現実的な考え方

  • 無理のない金額でOK
  • 見栄で増やさない
  • 生活費を削らない

資本金は、
会社のお金=自分のお金ではない
という意識を持つことが大切です。


⑥ 役員・出資者

誰が会社を動かし、
誰がお金を出すのかを決めます。

大学生起業で多い形

  • 役員:自分1人
  • 出資者:自分のみ

友人と始める場合でも、
ここは慎重に決める必要があります。


注意点

  • 出資比率=発言力
  • 友人関係と経営は別
  • 曖昧にすると後で揉める

「仲がいいから大丈夫」は、
会社設立では通用しません。


⑦ 事業年度(決算月)

事業年度とは、
会社の1年の区切りです。

初心者向けの考え方

  • 分かりやすさ重視
  • 忙しい時期を避ける
  • 税金・決算作業を想像する

大学生の場合、

  • 試験
  • 就活
  • 卒業前後

と重ならないようにするのがおすすめです。


⑧ 設立日

設立日とは、
会社が法的に誕生する日です。

よくある勘違い

  • 記念日として重要
  • 運勢を気にする

もちろん気にしてもOKですが、
実務上は、

  • 手続きが完了した日
  • 事業開始の目安

程度の意味合いです。

深く悩みすぎる必要はありません。


「決めなくていい」ことも知っておこう

初心者が混乱する原因は、
今決めなくていいことまで考えてしまうことです。

設立時に不要な例

  • 完璧なビジネスモデル
  • 将来の組織図
  • 売上目標の細かい数字

これらは、
会社を作ってから考えることです。


大学生がやりがちなNGパターン

最後に、
よくある失敗を整理します。

  • 全部完璧に決めようとする
  • ネットの情報に振り回される
  • 名前・ロゴに時間をかけすぎる
  • 決められず止まる

会社設立は、
決断力テストではありません。


まとめ:決める項目は少ない、悩みすぎなくていい

最後にまとめます。

会社設立で必ず決める項目は、

  1. 会社名
  2. 会社形態
  3. 事業目的
  4. 本店所在地
  5. 資本金
  6. 役員・出資者
  7. 事業年度
  8. 設立日

この8つだけです。

  • 完璧でなくていい
  • 今の事業に必要最低限でいい
  • あとから修正できる

大学生起業で一番大切なのは、
立派な会社を作ることではありません。

事業を前に進めることです。

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Author of this article

大学生の頃の自分は、「いつか何かやりたいな」と思いながらも、何をすればいいか分からず、正直モヤモヤしていました。そんなある日、地元の喫茶店でたまたま車屋の社長と出会ったことが、人生のきっかけになります。
「自分もやってみよう」と思い、21歳のときに車の仕入れと販売をスタート。実家の自分の部屋に電話線を引き、名刺を作り、今思えばかなり手探りで“起業っぽいこと”を始めました。
就活はせずに学生のまま起業を目指しましたが、現実はうまくいかず、卒業後はいったんフリーターに。それでも起業への気持ちは消えず、社会経験を積もうと広告代理店に就職しました。そこで学んだことを活かし、26歳で独立。広告代理店を立ち上げ、今は40代となり会社を経営しています。
このガイドは、昔の自分のように「何かしたいけど分からないことばかり」の学生に向けて作りました。完璧じゃなくていい。一歩踏み出すためのヒントを、ここで伝えていけたらと思っています。

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