会計って何?大学生起業家が最初に理解すべき超基本

「会計」と聞いて、どんなイメージを持ちますか?

  • 数字が多くて難しそう
  • 簿記や税金の話でしょ?
  • 正直、起業してからでよくない?

多くの大学生起業家が、こんな印象を持っています。
そして実際に、会計が分からないまま起業し、後から苦しむ人がとても多いのも事実です。

ただし、最初にハッキリ言っておきます。

大学生起業に、難しい会計知識は必要ありません。
必要なのは、「最低限の考え方」を知ることだけです。

このページでは、

  • 会計とは何なのか
  • なぜ大学生起業で会計が重要なのか
  • どこまで理解すれば十分なのか

を、専門用語を使わずに解説します。


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そもそも「会計」とは何なのか?

会計とは、一言で言えば、

「お金の動きを、あとから誰が見ても分かる形にしておくこと」

です。

よくある勘違いとして、

  • 会計=税金のためのもの
  • 会計=偉い人や会社がやるもの

と思われがちですが、これは本質ではありません。

会計の一番の役割は、
**「自分のビジネスが今どうなっているかを知ること」**です。


会計がないと、何が起きるのか?

会計を意識しないまま起業すると、こんな状態になります。

  • 売上は出ている気がする
  • でも、なぜかお金が残らない
  • どれくらい儲かっているのか分からない
  • 将来の見通しが立たない

これは才能や努力の問題ではありません。
お金の状況を「見える化」していないだけです。

会計は、
「儲かる・儲からない」を判断するための地図のようなもの。
地図を持たずに進めば、迷うのは当たり前です。


大学生起業家にとって会計が重要な理由

① お金の不安を減らせる

大学生起業で一番多い悩みは、
「お金が不安」というものです。

  • このまま続けて大丈夫なのか
  • いくら使っていいのか分からない
  • 将来が見えない

この不安の正体は、会計が分からないことです。

会計を少し理解するだけで、

  • 今、どれくらい使っているか
  • どこにお金が消えているか
  • どれくらい余裕があるか

が見えるようになります。

不安は「知らない」から生まれます。
会計は、不安を減らすための道具です。


② 「なんとなく起業」を防げる

大学生起業で失敗しやすい人の特徴は、

  • 気合と勢いで始める
  • 数字を見ない
  • 「そのうち何とかなる」と思っている

というタイプです。

会計を理解すると、

  • 売上はいくら必要か
  • どれくらい続けられるか
  • 何を改善すべきか

冷静に判断できるようになります。

これは、夢を諦めるためではありません。
夢を現実にするための視点です。


③ 社会人になっても一生使える

会計は、起業だけのスキルではありません。

  • 就職しても
  • 転職しても
  • 副業をしても

必ず役に立ちます。

むしろ大学生のうちに会計感覚を身につけている人は、
社会に出てから圧倒的に有利です。


会計=簿記・税金ではない

ここで、多くの大学生がつまずくポイントがあります。

それは、

「簿記を勉強しないとダメなんですよね?」

という思い込みです。

結論から言います。

大学生起業の段階で、簿記や専門的な会計知識は不要です。

必要なのは、次の3つだけです。


大学生起業家が理解すべき会計の3要素

① 売上(入ってくるお金)

  • いくら入ってきたのか
  • どこから入ってきたのか

これを把握すること。


② 経費(出ていくお金)

  • 何に使ったのか
  • 本当に必要だったのか

これを把握すること。


③ 利益(残ったお金)

  • 売上 − 経費 = 利益
  • 利益が出ているかどうか

これを確認すること。


たったこれだけです。

会計とは、
「入った・出た・残った」を整理する作業
と言い換えることもできます。


大学生起業で「会計を後回し」にすると起きること

「まだ売上もないし、会計は後でいいや」

この考え方は、とても危険です。

なぜなら、
会計は「売上が出てから整えるもの」ではないからです。


よくある失敗パターン

  • プライベートと事業のお金が混ざる
  • 何が経費か分からなくなる
  • 領収書が消える
  • 税金の話が急に怖くなる

そして最終的に、

「もっと早く知っておけばよかった…」

となります。

これはほぼ全員が通る道です。
だからこそ、あなたには同じ失敗をしてほしくありません。


大学生起業家が「最初にやるべき会計の考え方」

ここで重要なのは、
完璧を目指さないことです。

大学生起業で大切なのは、

  • 正確さより「把握」
  • 難しさより「続けやすさ」

です。


最初に意識すべきこと

  • お金の流れを記録する
  • 自分で把握できる形にする
  • 分からないことは放置しない

これだけで十分です。

会計は、
才能でもセンスでもありません。

慣れです。
仕組みです。
そして「考え方」です。


会計を味方につけると、起業は一気にラクになる

会計を理解し始めると、こんな変化が起きます。

  • お金の不安が減る
  • 行動に迷いがなくなる
  • 自信を持って判断できる

結果として、

起業が「怖いもの」から「コントロールできるもの」へ変わります。


まとめ:会計は大学生起業家の最強の武器になる

最後に、覚えておいてほしいことがあります。

会計は、

  • 才能のある人のものではありません
  • 頭のいい人のものでもありません

続ける人のための道具です。

大学生起業だからこそ、
会計を「敵」にするのではなく、
「味方」にしてください。

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Author of this article

大学生の頃の自分は、「いつか何かやりたいな」と思いながらも、何をすればいいか分からず、正直モヤモヤしていました。そんなある日、地元の喫茶店でたまたま車屋の社長と出会ったことが、人生のきっかけになります。
「自分もやってみよう」と思い、21歳のときに車の仕入れと販売をスタート。実家の自分の部屋に電話線を引き、名刺を作り、今思えばかなり手探りで“起業っぽいこと”を始めました。
就活はせずに学生のまま起業を目指しましたが、現実はうまくいかず、卒業後はいったんフリーターに。それでも起業への気持ちは消えず、社会経験を積もうと広告代理店に就職しました。そこで学んだことを活かし、26歳で独立。広告代理店を立ち上げ、今は40代となり会社を経営しています。
このガイドは、昔の自分のように「何かしたいけど分からないことばかり」の学生に向けて作りました。完璧じゃなくていい。一歩踏み出すためのヒントを、ここで伝えていけたらと思っています。

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