大学生起業で最初に売上が立ち、
「もしかして利益出てるかも…?」
と感じた瞬間、多くの大学生が急に不安になります。
- 「税金って、いつ払うの?」
- 「急にお金を取られるの?」
- 「知らないうちに違反してない?」
ネットを調べると、
- 「確定申告しないと罰金」
- 「税金は地獄」
- 「起業すると半分持っていかれる」
と、恐怖をあおる情報ばかり。
ですが、結論から言います。
利益が出たからといって、いきなり何か恐ろしいことは起きません。
税金は、順番と仕組みを理解すれば、かなりシンプルです。
この章では、
- 利益が出た瞬間から
- 税金が発生し
- 実際に支払うまで
を、大学生でも一気に理解できるように解説します。
そもそも「利益」が出たとはどういう状態?
まず大前提から整理しましょう。
税金がかかるのは「売上」ではなく「利益」です。
利益の計算式
売上 − 経費 = 利益
たとえば、
- 売上:30万円
- 経費:20万円
なら、
- 利益:10万円
この10万円に対して税金がかかります。
よくある勘違いが、
「30万円売ったら、30万円に税金がかかる」
これは完全に間違いです。
利益が出た瞬間に税金は発生する?
答えは NO です。
利益が出た瞬間に、
- 税務署から連絡が来る
- その場で支払いが必要
ということはありません。
税金は、1年分をまとめて計算します。
税金の基本的な流れ(超重要)
大学生起業の税金は、基本的にこの流れです。
① 1年間、事業をする
↓
② 1年分の売上と経費をまとめる
↓
③ 利益を計算する
↓
④ 確定申告をする
↓
⑤ 税金が確定する
↓
⑥ 後から支払う
「利益が出たら即支払い」ではありません。
確定申告って何をするの?
確定申告とは、
「私はこの1年間で、これくらい儲かりました」
と、自分で税務署に報告する手続きです。
大学生起業の場合、多くは
- 個人事業主
- 青色申告 or 白色申告
になります。
申告でやることは、実はたったこれだけ。
- 売上はいくらか
- 経費はいくらか
- 利益はいくらか
これを提出するだけです。
利益が出ると、どんな税金がかかる?
大学生起業(個人事業)の場合、主に次の税金が関係します。
① 所得税
② 住民税
まずはこの2つだけ覚えればOKです。
所得税とは?
所得税は、
「儲けた人が、その分だけ負担する税金」
です。
ポイントは「累進課税」
所得税は、
- 利益が少ない → 税率も低い
- 利益が多い → 税率が上がる
という仕組みです。
大学生起業の初期は、
かなり低い税率で済むことがほとんどです。
大学生起業でよくある所得税のイメージ
たとえば、
- 年間の利益:50万円
この場合、
各種控除(基礎控除など)を引くと、
所得税がほぼゼロになるケースも普通にあります。
「利益が出た=必ず税金を取られる」
ではない、という点はかなり重要です。
住民税とは?
住民税は、
住んでいる自治体に払う税金です。
特徴は、
- 前年の所得をもとに
- 翌年に請求される
という点。
つまり、
- 今年たくさん利益が出た
- 来年、住民税が少し増える
という流れです。
これも、
いきなり請求されるものではありません。
「利益が出たら半分持っていかれる」は本当?
これは、ほぼ嘘です。
大学生起業レベルで、
- 所得税
- 住民税
を合計しても、
利益の1〜2割程度に収まることがほとんどです。
SNSやYouTubeで言われる
「税金がエグい」は、
- 法人で大きく稼いでいる人
- 高所得者
の話が混ざっています。
利益が出たときに、大学生がやるべきこと
やるべきことはシンプルです。
① 利益が出たら「一部を残す」
おすすめは、
利益の2〜3割を別で取っておく
これだけで、
税金の不安はほぼ消えます。
② 無理に節税を考えない
大学生起業の初期に、
- 無理な節税
- よくわからないテクニック
は不要です。
それよりも、
- 売上を伸ばす
- ビジネスを安定させる
方が、圧倒的に重要です。
税金を知らないと「損する」より「怖くなる」
税金で一番の問題は、
金額そのものより、知らない不安です。
- 何が起きるかわからない
- いつ請求されるかわからない
この状態が、
行動を止めてしまいます。
でも実際は、
- 利益が出た
- 申告した
- 後から払う
という、かなり穏やかな流れです。
大学生起業家へのメッセージ
利益が出るのは、
起業がうまくいっている証拠です。
税金は、
- 成功した人だけが向き合うもの
- 次のステージに進んだサイン
とも言えます。
だから、必要以上に怖がらなくて大丈夫です。
まずは、
- 利益を出す
- 流れを知る
- きちんと申告する
この3つだけ押さえてください。
税金は、
あなたの挑戦を止める敵ではありません。
