利益が出た後にやるべきお金の使い方

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大学生起業家が「調子に乗らず、失敗しない」ための資金戦略

起業して、ついに利益が出た。これは本当にすごいことです。

しかし同時に、一番危険なタイミングでもあります。

  • 「やっと稼げたから少し使ってもいいよね?」
  • 「自分へのご褒美くらい大丈夫でしょ」
  • 「また来月も稼げるはず」

こうして、最初の利益を“間違った使い方”で消してしまう起業家は非常に多いです。

このページでは、大学生起業家が利益を出したあとに、

  • 何にお金を使うべきか
  • 何に使ってはいけないのか
  • どう配分すれば事業が伸びるのか

を、実践ベースで詳しく解説します。事業で出た利益をいくら、何に、どう使うかを選択する事も経営者の重要な仕事です。利益が出たからと遊ぶお金に使わないように(笑)

いっぱい儲けたのにいっぱい遊びにお金を使って、会社を潰していった経営者を沢山見てきました。あなたはそうならないように、是非読んでみて下さい。


まず大前提|利益=自由に使えるお金ではない

最初に、超重要な考え方をお伝えします。

利益が出た=お金が余っている、ではない

これは多くの初心者が勘違いします。


利益の正体を正しく理解する

利益とは、

  • 売上 − 経費 = 利益

という「計算上の数字」です。

しかし実際には、

  • まだ払っていない税金
  • 今後必要になる運転資金
  • 予期せぬトラブルへの備え

が含まれていません。

👉 利益=一時的に“預かっているお金”この意識がとても大切です。


利益が出た後にやるべきお金の使い方【全体像】

大学生起業家が利益を出したら、お金の使い道は大きく分けて次の5つです。

  1. 税金の確保
  2. 会社・事業にお金を残す
  3. 事業成長のための投資
  4. 自分のスキル・知識への投資
  5. 最小限の自己報酬・生活費

この順番を絶対に崩さないことが成功のカギです。


① まず最優先:税金分のお金を確保する

利益が出たら、一番最初にやるべきことは税金の確保です。


なぜ税金を先に分けるのか?

税金は、

  • 後から必ずやってくる
  • 交渉できない
  • 払えないと一気に詰む

という性質があります。

にもかかわらず、

  • 利益=使ってOK
    と思ってしまう人が非常に多いです。

具体的な目安

ざっくりですが、

  • 利益の30%前後

を「税金用」として別で確保しておくと安全です。

👉 使わない
👉 触らない
👉 別口座で管理

これだけで資金ショートのリスクは激減します。


② 会社・事業にお金を残す(超重要)

大学生起業で最も大切なのは、

会社を潰さないこと

です。

そのためには、手元に現金を残すことが何より重要です。


なぜ現金が大事なのか?

  • 売上は毎月安定しない
  • 突然の出費が必ずある
  • チャンスは急にやってくる

現金があれば、

  • 耐えられる
  • 攻められる
  • 判断が早くなる

という強みが生まれます。


目安として残したい金額

最低でも、

  • 3ヶ月分の固定費
  • できれば6ヶ月分

を、常に確保しておきたいところです。


③ 事業成長のためにお金を使う

税金と現金を確保したら、
次に考えるのが **「事業を伸ばすための投資」**です。


おすすめの投資先①:広告・集客

事業が回り始めたら、

  • 広告
  • 集客ツール
  • SEO対策

など、売上につながるものに使うのは正解です。

ただし、

  • 少額からテスト
  • 数字を必ず確認

が鉄則です。


おすすめの投資先②:外注・効率化

大学生起業家は、
時間が最大の資産です。

  • デザイン
  • 記事作成
  • 単純作業

を外注することで、

  • 自分は判断と戦略に集中
  • 事業スピードが上がる

という好循環が生まれます。


④ 自分のスキル・知識に投資する

利益が出たあと、
最もリターンが大きい使い道の一つがこれです。


なぜ学びへの投資が重要なのか?

  • スキルは一生消えない
  • 若いほど吸収が早い
  • 判断力が上がる

大学生起業家は、お金より「伸びしろ」が最大の武器です。


投資してOKなもの

  • 本・教材
  • セミナー・講座
  • メンター・相談環境

👉 「怪しい高額商材」ではなく
👉 自分の事業に直結する学びを選びましょう。


⑤ 最後に:自分への報酬・生活費

すべてを我慢する必要はありません。

ただし、順番が大事です。


自分へのお金は「最後」

  • 税金OK
  • 現金OK
  • 事業投資OK

その上で、

無理のない範囲で、最低限

がベストです。


大学生起業家におすすめの考え方

  • 贅沢しない
  • 見栄に使わない
  • 生活レベルを急に上げない

ここを守れる人ほど、後から一気に伸びます。


利益が出た直後にやってはいけないNG行動

最後に、よくある失敗例をまとめます。

  • 高い買い物で自分へのご褒美
  • 売上が安定する前に生活費を上げる
  • 税金を考えずに使い切る
  • 「また稼げばいい」と楽観視

👉 これは失敗テンプレです。


まとめ|利益が出た後のお金の正解ルート

最後に、全体を整理します。

  1. 税金分を必ず確保
  2. 事業に現金を残す
  3. 事業成長に投資
  4. 自分のスキルに投資
  5. 最後に自分への報酬

利益が出た瞬間は、起業のゴールではなくスタート地点です。

お金の使い方を間違えなければ、

  • 事業は安定する
  • 成長スピードが上がる
  • 将来の選択肢が増える

大学生起業の成功は、
「いくら稼いだか」ではなく「お金をどう使ったか」で決まります。

こちらも併せて読んでみて下さい。

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Author of this article

大学生の頃の自分は、「いつか何かやりたいな」と思いながらも、何をすればいいか分からず、正直モヤモヤしていました。そんなある日、地元の喫茶店でたまたま車屋の社長と出会ったことが、人生のきっかけになります。
「自分もやってみよう」と思い、21歳のときに車の仕入れと販売をスタート。実家の自分の部屋に電話線を引き、名刺を作り、今思えばかなり手探りで“起業っぽいこと”を始めました。
就活はせずに学生のまま起業を目指しましたが、現実はうまくいかず、卒業後はいったんフリーターに。それでも起業への気持ちは消えず、社会経験を積もうと広告代理店に就職しました。そこで学んだことを活かし、26歳で独立。広告代理店を立ち上げ、今は40代となり会社を経営しています。
このガイドは、昔の自分のように「何かしたいけど分からないことばかり」の学生に向けて作りました。完璧じゃなくていい。一歩踏み出すためのヒントを、ここで伝えていけたらと思っています。

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