大学生が起業前に必ず整理すべき3つの前提

「起業したい気持ちはある」
「でも、何から始めればいいか分からない」

大学生起業を考え始めたとき、
多くの人がこの状態に陥ります。

そして実は、
ここで立ち止まってしまう原因の多くは
スキル不足でも、才能不足でもありません。

原因はシンプルで、
起業に対する“前提”がズレたまま考えていることです。

この記事では、
大学生が起業前に必ず整理しておくべき3つの前提
現実ベースで解説します。

この3つが整理できると、
・やるべきことが見える
・余計な不安が減る
・行動に移しやすくなる

という変化が起きます。


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前提①:起業は「特別な人がやるもの」ではない

まず最初に整理すべき前提は、これです。

起業は、才能や特別な人だけがやるものではない

多くの大学生は、無意識にこう考えています。

  • 起業できる人=優秀
  • 起業する人=すごい人
  • 自分にはまだ早い

この思い込みがある限り、
起業はずっと「遠い世界」のままです。


なぜ起業が特別に見えるのか

理由は単純です。

  • SNSでは成功者しか目に入らない
  • 失敗や地味な過程が見えない
  • 「結果」だけが切り取られている

ですが現実の起業は、

  • 失敗だらけ
  • 地味な作業の連続
  • 迷いながら進む

という、かなり凡人向けの行動です。

起業は「選ばれた人のイベント」ではなく、
**「やると決めた人の選択肢」**にすぎません。


起業に必要なのは才能ではなく「前提の理解」

起業に必要なのは、

  • 最初からの完成度
  • 正解を知っていること

ではありません。

必要なのは、

  • 分からないまま進めること
  • 間違えながら修正すること

つまり、
できない前提で動けるかどうかです。

この前提を持てるだけで、
起業は一気に現実的な選択肢になります。


前提②:起業は「一発勝負」ではなく「試行回数のゲーム」

2つ目に整理すべき前提は、
起業の“構造”についてです。

起業は一発で成功するものではない

これは、頭では分かっている人も多いです。
ですが、行動レベルでは多くの大学生が
一発勝負の動き方をしています。


一発勝負思考の典型例

  • 最初のアイデアで当てようとする
  • 失敗=才能がないと判断する
  • うまくいかなかったらやめる

この思考のまま起業を考えると、
行動できなくなるのは当然です。

なぜなら、
一発勝負だと思っている人ほど
失敗が怖くなるからです。


現実の起業は「実験の連続」

実際の起業は、こうです。

  • 仮説を立てる
  • 試す
  • ダメなら修正
  • もう一度試す

この繰り返しです。

成功している人ほど、

  • 最初のアイデアにこだわらない
  • うまくいかない前提で動く
  • 回数を重ねる

という動き方をしています。

大学生起業で重要なのは、
当てることではなく、試せる回数を確保することです。


「失敗したら終わり」という前提を捨てる

起業前に整理してほしいのは、これです。

失敗しても、人生は終わらない

大学生であれば、

  • 年齢的なリカバリーが効く
  • 学び直しができる
  • やり直しがいくらでも可能

この環境は、
むしろ起業に向いている状態です。


前提③:起業は「準備が終わってから」始めるものではない

3つ目の前提が、
最も多くの大学生を止めているポイントです。

準備が整ってから起業しよう

一見、正しそうに見えます。
ですが、この前提を持ったままだと
一生スタートできません。


起業準備が終わることはない

なぜなら、

  • 勉強しようと思えばキリがない
  • 知らないことは無限に出てくる
  • 完璧な状態は存在しない

からです。

準備が終わるのを待つ=
永遠に行動しない
という意味になります。


正しい順番は「動きながら整える」

起業における正しい順番は、

  1. 小さく動く
  2. 足りないことに気づく
  3. 必要な準備を足す

この流れです。

準備は、
行動した後にしか本当の意味で見えてきません。


「今の自分にできる最小単位」から始める

起業前に考えるべきは、

  • 何が完璧か
    ではなく
  • 今の自分にできる最小の行動は何か

です。

  • SNSで発信してみる
  • 小さなサービスを出してみる
  • 誰かの悩みを聞いてみる

これらは、
立派な起業準備です。


3つの前提が揃うと、何が変わるのか

ここまでの前提を整理できると、
起業の見え方が大きく変わります。

  • 起業が現実的になる
  • 行動へのハードルが下がる
  • 比較して落ち込まなくなる

そして何より、

「まずやってみよう」と思える状態になります。

起業は、
強い人が勝つ世界ではありません。

動き続けた人が残る世界です。


起業前に不安が消えないのは普通

最後に、
これだけは伝えたいです。

前提を整理しても、
不安がゼロになることはありません。

  • 本当にうまくいくのか
  • 時間を無駄にしないか
  • 周りにどう思われるか

これらの不安は、
行動しても残ります。

でも、
不安があるまま動けるかどうか
起業できる人とできない人の分かれ道です。


まとめ:起業前に整理すべき3つの前提

最後にまとめます。

  • 起業は特別な人のものではない
  • 起業は一発勝負ではなく試行回数のゲーム
  • 準備が終わってから始めるものではない

この3つを前提として持てたとき、
起業は「夢」から「選択肢」に変わります。

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Author of this article

大学生の頃の自分は、「いつか何かやりたいな」と思いながらも、何をすればいいか分からず、正直モヤモヤしていました。そんなある日、地元の喫茶店でたまたま車屋の社長と出会ったことが、人生のきっかけになります。
「自分もやってみよう」と思い、21歳のときに車の仕入れと販売をスタート。実家の自分の部屋に電話線を引き、名刺を作り、今思えばかなり手探りで“起業っぽいこと”を始めました。
就活はせずに学生のまま起業を目指しましたが、現実はうまくいかず、卒業後はいったんフリーターに。それでも起業への気持ちは消えず、社会経験を積もうと広告代理店に就職しました。そこで学んだことを活かし、26歳で独立。広告代理店を立ち上げ、今は40代となり会社を経営しています。
このガイドは、昔の自分のように「何かしたいけど分からないことばかり」の学生に向けて作りました。完璧じゃなくていい。一歩踏み出すためのヒントを、ここで伝えていけたらと思っています。

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