大学生という立場を営業でどう活かすか

大学生起業を考えたとき、多くの人が最初にこう感じます。

  • 「大学生って、営業で不利じゃない?」
  • 「実績もないし、信用されないのでは?」
  • 「社会人相手に話すのが怖い」

この不安は、とても自然です。
実際、大学生という立場は、

  • 年齢が若い
  • 社会経験が少ない
  • 肩書きが弱い

という点で、一見すると営業に不利に見えます。

しかし、ここで重要な事実があります。

大学生という立場は、使い方さえ間違えなければ
営業において「最強の武器」になります。

問題なのは「大学生であること」ではなく、
大学生である自分をどう見せ、どう振る舞うかです。

ここでは、

  • なぜ大学生が営業で不利に感じてしまうのか
  • なぜ多くの大学生が「間違った営業」をしてしまうのか
  • 大学生という立場を、どうすれば営業に変えられるのか

を、現実ベースで詳しく解説します。


なぜ大学生は営業で「不利だ」と思い込んでしまうのか

まず、多くの大学生が持っている前提を整理します。

大学生起業家が営業で不安になる理由は、主にこの3つです。

  • 知識が足りないのではないか
  • 相手のほうが経験豊富なのではないか
  • 対等に話せないのではないか

その結果、

「ちゃんとした大人のふりをしないといけない」

という発想に陥ります。

ここが、最大の間違いです。


大学生がやってはいけない営業の典型例

まず、大学生がやりがちな「逆効果な営業」を整理します。

① 無理に大人っぽく振る舞う

  • 難しい言葉を使う
  • 専門家っぽく話す
  • 自信満々に断定する

これをやると、相手はこう感じます。

  • 「無理してるな」
  • 「本音が見えないな」

結果として、信用が下がります。

大学生の営業で最もやってはいけないのは、
「背伸び」です。


② 大学生であることを隠そうとする

  • 年齢を言わない
  • 立場を曖昧にする
  • 会社員のふりをする

これも逆効果です。

なぜなら、
後から大学生だと分かった瞬間に、

「最初に言ってくれればよかったのに」

という不信感が生まれるからです。


③ 「教えてもらう側」になりすぎる

一方で、

  • すべてを教えてもらおうとする
  • 判断を相手に丸投げする

これも営業としては失敗です。

大学生であっても、
主体性を失った瞬間に、対等な関係は崩れます。


大学生という立場が「営業で有利」になる本当の理由

ではなぜ、大学生という立場が
正しく使えば営業で有利になるのでしょうか。

理由は大きく分けて4つあります。


理由① 相手の警戒心が最初から低い

大学生が話しかけると、
相手はこう感じることが多いです。

  • 「売り込まれなさそう」
  • 「害はなさそう」
  • 「話を聞いてもいいか」

これは、社会人や営業職にはない特権です。

大学生という立場は、
最初から「安心側」に分類されやすいのです。

これは、営業において非常に大きなアドバンテージです。


理由② 「教えてください」が正当な入口になる

社会人が営業で「教えてください」と言うと、
下心を疑われることがあります。

しかし大学生の場合、

  • 素直な質問
  • 学びたい姿勢

として、自然に受け取られます。

つまり大学生は、

質問そのものを営業の入口にできる

という強みを持っています。


理由③ 立場が低いからこそ「聞く営業」ができる

大学生は、

  • 経験
  • 実績
  • 肩書き

で勝負できません。

その代わり、

  • 話を聞く
  • 状況を整理する
  • 相手の言葉を引き出す

という営業スタイルと相性が抜群です。

実は、
**相手にとって最も価値があるのは「話を聞いてもらうこと」**です。

大学生は、これを自然にやれます。


理由④ 応援されやすい立場にある

大学生が本気で取り組んでいる姿を見ると、

  • 応援したくなる
  • 力を貸したくなる

と感じる人は多いです。

これは、

  • 社会人
  • ベテラン起業家

には得にくい感情です。

大学生は、
**「応援されるポジション」**に立てる数少ない存在です。


大学生という立場を営業で活かす正しいスタンス

ここからが最重要です。
大学生が営業で結果を出すために取るべきスタンスは、これです。

「大学生として、誠実に向き合う」

これだけです。

具体的には、次の姿勢を徹底します。


① 大学生であることを最初にオープンにする

  • 年齢
  • 立場
  • 今の状況

これを隠さず、最初に伝えます。

これは弱みではなく、
信頼のスタートラインです。


② 「売る」より「相談する」立場で話す

大学生の営業は、

  • 売り込む
    ではなく
  • 相談する

から始めるのが正解です。

例:

  • こういうことで悩んでいる人が多いのですが
  • 実際の現場ではどうでしょうか

この姿勢が、
自然な会話と信頼を生みます。


③ 自分なりの仮説を持って話す

大学生だからといって、

  • 何も考えていない
  • 何も決めていない

状態で行ってはいけません。

  • 自分はこう考えている
  • だからこう動こうとしている

この仮説があることで、
「ちゃんと考えている大学生」という印象になります。


④ 無理に仕事を取ろうとしない

大学生の営業で最も強いのは、

「今すぐ仕事にならなくてもいい」

という姿勢です。

この余裕が、

  • 押し付け感を消し
  • 信頼を生み
  • 結果的に仕事につながる

という流れを作ります。


大学生営業 × ホームページの相性は最強

大学生という立場は、
ホームページと組み合わせることで真価を発揮します。

  • 営業の場では聞くことに集中
  • 詳細説明はHPに任せる
  • 不安解消もHPで行う

こうすることで、

  • その場で売らなくていい
  • 説明しすぎなくていい
  • 判断は相手に委ねられる

営業が苦手な大学生ほど、
この形はうまく回ります。


大学生営業で絶対にやってはいけないこと

最後に、
大学生という立場を「潰してしまう行動」を整理します。

  • 大人の真似をする
  • 専門家ぶる
  • できない約束をする
  • 大学生であることを恥じる

これらはすべて、
大学生という最大の強みを捨てる行為です。


まとめ:大学生は「弱い営業」ではなく「違う営業」をする

大学生起業において、

  • 大学生=不利
    ではありません。

大学生=営業スタイルが違うだけです。

  • 売らない
  • 押さない
  • 煽らない

その代わりに、

  • 聞く
  • 整理する
  • 誠実に向き合う

この姿勢こそが、
大学生という立場を最大限に活かす営業です。

大学生であることは、
隠すものでも、克服するものでもありません。

正しく使えば、
大学生という立場そのものが、最強の営業ツール
になります。

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Author of this article

大学生の頃の自分は、「いつか何かやりたいな」と思いながらも、何をすればいいか分からず、正直モヤモヤしていました。そんなある日、地元の喫茶店でたまたま車屋の社長と出会ったことが、人生のきっかけになります。
「自分もやってみよう」と思い、21歳のときに車の仕入れと販売をスタート。実家の自分の部屋に電話線を引き、名刺を作り、今思えばかなり手探りで“起業っぽいこと”を始めました。
就活はせずに学生のまま起業を目指しましたが、現実はうまくいかず、卒業後はいったんフリーターに。それでも起業への気持ちは消えず、社会経験を積もうと広告代理店に就職しました。そこで学んだことを活かし、26歳で独立。広告代理店を立ち上げ、今は40代となり会社を経営しています。
このガイドは、昔の自分のように「何かしたいけど分からないことばかり」の学生に向けて作りました。完璧じゃなくていい。一歩踏み出すためのヒントを、ここで伝えていけたらと思っています。

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