「帳簿って、大学生起業でも必要なんですか?」
これは、大学生起業家から必ず出てくる質問です。
- まだ売上も少ないし
- 本格的な会社じゃないし
- 正直、面倒くさそう
こう思う気持ちは、とても自然です。
実際、帳簿をつけずに起業を始める大学生はかなり多いです。
ただし、ここでハッキリ言います。
大学生起業でも、帳簿は「必要」です。
そして、つけないことで困るのは、ほぼ100%あなた自身です。
このページでは、
- 帳簿とは何か
- なぜ大学生起業でも必要なのか
- つけないと何が起きるのか
- どこまでやれば十分なのか
を、専門用語を使わずに解説します。
そもそも「帳簿」とは何なのか?
帳簿と聞くと、
- 分厚いノート
- 難しい数字
- 税理士が使うもの
というイメージを持つかもしれません。
でも、帳簿の正体はとてもシンプルです。
「お金の出入りを記録したメモ」
これが帳簿です。
帳簿に書くのは、この3つだけ
- いつ
- いくら
- 何のために
これを記録するだけ。
- 1月10日:売上 30,000円(Web制作)
- 1月12日:経費 5,000円(サーバー代)
このレベルで十分、帳簿です。
大学生起業でも帳簿は「義務」なのか?
ここで気になるのが、
「法律的に必要なんですか?」
という点だと思います。
結論から言うと、
はい、必要です。
個人事業でも、帳簿作成は義務
大学生起業の多くは、
最初は「個人事業」として始めます。
この場合でも、
- 売上
- 経費
を記録する義務があります。
「大学生だから」「小さいから」という理由で、
帳簿が免除されることはありません。
じゃあ、帳簿をつけなかったらどうなる?
「つけた方がいいのは分かったけど、
つけなくても実際はバレないんじゃない?」
そう思う人もいるかもしれません。
では、帳簿をつけないと何が起きるのかを見ていきましょう。
① 自分のビジネス状況が分からなくなる
帳簿をつけないと、
- どれくらい儲かっているのか
- どれくらい使っているのか
- 今後続けられるのか
すべてが「なんとなく」になります。
これはかなり危険です。
- 頑張っているのにお金が残らない
- 何が悪いのか分からない
- 改善のしようがない
という状態に陥ります。
② お金が消えている感覚になる
帳簿をつけていない大学生起業家が、
よく口にする言葉があります。
「そんなに使った覚えないんですけど…」
これは、
記録していないから覚えていないだけです。
小さな支出の積み重ねが、
気づかないうちに大きな金額になります。
帳簿は、
お金の無駄遣いを防ぐ「ストッパー」でもあります。
③ 税金の話が一気に怖くなる
帳簿をつけていないと、
- 利益がいくらか分からない
- 税金がいくらかかるか分からない
という状態になります。
すると、
- 税金=怖い
- 確定申告=無理
という感情が生まれます。
本来、税金は
帳簿があれば怖くありません。
怖くなる原因は、
「分からない」ことです。
④ いざという時に説明できない
- 親に説明するとき
- 大人に相談するとき
- 税理士に頼むとき
帳簿がないと、
「今どうなっているの?」に答えられません。
結果、
- 信用されにくい
- アドバイスももらえない
という状況になります。
「ちゃんとした帳簿」を作る必要はある?
ここで、多くの大学生が勘違いします。
「ちゃんとした帳簿を作らないとダメなんですよね?」
答えは、NOです。
大学生起業で必要なのは「完璧な帳簿」ではない
大学生起業で大切なのは、
- 正確さ100点
- 専門家レベル
ではありません。
**「自分で把握できる帳簿」**です。
最初はこれで十分
- 売上が分かる
- 経費が分かる
- 利益が分かる
この3点が分かればOK。
Excelでも、
ノートでも、
会計アプリでも構いません。
帳簿をつけることで得られるメリット
帳簿をつけ始めると、
起業にこんな変化が起きます。
① 判断が早くなる
- このサービス続けるべき?
- 価格を上げるべき?
帳簿を見れば、
感覚ではなく数字で判断できます。
② 不安が減る
- 今どれくらい余裕があるか
- いつまで続けられるか
が見えると、
メンタルが安定します。
③ 起業が「現実的」になる
帳簿は、
夢を壊すものではありません。
夢を現実に落とし込む道具です。
大学生起業家が最初に意識すべき帳簿の考え方
最後に、
これだけは覚えておいてください。
帳簿は「自分を縛るもの」ではない
- 面倒な義務
- 怖い作業
そう思われがちですが、違います。
帳簿は、
自分を守るための道具
続けるための仕組み
です。
まとめ:大学生起業でも帳簿は「必須」
- 大学生起業でも帳簿は必要
- つけないと、自分が一番困る
- 完璧を目指さなくていい
- 「把握できること」が最優先
帳簿は、
起業を続ける人ほど味方になります。
