大学生起業でやってはいけない営業の振る舞い

大学生起業に挑戦すると、ほぼ全員が一度は営業の場に立ちます。

  • 知人にサービスを説明する
  • イベントや交流会で話す
  • SNSやDMで声をかける

このとき多くの大学生が、

「失礼にならないように」
「ちゃんとして見えるように」

と必死になります。

しかし、大学生起業で営業がうまくいかない原因の多くは、
やる気不足でも、能力不足でもありません。

「やってはいけない振る舞い」を、無意識にやってしまっているだけです。

大学生起業の営業は、
社会人営業や法人営業とはまったく別物です。

ここでは、
大学生起業で信用を一気に失う営業の振る舞いを、
なぜダメなのか・どう直せばいいのかという視点で詳しく解説します。


なぜ大学生は「間違った営業」をしてしまうのか

まず前提として理解しておくべきことがあります。

大学生起業でやってはいけない営業の多くは、

  • 善意
  • 真面目さ
  • 頑張ろうという気持ち

から生まれています。

つまり、
悪気は一切ありません。

しかし営業の世界では、

「気持ち」より「受け取られ方」

がすべてです。

相手がどう感じるかを無視すると、
どれだけ誠実でも逆効果になります。


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やってはいけない営業の振る舞い①

いきなりサービス説明から入る

大学生起業で最も多く、
最も破壊力のあるNG行動がこれです。

  • 初対面でサービス説明
  • 相手の状況を聞く前に提案
  • 名刺交換→すぐ説明

相手はこの瞬間、こう感じます。

  • 「売られる流れだな」
  • 「身構えたほうがいいな」

この時点で、
相手の心は閉じています。

大学生起業の営業で最初にやるべきは、

  • 説明
    ではなく
  • 理解

です。


やってはいけない営業の振る舞い②

無理に「大人っぽく」振る舞う

  • 専門用語を多用する
  • 自信満々に断定する
  • 専門家のように話す

これは、大学生がやりがちな失敗です。

相手は、

  • 「無理してるな」
  • 「背伸びしてるな」

と、無意識に感じ取ります。

大学生起業の営業で信用されるのは、

  • すごい人
    ではなく
  • 正直な人

です。


やってはいけない営業の振る舞い③

「すごそう」に見せようとする

  • 実績を盛る
  • 曖昧な表現で誤魔化す
  • 話を大きくする

これは短期的には通用しても、
中長期で必ず崩れます。

大学生起業では、

  • 実績の量
    より
  • 誠実さの一貫性

のほうがはるかに重要です。

「できないことを言わない」
これが、最大の信頼構築です。


やってはいけない営業の振る舞い④

相手の話を「正解」で潰す

大学生起業家は、

  • 学んだばかりの知識
  • 本やSNSで得た情報

を使って、
相手の話に正解を被せがちです。

例:

  • 「それは◯◯が原因ですね」
  • 「普通はこうします」

しかし相手は、

  • 答え
    ではなく
  • 理解

を求めています。

大学生起業の営業では、

  • 正解を言う
    より
  • 一緒に整理する

姿勢が必要です。


やってはいけない営業の振る舞い⑤

断られる前提で卑屈になる

営業が苦手な大学生ほど、

  • 「どうせ無理ですよね…」
  • 「大学生なので…」

と、先に自分を下げてしまいます。

これは、

  • 謙虚
    ではなく
  • 不安を相手に移している

状態です。

相手は、

  • 「この人、大丈夫かな?」

と不安になります。

大学生起業の営業では、

  • 強気
    でも
  • 弱気
    でもなく

落ち着いた誠実さが必要です。


やってはいけない営業の振る舞い⑥

その場で決断させようとする

  • 今日中にどうですか?
  • 今決めたほうがいいですよ
  • すぐ動かないと損です

これは、大学生起業ではほぼ確実に逆効果です。

大学生起業の営業で、

  • 即決を迫る
  • 不信感を生む

と考えてください。

大学生という立場では特に、

  • 押しの強さ
  • 怖さ

として伝わります。


やってはいけない営業の振る舞い⑦

「誰にでも売ろう」とする

  • とにかく数を当たる
  • 合わない相手にも提案
  • 断られても引かない

これは、
大学生起業の信用を一気に下げます。

大学生起業では、


  • より
  • 相性

がすべてです。

合わない人に無理に売らない姿勢は、
信頼につながります。


大学生起業で「やるべき営業」の考え方

ここまで「やってはいけない」を整理してきましたが、
大学生起業でやるべき営業は、とてもシンプルです。

売らない。整理する。任せる。

  • 売らない
    → 押し付けない
  • 整理する
    → 相手の状況を言語化する
  • 任せる
    → 判断は相手に委ねる

この姿勢があれば、
大学生という立場は弱みではなくなります。


大学生起業の営業は「信用を削らないこと」が最優先

大学生起業では、

  • 1回の契約
    より
  • 長期的な信用

のほうが何倍も重要です。

やってはいけない営業の多くは、

  • 今すぐ成果を出そう
    とするあまり
  • 信用を削る

行為です。

大学生起業は短距離走ではなく、
信用を積み上げるマラソンです。


まとめ:大学生起業の営業で一番やってはいけないこと

最後に、
最も重要なことを一つだけ伝えます。

大学生起業で一番やってはいけない営業の振る舞いは、

「社会人営業の真似をすること」

です。

大学生には、

  • 大学生だからできる営業
  • 大学生だから許される距離感
  • 大学生だから生まれる信頼

があります。

  • 背伸びしない
  • 盛らない
  • 押さない

この3つを守るだけで、
大学生起業の営業は驚くほど楽になります。

営業とは、

  • 売る技術
    ではなく
  • 信用を壊さない姿勢

です。

この姿勢を持てた大学生起業家から、
営業は「怖いもの」ではなく
人と自然につながる行為に変わっていきます。

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Author of this article

大学生の頃の自分は、「いつか何かやりたいな」と思いながらも、何をすればいいか分からず、正直モヤモヤしていました。そんなある日、地元の喫茶店でたまたま車屋の社長と出会ったことが、人生のきっかけになります。
「自分もやってみよう」と思い、21歳のときに車の仕入れと販売をスタート。実家の自分の部屋に電話線を引き、名刺を作り、今思えばかなり手探りで“起業っぽいこと”を始めました。
就活はせずに学生のまま起業を目指しましたが、現実はうまくいかず、卒業後はいったんフリーターに。それでも起業への気持ちは消えず、社会経験を積もうと広告代理店に就職しました。そこで学んだことを活かし、26歳で独立。広告代理店を立ち上げ、今は40代となり会社を経営しています。
このガイドは、昔の自分のように「何かしたいけど分からないことばかり」の学生に向けて作りました。完璧じゃなくていい。一歩踏み出すためのヒントを、ここで伝えていけたらと思っています。

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