大学生が必ずぶつかる「意思決定」の考え方

起業を始めると、ほぼ確実にぶつかる壁があります。それが「意思決定」です。

「この選択で合っているのか分からない」
「失敗したらどうしよう」
「もっといい選択肢がある気がする」

実は、起業が止まる最大の原因は、能力不足でも、行動力不足でもありません。“決められないこと”です。この記事では、大学生の起業家がなぜ意思決定で止まりやすいのか、そして前に進み続ける人が、どう考えて決めているのかを、現場目線で書いていきます。なかなか決められない人は是非読んでみて下さい。


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大学生の起業に「正解の意思決定」は存在しない

最初に、とても大事な前提を共有します。

大学生の起業に、最初から正解だと分かる意思決定は存在しません。

  • 売れるかどうか
  • 続くかどうか
  • 伸びるかどうか

これらはすべて、やってみないと分からないものです。それにもかかわらず、多くの大学生起業家は、

「失敗しない選択」を探そうとします。

この瞬間、意思決定は一気に重くなります。


なぜ大学生の起業家は意思決定が怖くなるのか

意思決定ができなくなる理由は、ほぼ心理的なものです。

理由① 失敗=終わりだと思っている

大学生の起業では、

「一度失敗したら、もうダメ」

と感じやすい傾向があります。しかし現実は逆です。

大学生での起業の強みは、失敗しても取り返せることです。

  • 社会的立場
  • 失う資産
  • 責任の重さ

どれも、本業の経営者より圧倒的に軽い。


理由② 他人の成功例と比べすぎる

SNSや記事を見ると、

  • 短期間で成功
  • 一気に売上
  • スマートな戦略

こうした情報が目に入ります。すると、

「自分の選択は間違っている気がする」

と、判断が鈍ります。比較が増えるほど、意思決定は遅くなります。


意思決定で止まる大学生起業家の典型パターン

ここで、よくある失敗パターンを整理します。

パターン① 情報を集め続ける

  • 本を読む
  • 動画を見る
  • 人に聞く

一見、慎重で良さそうですが、実際は決断を先延ばしにしているだけです。


パターン② 完璧な準備をしようとする

  • サービスを完璧に
  • 仕組みを整えてから
  • 自信がついてから

この状態では、一生スタートできません。


前に進める大学生起業家の意思決定の考え方

では、前に進み続ける大学生起業家は、どう考えて決めているのか。ここからが本題です。


考え方① 意思決定は「当てるもの」ではなく「試すもの」

売れている大学生起業家は、意思決定をこう捉えています。

「正解を当てよう」ではなく
「仮説を試そう」

  • うまくいくか分からない
  • でも試してみる価値はある

このスタンスだから、決断が早くなります。


考え方② 決断の基準を「感情」と「条件」に分ける

意思決定が重くなる原因は、

  • 不安
  • 焦り
  • 恐怖

と、判断基準が混ざっているからです。前に進む人は、

  • 感情は感情
  • 判断は条件

と、切り分けています。

例えば、

  • 時間はあるか
  • お金は足りるか
  • やり直せるか

条件がOKなら、GO。


考え方③ 「失敗したらどうするか」を先に決める

意思決定が怖いのは、

「失敗した後が想像できない」

からです。前に進む大学生起業家は、こう考えています。

「失敗したら、次はこうする」

  • 〇ヶ月で結果が出なければ撤退
  • ダメなら別案に切り替える

逃げ道を用意した決断は、驚くほど軽くなります。


考え方④ 小さく決めて、小さく試す

大学生起業の意思決定で、一番やってはいけないのが、

「一発で大きく決めようとする」

ことです。

  • いきなり大きな投資
  • 完璧なサービス設計

これでは、決断が怖くなって当然です。正解は、

小さく決めて、小さく試す

  • まず1人
  • まず1ヶ月
  • まず1回

この積み重ねが、結果的に大きな前進になります。


考え方⑤ 決めた後に「正解にしていく」

前に進む大学生起業家は、こう考えています。

「選択を正解にするのは、
決めた後の行動だ」

選択そのものより、

  • どれだけ改善するか
  • どれだけ続けるか

が結果を左右します。


意思決定が早くなるシンプルな質問

迷ったとき、自分にこう聞いてください。

  • 今、最悪どうなる?
  • それは本当に致命的?
  • 得られる経験は何?

多くの場合、

「思ったより大したことない」

と気づきます。


大学生起業でやってはいけない意思決定

最後に、避けるべき判断を整理します。

  • 不安だけで決める
  • 他人の成功例だけで決める
  • 完璧を条件にする

これらはすべて、行動を止める意思決定です。


まとめ:意思決定が変わると、起業の景色が変わる

大学生起業で重要なのは、

  • 正解を選ぶ力
    ではなく
  • 決めて進む力

です。

  • 決められない人は止まり
  • 決めて修正できる人は進む

意思決定とは、才能ではなく慣れです。小さく決めて、小さく失敗して、小さく改善する。この繰り返しができる人が、大学生起業で一番遠くまで行ける人です。最後まで読んで頂きありがとうございます。お時間のある方は下記も読んでみて下さい。

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Author of this article

大学生の頃の自分は、「いつか何かやりたいな」と思いながらも、何をすればいいか分からず、正直モヤモヤしていました。そんなある日、地元の喫茶店でたまたま車屋の社長と出会ったことが、人生のきっかけになります。
「自分もやってみよう」と思い、21歳のときに車の仕入れと販売をスタート。実家の自分の部屋に電話線を引き、名刺を作り、今思えばかなり手探りで“起業っぽいこと”を始めました。
就活はせずに学生のまま起業を目指しましたが、現実はうまくいかず、卒業後はいったんフリーターに。それでも起業への気持ちは消えず、社会経験を積もうと広告代理店に就職しました。そこで学んだことを活かし、26歳で独立。広告代理店を立ち上げ、今は40代となり会社を経営しています。
このガイドは、昔の自分のように「何かしたいけど分からないことばかり」の学生に向けて作りました。完璧じゃなくていい。一歩踏み出すためのヒントを、ここで伝えていけたらと思っています。

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