大学生起業に興味を持ったとき、多くの人が最初につまずくのが「会計・お金まわり」です。
簿記が必要?税金が難しそう?確定申告?
こうした言葉を見ただけで、「自分には無理かも」と感じてしまう大学生は少なくありません。
ですが、結論から言います。
大学生起業に必要な会計知識は、世間が思っているほど多くありません。
むしろ「最初から完璧に理解しようとすること」こそが、行動を止める最大の原因です。
ここでは、20代大学生がゼロから起業する際に
**「ここまで分かっていれば十分」**というラインだけを、分かりやすく解説します。
会計が不安になる本当の理由
大学生が会計を難しく感じる理由は、知識不足ではありません。
理由はたった一つです。
「経営者レベルの会計」を最初から求めてしまっているから。
ネットや本には、
・決算書を読め
・節税を考えろ
・キャッシュフローを管理しろ
といった言葉が並びます。
しかし、これはある程度売上が立ってから考える話です。
月商が数万円〜数十万円の大学生起業で、
いきなり高度な会計知識は必要ありません。
必要なのは、
「お金の流れを把握できているかどうか」
これだけです。
大学生起業で最低限おさえるべき会計の全体像
大学生起業で必要な会計知識は、次の4つに集約されます。
- お金の「出入り」を把握する
- 利益が出ているかを判断する
- 税金が発生するタイミングを知る
- 「分からないものは人に任せる」という判断
これ以上でも、これ以下でもありません。
順番に解説していきます。
① お金の「出入り」が分かればOK
まず最初に理解すべきなのは、
売上と支出を混同しないことです。
・売上:自分のサービスや商品が売れて入ってきたお金
・支出:事業のために使ったお金
この2つを、最低限メモできていれば問題ありません。
完璧な帳簿は不要です。
最初は、
・いつ
・何で
・いくら入った/出たか
これが分かればOK。
ノートでも、スマホのメモでも、スプレッドシートでも構いません。
大切なのは**「記録する習慣」**です。
② 「売上」と「利益」の違いだけ理解する
大学生起業でよくある勘違いが、
「売上=儲け」
だと思ってしまうことです。
例えば、
・売上:10万円
・支出:7万円
この場合、
利益は3万円です。
当たり前の話ですが、これを曖昧にしたまま進む人が非常に多い。
起業初期に必要なのは、
利益がプラスかマイナスかを判断できること。
細かい原価計算や会計処理は不要です。
「今月、手元にお金が残っているか?」
これを冷静に見られるだけで十分です。
③ 税金は「儲かったら払う」と覚えておく
税金と聞くと、大学生は一気に身構えます。
ですが、最初に覚えておくべきことは一つだけ。
「利益が出なければ、基本的に税金はほとんど発生しない」
という事実です。
売上が少なく、利益も小さいうちは、
税金の心配をしすぎる必要はありません。
重要なのは、
・利益が出たら税金がかかる
・だから利益を把握しておく
この2点だけ。
確定申告や税率の細かい話は、
必要になったときに調べれば十分です。
④ 会計は「できる人がやる」と割り切る
大学生起業で非常に重要な考え方があります。
それは、
**「全部を自分でやらなくていい」**という発想です。
会計や税務は、
・税理士
・会計ソフト
・無料の相談窓口
など、頼れる選択肢が山ほどあります。
起業初期の大学生がやるべきことは、
・サービスを作る
・お客さんと話す
・価値を提供する
この3つです。
会計に時間を使いすぎて、行動が止まるのは本末転倒です。
大学生起業で「知らなくていい」会計知識
逆に、最初は知らなくていいことも明確にしておきます。
・高度な簿記知識
・節税テクニック
・財務諸表の読み込み
・難解な税法の理解
これらは、売上が安定してからで十分。
「知らないと失敗する」というより、
「知らなくても始められる」が正解です。
会計は「勉強」ではなく「道具」
最後に一番大切なことを伝えます。
会計は、
あなたを縛るための知識ではありません。
行動を止めるための壁でもありません。
会計は、
自分の事業を守るための道具です。
大学生起業において必要なのは、
・お金の流れが分かる
・利益を把握できる
・困ったら相談する判断ができる
これだけ。
完璧を目指す必要はありません。
「最低限でいい」と割り切れた人ほど、
起業はスムーズに進みます。
まとめ:大学生起業の会計は「ここまで」でOK
・売上と支出を記録できる
・利益が出ているか判断できる
・税金は儲かってから考える
・分からないことは人に任せる
この4つができていれば、
大学生起業の会計知識としては十分合格です。
会計で悩む時間を、
一歩踏み出す行動に変えていきましょう。
起業は、知識より「実践」がすべてです。
