大学生起業で時間が足りない人の共通点

大学生起業を考えている人から、
ほぼ必ず出てくる悩みがあります。

「やりたい気持ちはあるんですけど、時間がなくて…」
「大学・バイト・課題で手一杯です」

これは甘えでも、意識が低いわけでもありません。
むしろ、真面目な大学生ほど陥りやすい悩みです。

ただし、ここで一つはっきりさせておきます。

大学生起業で「時間が足りない」と感じている人の多くは、
本当に時間がないのではありません。
“時間の使い方の前提”がズレています。

この記事では、
大学生起業で時間が足りなくなる人に共通する考え方・行動パターンを整理し、
どう修正すればいいのかまで解説します。


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まず前提:時間が「余る」大学生起業は存在しない

最初に重要な前提を置いておきます。

大学生起業において、時間に余裕がある状態はほぼ存在しません。

  • 授業
  • レポート
  • 試験
  • アルバイト
  • 人間関係

これらがある中で起業を考えるのが、大学生です。

つまり、

時間ができたら起業する

という発想そのものが、
永遠に始まらない思考なのです。


共通点①:「時間ができたらやる」と考えている

時間が足りない人の最初の共通点がこれです。

  • 今日は忙しい
  • 来週は余裕ができそう
  • 落ち着いたら始める

この思考の問題点は、
時間を“先にもらえるもの”だと思っていることです。


現実は「時間は奪い合い」

大学生生活では、

  • 課題が増える
  • バイトがシフトを増やす
  • 急な予定が入る

など、
時間は常に削られていきます。

「空いた時間で起業」は、
ほぼ確実に実現しません。

起業は、
時間を“作る前提”で進めるものです。


共通点②:起業を「まとまった作業」だと思っている

時間が足りない人は、
起業をこう捉えがちです。

  • 2〜3時間まとまって必要
  • 休日に腰を据えてやるもの
  • ちゃんと時間を取らないと意味がない

この考え方が、
起業を一気に遠ざけます。


起業は「細切れ」で進めるもの

現実の起業は、

  • 10分で調べる
  • 15分で書く
  • 5分で投稿する

こうした細切れの積み重ねです。

まとまった時間が取れる日を待つより、
毎日少しずつ進めた人の方が、圧倒的に前に進みます。


共通点③:「全部ちゃんとやろう」としている

真面目な大学生ほど、
この罠にハマります。

  • 授業も全力
  • バイトも全力
  • 起業準備も全力

理想的に見えますが、
現実には破綻します。


優先順位が「全部1位」になっている

時間が足りない人ほど、

  • 何が一番大事か
  • 今は何を削るか

を決めていません。

結果として、

  • すべて中途半端
  • 常に追われている
  • 起業が後回しになる

という状態になります。

起業期には、
意図的に手を抜く場所を決める必要があります。


共通点④:準備と行動を分けすぎている

時間が足りない人は、
こう考えがちです。

  • 今日は準備
  • 余裕ができたら行動
  • もう少し整ってから動く

この分け方が、
時間を奪います。


準備と行動は同時進行でいい

起業では、

  • 調べながら
  • 迷いながら
  • 不完全なまま

動くのが普通です。

準備を「完了させてから動く」
という発想を持つと、
永遠に準備中になります。


共通点⑤:SNS・スマホ時間を「ノーカウント」にしている

これは耳が痛い人も多いはずです。

  • ちょっとSNSを見る
  • 少し動画を見る
  • 気づいたら30分

これを、

忙しい中の息抜き

として、
時間として認識していないケースです。


問題は「使っていること」ではない

ここで勘違いしてほしくないのは、

  • SNSを見るな
  • 娯楽を全部やめろ

という話ではありません。

問題は、

時間を使っている自覚がないこと

です。

無自覚な30分は、
起業にとって最も危険です。


共通点⑥:「完璧にやる前提」で考えている

時間が足りない人ほど、
行動のハードルが高くなっています。

  • ちゃんと考えてから
  • クオリティを上げてから
  • 中途半端は意味がない

この完璧主義が、
行動時間を奪います。


60点で出す方が、時間は増える

起業では、

  • 100点を1回
    より
  • 60点を5回

の方が、
圧倒的に前に進みます。

完璧を目指すほど、
1つの作業にかかる時間が膨らみます。


共通点⑦:起業を「特別枠」に入れている

時間が足りない人は、
起業をこう扱っています。

  • 本気の時にやる
  • 特別な時間が必要
  • 失敗できない

その結果、

  • 日常の中に組み込めない
  • 常に後回しになる

という状態になります。


起業は「日常作業」に落とすと続く

うまくいっている大学生起業家ほど、

  • 歯磨きのように
  • バイト前後のルーティンとして
  • 毎日少しやる

という形で、
起業を生活の一部にしています。


時間が足りない状態から抜け出す考え方

ここまでの共通点を踏まえて、
修正すべき考え方をまとめます。

  • 時間は「空く」のではなく「作る」
  • 起業は細切れで進めていい
  • 全部を完璧にやらなくていい
  • 準備と行動は同時進行
  • 起業を日常に組み込む

これだけで、
体感できる時間は大きく変わります。


まとめ:時間が足りない人ほど「やり方」を変えるべき

最後にまとめます。

  • 大学生起業で時間が余ることはない
  • 「時間ができたらやる」は永遠に来ない
  • まとまった時間を待つと進まない
  • 完璧主義が時間を奪う
  • 起業は日常に組み込むもの

大学生起業で必要なのは、
時間管理のテクニックではありません。

時間の使い方に対する前提の修正です。

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Author of this article

大学生の頃の自分は、「いつか何かやりたいな」と思いながらも、何をすればいいか分からず、正直モヤモヤしていました。そんなある日、地元の喫茶店でたまたま車屋の社長と出会ったことが、人生のきっかけになります。
「自分もやってみよう」と思い、21歳のときに車の仕入れと販売をスタート。実家の自分の部屋に電話線を引き、名刺を作り、今思えばかなり手探りで“起業っぽいこと”を始めました。
就活はせずに学生のまま起業を目指しましたが、現実はうまくいかず、卒業後はいったんフリーターに。それでも起業への気持ちは消えず、社会経験を積もうと広告代理店に就職しました。そこで学んだことを活かし、26歳で独立。広告代理店を立ち上げ、今は40代となり会社を経営しています。
このガイドは、昔の自分のように「何かしたいけど分からないことばかり」の学生に向けて作りました。完璧じゃなくていい。一歩踏み出すためのヒントを、ここで伝えていけたらと思っています。

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