大学生が知っておくべき「経営資源」の超基本

起業を始めると、多くの人がこんな状態になります。

  • やることが多すぎる
  • 何が正解か分からない
  • とにかく手を動かしている

それなのに、

  • 成果が出ない
  • 手応えが薄い
  • ずっと忙しい

この原因の多くは、努力不足ではありません。

「経営資源」を理解しないまま、手当たり次第に動いていること

これが、起業で遠回りする最大の理由です。

この章では、

  • 経営資源とは何か
  • なぜ大学生起業家ほど重要なのか
  • どう使い、どう考えればいいのか

を、超基本レベルから書いていきますので、是非読んでみて下さい。


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そもそも「経営資源」とは何か?

経営資源と聞くと、

  • 難しそう
  • 会社が大きくなってからの話
  • 大学生には関係ない

そう感じるかもしれません。でも、経営資源とはとてもシンプルです。

「事業を前に進めるために使える、すべての材料」

これが、経営資源です。

  • 必ず使っている
  • 毎日消費している

にもかかわらず、意識されていないことが多いのが問題なのです。


経営資源の超基本は「4つ」だけ

起業で、まず理解すべき経営資源は4つです。

  1. お金
  2. 時間
  3. 人(人間関係・信用)
  4. 知識・経験

これ以上、細かく分ける必要はありません。まずは、この4つをどう持っていて、どう使っているかを考えるだけで十分です。


経営資源① お金 〜一番分かりやすく、一番誤解されやすい〜

お金は、最も分かりやすい経営資源です。

  • 初期費用
  • 生活費
  • 事業に使える余裕

起業家は、

  • お金がない
  • 資金が少ない

と感じがちですが、ここで大事なのは金額ではありません。

「お金をどう使うか」

です。起業の初期で重要なのは、

  • 大きく使わない
  • 固定費を増やさない
  • 失敗しても立て直せる使い方

お金は、

  • 使えば増えることもある
  • でも一気に減ると動けなくなる

扱い方次第で、味方にも敵にもなる資源です。


経営資源② 時間 〜大学生起業で一番貴重な資源〜

大学生の起業において、最も重要で、最も見落とされがちな資源が時間です。

  • 学業
  • バイト
  • プライベート

その中で使える時間は、実はかなり限られています。にもかかわらず、多くの大学生起業家は、

時間を「無限にあるもの」のように扱ってしまう

結果として、

  • 作業に時間を溶かす
  • 売上に直結しないことに使う
  • 疲れて止まる

という状態になります。

時間は、

  • 増やせない
  • 貯められない

最もシビアな経営資源です。


経営資源③ 人(人間関係・信用)

起業で「人脈がない」と悩む人は多いです。でも、ここで言う「人」とは、

  • 有名な人
  • すごい人

だけではありません。

話を聞いてくれる人
相談してくれる人
紹介してくれる人

これらすべてが、立派な経営資源です。起業の初期では、

  • 数より質
  • 広さより深さ

が圧倒的に重要です。

1人でも、

  • 何度も相談してくれる
  • 紹介してくれる

人がいれば、事業は前に進みます。


経営資源④ 知識・経験 〜大学生だからこその資源〜

大学生の起業家はよく、

  • 自分にはスキルがない
  • 経験が足りない

と感じます。でも、実はこれは大きな勘違いです。

「今まさに学んでいること」
「最近つまずいたこと」
「少し前にできるようになったこと」

これらは、同じ段階の人にとっては価値ある知識・経験です。大学生の起業の初期では、

  • プロレベルの知識
  • 完璧な実績

は、必要ありません。

“少し先を知っている”こと自体が、経営資源

になります。


なぜ大学生は経営資源をムダにしやすいのか?

理由は、とてもシンプルです。


理由①「全部足りない」と思い込んでいる

  • お金がない
  • 人脈がない
  • スキルがない

こう思うと、

「どうせ足りないから」と、雑に使ってしまう

という状態になります。


理由② 資源を「意識せずに」使っている

  • 時間を溶かす
  • 無料でやりすぎる
  • 人に頼られすぎる

これはすべて、経営資源を無自覚に消費している状態です。


起業でやるべき経営資源の基本的な考え方

ここからが重要です。大学生の起業でまずやるべきことは、

経営資源を「増やす」ことではなく「配分を間違えない」こと

です。


① 4つの資源を同時に使おうとしない

  • お金
  • 時間
  • 知識

すべてを一気に使うと、消耗が激しくなります。起業では、

「今、何を使うフェーズか」

を決めることが重要です。


② 一番弱い資源を基準に考える

  • お金が少ないなら、時間を使いすぎない
  • 時間がないなら、やることを絞る

弱い資源を無視すると、必ず破綻します。


③ 経営資源は「減る前提」で扱う

起業では、

  • 失敗
  • 試行錯誤

は避けられません。だからこそ、

減っても立て直せる使い方

を意識することが重要です。


経営資源を理解している大学生起業家の行動パターン

経営資源を意識できている起業家は、

  • 行動が少ない
  • でも成果が出やすい

という特徴があります。

  • やらないことを決めている
  • 無理をしない
  • 消耗しない

結果として、

長く続けられる起業

になります。


大学生の起業家へのメッセージ

起業で一番怖いのは、

  • 失敗すること
    ではなく
  • 経営資源を使い切ってしまうこと

です。

  • 時間を溶かし
  • 信用をすり減らし
  • 気力を失う

こうなると、再挑戦が難しくなります。経営資源を理解するとは、

「自分をすり減らさずに、事業を前に進めるための考え方」

を身につけることです。まずは難しく考えなくていい。

  • 今、自分は何を持っているか
  • それをどこに使っているか

この2つを、一度紙に書き出してみてください。それだけで、起業の景色はかなりクリアになります。まずは一歩踏み出してみて下さいね。併せて下記も読んでみて下さい。

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Author of this article

大学生の頃の自分は、「いつか何かやりたいな」と思いながらも、何をすればいいか分からず、正直モヤモヤしていました。そんなある日、地元の喫茶店でたまたま車屋の社長と出会ったことが、人生のきっかけになります。
「自分もやってみよう」と思い、21歳のときに車の仕入れと販売をスタート。実家の自分の部屋に電話線を引き、名刺を作り、今思えばかなり手探りで“起業っぽいこと”を始めました。
就活はせずに学生のまま起業を目指しましたが、現実はうまくいかず、卒業後はいったんフリーターに。それでも起業への気持ちは消えず、社会経験を積もうと広告代理店に就職しました。そこで学んだことを活かし、26歳で独立。広告代理店を立ち上げ、今は40代となり会社を経営しています。
このガイドは、昔の自分のように「何かしたいけど分からないことばかり」の学生に向けて作りました。完璧じゃなくていい。一歩踏み出すためのヒントを、ここで伝えていけたらと思っています。

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