― フォロワー0の大学生が「仕事が来る人」になるまで ―
「発信を頑張れば仕事につながる」
これはよく聞く言葉ですが、実際には
発信しても何も起きない大学生と
自然と仕事が舞い込む大学生がはっきり分かれます。
その違いは、才能や運ではありません。
“正しい流れ”を理解しているかどうか、ただそれだけです。
この章では、大学生がゼロから起業するにあたって、
「発信 → 信頼 → 仕事」という流れが
どのように生まれ、どう育っていくのかを
順を追って解説していきます。
1. 仕事につながる発信は「自己表現」ではない
多くの大学生が最初につまずくポイントがあります。
それは、発信を自己表現だと思ってしまうことです。
- 自分の考え
- 自分の夢
- 自分の頑張り
- 自分の成長記録
これらは発信としては悪くありません。
しかし、仕事につながる発信とは別物です。
仕事につながる発信の本質は、
**「誰かの課題を、言葉で代弁すること」**です。
発信=自分を語ること
ではなく
発信=相手の悩みを言語化すること
この視点に切り替わった瞬間から、
発信の質は大きく変わります。
2. 発信が仕事になるまでの全体像
まずは全体の流れを整理しましょう。
発信 → 仕事 までの基本ステップ
- 悩み・課題を言語化する発信
- 「この人、わかってる」と感じてもらう
- 実体験や失敗談で信頼が生まれる
- 「相談してみたい人」になる
- 小さな仕事・相談が発生する
- 実績として発信する
- 次の仕事につながる
この流れは、フォロワー数に関係ありません。
フォロワーが100人でも、10人でも起こります。
重要なのは、
“誰に向けた発信か”が明確かどうかです。
3. 最初にやるべきは「発信テーマの固定」
仕事につながらない大学生の多くは、
発信テーマが毎回バラバラです。
- 起業の話
- 日常の話
- 勉強の話
- たまに愚痴
これでは、
「この人は何ができる人なのか」が伝わりません。
テーマは「1つ」でいい
大学生起業の発信では、最初はこれで十分です。
- 自分が今、悩んでいること
- 少し前まで悩んでいたこと
- 調べて理解できたこと
- 小さく実践したこと
ポイントは、
“過去の自分と同じ悩みを持つ人”を想定することです。
あなたは完璧である必要はありません。
むしろ、少し先を歩いている存在が一番共感されます。
4. 共感 → 信頼 が生まれる発信の型
仕事につながる発信には、
ほぼ共通する「型」があります。
基本の発信構成(超重要)
- 悩みの提示
- 当時の感情
- 気づいたこと
- 今の考え
例を挙げると、
- 「起業したいけど、何から始めればいいかわからなかった」
- 「情報が多すぎて、正直怖かった」
- 「でも、全部やろうとするのをやめたら楽になった」
- 「まずは○○だけやればいいと気づいた」
このような発信は、
読む側にこう思わせます。
「この人、自分と同じことで悩んでたんだ」
「しかも、ちゃんと乗り越えてる」
ここで初めて、
“信頼の芽”が生まれます。
5. 「教える人」より「一緒に考える人」になる
大学生が仕事につなげるうえで、
絶対に意識してほしいことがあります。
それは、
上から教えようとしないことです。
起業初期の発信では、
- 正解を断言しない
- 失敗談を隠さない
- 試行錯誤の途中を見せる
これが圧倒的に強い。
人は「正解を言う人」よりも、
「自分の立場を理解してくれる人」に相談します。
だからこそ、
「まだ試してる途中ですが」
「正解かはわかりませんが」
こうした言葉は、
信頼を下げるどころか、むしろ上げます。
6. 相談が生まれる瞬間は突然やってくる
発信を続けていると、
ある日突然、こんなメッセージが届きます。
- 「ちょっと相談してもいいですか?」
- 「同じことで悩んでいて…」
- 「話を聞いてほしいです」
この瞬間が、
仕事の入口です。
ここで重要なのは、
売り込まないこと。
最初は、
- 話を聞く
- 共感する
- 自分の経験を少し話す
これだけで十分です。
仕事は、
「この人なら安心して頼めそう」
そう思われた結果として生まれます。
7. 小さな実績は、必ず発信する
相談や小さな仕事を受けたら、
必ずやるべきことがあります。
それは、
実績として発信することです。
もちろん、
- 実名は出さない
- 内容はぼかす
- 感想ベースでOK
重要なのは、
「発信 → 行動 → 結果」
この流れを見せること。
これを見た第三者は、
こう感じます。
「この人、ちゃんと人の役に立ってる」
「自分も相談してみようかな」
これが、
仕事が連鎖していく仕組みです。
8. 発信は「信用の貯金」
発信は、すぐに結果が出ません。
しかし、確実に信用として積み上がっていきます。
- 毎日の小さな発信
- 正直な言葉
- 失敗も含めたストーリー
これらはすべて、
未来の仕事への貯金です。
フォロワー数よりも大切なのは、
「誰が、どんな気持ちで読んでいるか」。
たった一人でも、
「この人の発信、いつも見てます」
そう言ってくれる人が現れたら、
発信はもう仕事につながり始めています。
9. 大学生だからこそ、発信は最大の武器になる
社会的実績がない大学生にとって、
発信は最大の武器です。
なぜなら、
- お金もいらない
- 実績がなくても始められる
- 今日からできる
そして何より、
「考えていること」を可視化できるからです。
企業や大人が見ているのは、
完成されたスキルではありません。
- どう考えているか
- どう行動しているか
- どんな姿勢で向き合っているか
それらはすべて、
発信から伝わります。
まとめ:発信は「仕事の入口」であり「名刺」
発信が仕事につながる流れを、
最後にシンプルにまとめます。
- 発信は自己表現ではなく、課題の言語化
- 共感が信頼を生む
- 信頼が相談を生む
- 相談が仕事になる
- 実績を発信すると仕事が循環する
発信は、
未来の自分への最高の投資です。
今日書いた一つの投稿が、
半年後、1年後の仕事につながることもあります。
だからこそ、
完璧を目指さず、今の自分の言葉で発信してください。
その積み重ねが、
「大学生起業」を現実のものにしていきます。
