【白色申告とは?】会計の基礎知識

大学生が起業や副業を始めるとき、多くの人が最初にぶつかるのが
「確定申告って必要なの?」「白色申告と青色申告って何が違うの?」
という疑問です。

大人でも白色申告や青色申告について、説明出来ない人も少なくありません。私も起業するまでは、全く分かりませんでした。

特に、

  • アルバイト以外で収入を得始めた
  • フリーランス・ネットビジネス・せどり・アフィリエイトを始めた
  • まだ売上は少ないが、将来は起業したい

こうした大学生の方には、白色申告は最初に理解しておくべき超重要テーマです。

このページでは、
「大学生がゼロから起業する」 という前提で、白色申告について分かりやすく解説します。


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白色申告とは何か?一言でいうと「一番シンプルな確定申告」

白色申告とは、個人事業主やフリーランスが行う確定申告方法のひとつで、帳簿のルールが簡単で、事前申請が不要という特徴があります。

大学生起業家にとっての白色申告を一言で表すなら、

「とにかく手続きが簡単で、最初の一歩として使いやすい申告方法」

です。基本中の基本、基礎の基礎ですね。


大学生が白色申告をする必要があるケース

「自分はまだ大学生だから関係ない」と思っている人ほど注意が必要です。日本の税務署を侮ってはいけません(汗)

白色申告が必要になる主なケース

以下のいずれかに当てはまる場合、確定申告が必要になる可能性があります

  • アルバイト以外の所得(事業・副業)が 年間20万円を超えた
  • フリーランスとして仕事を受けて報酬を得た
  • せどり・転売・ネットショップで利益が出た
  • アフィリエイト・広告収入が発生した
  • 親の扶養から外れる可能性がある

特に大学生の場合、「収入=アルバイト」という思い込みが強いため、ネット収入や副業収入の申告漏れが起こりやすいのが実情です。メルカリで収益をあげるのも立派な収入ですね。


白色申告と青色申告の違い(大学生目線で理解する)

起業や副業の話になると必ず出てくるのが白色申告と青色申告の違いです。

ここでは、大学生が迷わないようにシンプルに整理します。

白色申告の特徴

  • 事前の申請が不要
  • 帳簿がシンプル(単式簿記)
  • 税務の知識がほぼ不要
  • 節税メリットは少なめ
  • 初心者向け

青色申告の特徴

  • 事前に「開業届+青色申告承認申請書」が必要
  • 帳簿が複雑(複式簿記)
  • 最大65万円の控除が受けられる
  • 節税効果が高い
  • 中〜上級者向け

結論として、大学生が最初に選ぶなら白色申告でOKです。


なぜ大学生の起業初期は白色申告でいいのか?

「どうせなら最初から青色申告の方が得なのでは?」
そう思う人も多いですが、大学生の場合は話が少し違います。

理由① 売上・利益がまだ少ない

起業初期の大学生は、

  • 月数千円〜数万円の収益
  • 赤字またはトントン

というケースがほとんどです。

この段階では、
色申告の節税メリットを活かしきれません


理由② 学業との両立が最優先

大学生にとって一番大切なのは、

  • 単位
  • 卒業
  • 学業とのバランス

帳簿管理に時間を取られすぎると、本末転倒になります。

白色申告なら、

  • Excelやノートで管理可能
  • 会計知識がほぼ不要

「起業の実践」に集中できるのが最大のメリットです。


理由③ 起業のハードルを下げられる

税金や申告が難しそうだと、
多くの学生は「やめておこう」となります。

白色申告は、

  • 失敗してもリスクが低い
  • とりあえず始められる

という点で、大学生の挑戦を止めない制度だと言えます。


白色申告に必要な準備物(大学生でも揃えられる)

白色申告に必要なものは、意外と少ないです。

最低限必要なもの

  • マイナンバーカード(または通知カード+身分証)
  • 収入が分かる資料(振込履歴など)
  • 経費の領収書・レシート
  • 印鑑(紙提出の場合)

あると便利なもの

  • 会計ソフト(freee・マネーフォワードなど)
  • Excel・Googleスプレッドシート
  • 銀行口座(事業用)

※大学生でも開業届を出していなくても白色申告は可能です。


白色申告で経費にできるもの(大学生起業家向け)

「経費って何がOKなの?」ここは大学生が一番つまずきやすいポイントです。

経費にできる代表例

  • パソコン・周辺機器
  • スマホ代(事業利用分)
  • インターネット通信費
  • 書籍・教材費
  • 交通費
  • サーバー代・ドメイン代
  • 広告費
  • 勉強会・セミナー参加費

ポイントは、

「事業に必要かどうか」

大学生であっても、起業・副業のために使った支出は立派な経費になります。


白色申告のやり方(ざっくり全体像)

流れはたったの5ステップ

  1. 1年間の収入をまとめる
  2. 経費を整理する
  3. 所得を計算する
  4. 確定申告書を作成する
  5. 税務署へ提出(e-Tax or 郵送)

今は e-Tax+会計ソフト を使えば、大学生でも1〜2時間で完了します。


白色申告でよくある大学生の失敗例

① 申告しなくていいと思い込む

→ 少額でも条件を満たせば申告義務あり

② 経費の領収書を捨てる

→ 後から後悔する典型例

③ 親に相談せず扶養を外れる

→ 家族トラブルの原因になることも

白色申告は簡単ですが、
「知らなかった」では済まされない部分もあります。


白色申告は「起業の練習期間」だと考えよう

大学生にとって白色申告は、

  • 税金を学ぶ
  • お金の流れを理解する
  • 経営感覚を身につける

ための 最高の実践教材です。

最初から完璧を目指す必要はありません。

小さく稼いで、正しく申告するそれだけで、社会人の多くより一歩先に進んでいます。


将来ステップアップするなら青色申告へ

収益が増えてきたら、

  • 月10万円以上
  • 年間利益が大きくなった

タイミングで 青色申告に切り替えればOKです。

白色申告 → 青色申告
これは 成長している証拠でもあります。


まとめ|大学生の起業は白色申告からでいい

  • 白色申告は 大学生起業家の最初の一歩
  • 手続きが簡単でリスクが低い
  • 学業と両立しながら実践できる
  • 税金・経営の基礎が身につく
  • 将来の本格起業につながる

起業は、「特別な人がやるもの」ではありません。

正しい知識を持ち、小さく始めて、一歩ずつ進めばいい。

白色申告は、その最初の一歩を支えてくれる制度です。

次は「起業した瞬間」に必須|おすすめの会計ソフト3選を見てきましょう。

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Author of this article

大学生の頃の自分は、「いつか何かやりたいな」と思いながらも、何をすればいいか分からず、正直モヤモヤしていました。そんなある日、地元の喫茶店でたまたま車屋の社長と出会ったことが、人生のきっかけになります。
「自分もやってみよう」と思い、21歳のときに車の仕入れと販売をスタート。実家の自分の部屋に電話線を引き、名刺を作り、今思えばかなり手探りで“起業っぽいこと”を始めました。
就活はせずに学生のまま起業を目指しましたが、現実はうまくいかず、卒業後はいったんフリーターに。それでも起業への気持ちは消えず、社会経験を積もうと広告代理店に就職しました。そこで学んだことを活かし、26歳で独立。広告代理店を立ち上げ、今は40代となり会社を経営しています。
このガイドは、昔の自分のように「何かしたいけど分からないことばかり」の学生に向けて作りました。完璧じゃなくていい。一歩踏み出すためのヒントを、ここで伝えていけたらと思っています。

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