起業で結果が出る人の行動パターン

起業で結果を出している人を見ると、「あの人は特別だ」「才能が違う」と感じてしまうことがあります。
特に大学生がゼロから起業を目指す場合、この思い込みは非常に強くなりがちです。

しかし、実際に多くの起業家を見ていくと、結果が出る人と出ない人の差は、才能や学歴ではありません。
行動のパターンが違うだけです。

結果が出る人には、共通する考え方と動き方があります。
そしてそれらは、意識すれば誰でも身につけることができます。

まず「完璧を目指さず動く」

結果が出る人の最大の特徴は、完成度が低くても動くという点です。
彼らは、最初から正解を当てようとしません。

・70点で出す
・反応を見て直す
・失敗したら方向を変える

このサイクルを、非常に速く回します。
一方で結果が出ない人ほど、「もっと準備してから」「まだ早い」と言いながら、行動を先延ばしにします。

起業で重要なのは、正しさよりも「市場に出すこと」です。
結果が出る人は、この事実を体感として理解しています。

行動の前に「仮説」を持っている

結果が出る人は、闇雲に動きません。
必ず「こうすれば、こうなるはず」という仮説を立ててから動きます。

・この人に向けて発信すれば反応が出るはず
・この価格なら申し込みが増えるはず
・この言い方なら伝わるはず

仮説があるから、結果が出なくても学びに変えられます。
うまくいかなかった場合でも、「自分がダメだった」ではなく、「仮説が違った」と冷静に捉えられます。

これが、行動を止めない最大の理由です。

「結果」ではなく「反応」を見ている

起業初期で結果が出ない人は、売上やフォロワー数だけを見がちです。
一方、結果が出る人は、もっと小さな反応を見ています。

・質問されたか
・相談されたか
・興味を示されたか
・否定ではなく共感されたか

これらは、ビジネスの芽です。
結果が出る人は、この芽を見逃さず、育てる行動を取ります。

小さな反応を積み重ねた先に、大きな結果があります。

行動量を「一定」に保っている

結果が出る人は、気合やモチベーションに頼りません。
調子が良い時も悪い時も、最低限の行動量を淡々と続けます

・毎日少しでも発信する
・週に一度は振り返る
・止まりそうになっても完全にはやめない

爆発的に頑張ることよりも、「ゼロにしない」ことを重視しています。
これが、長期的に見ると圧倒的な差になります。

他人と比べる時間が短い

結果が出る人も、他人と比べて不安になることはあります。
ただし、その時間が非常に短いのが特徴です。

「すごいな」と感じたら、
「じゃあ自分は何をするか」にすぐ戻ります。

比べることで行動が止まる人と、
比べたあとに行動へ戻れる人。
この違いが、結果の差になります。

分からないことを放置しない

結果が出る人は、「分からない状態」を嫌います。
分からないことがあれば、必ず解消しようとします。

・調べる
・人に聞く
・試してみる

逆に、結果が出ない人ほど、「なんとなく分からない」状態のまま進んでしまいます。
理解が浅いままでは、修正もできません。

結果が出る人は、理解→行動→検証の精度が高いのです。

一人で抱え込まない

結果が出る人は、早い段階で他人の視点を入れます。
完璧になってから見せようとはしません。

・未完成でも見せる
・うまくいっていなくても相談する
・恥をかくことを恐れない

これは、精神的に強いからではありません。
その方が早く結果が出ると知っているからです。

行動を「振り返る習慣」がある

結果が出る人は、必ず振り返りをしています。

・何をやったか
・何が起きたか
・次は何を変えるか

これを定期的に行うことで、同じ失敗を繰り返しません。
振り返りがあるから、行動が経験値として蓄積されていきます。

自分を過剰に責めない

結果が出る人は、落ち込まないわけではありません。
ただし、落ち込んだあとに「自分を壊す思考」に入りません。

・今は調子が悪いだけ
・まだ途中
・やり方を変えればいい

こうした言葉を自分にかけられるから、行動に戻れます。
自分への扱い方も、行動パターンの一部です。

結果が出る人は「続ける前提」で動いている

最も大きな違いは、ここです。
結果が出る人は、「すぐにうまくいく前提」で動いていません。

・時間がかかる
・失敗する
・遠回りする

これらを織り込んだ上で、行動しています。
だから、途中で折れにくい。

起業は、才能勝負ではありません。
行動の積み重ね方の勝負です。

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Author of this article

大学生の頃の自分は、「いつか何かやりたいな」と思いながらも、何をすればいいか分からず、正直モヤモヤしていました。そんなある日、地元の喫茶店でたまたま車屋の社長と出会ったことが、人生のきっかけになります。
「自分もやってみよう」と思い、21歳のときに車の仕入れと販売をスタート。実家の自分の部屋に電話線を引き、名刺を作り、今思えばかなり手探りで“起業っぽいこと”を始めました。
就活はせずに学生のまま起業を目指しましたが、現実はうまくいかず、卒業後はいったんフリーターに。それでも起業への気持ちは消えず、社会経験を積もうと広告代理店に就職しました。そこで学んだことを活かし、26歳で独立。広告代理店を立ち上げ、今は40代となり会社を経営しています。
このガイドは、昔の自分のように「何かしたいけど分からないことばかり」の学生に向けて作りました。完璧じゃなくていい。一歩踏み出すためのヒントを、ここで伝えていけたらと思っています。

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