はじめに:準備は整った。でも、いきなり売らないで!

起業を目指してここまでしっかり準備をしてきたあなた。
アイデアもある、事業計画もある、仕事環境も整っている。
「いよいよサービスを出すぞ!」とワクワクする反面、こんな不安もあるのでは?
- 「このサービスって、本当に誰かに必要とされるかな…?」
- 「値段はこれでいい? そもそも買ってくれるの?」
- 「うまくいく保証もないし、失敗したくないな…」
そんな時こそ、いきなり大きく始めず、“まずは小さく試す”。
それがこの「テスト実行編」です。
✅ テスト実行って何をするの?
一言でいうと、
「サービスのミニ版を、お客さんに試してもらって反応を見てみる」
ことです。
これはプロの起業家や企業も行っている、ごく基本的な方法。
未完成でもいい。むしろ、未完成の段階だからこそ、修正がしやすいのです。
✅ どうして“テスト”が必要なの?
テストをせずにいきなり本番に突入すると…
- 想定外の問題に気づけない
- 実はニーズがなかったと後で判明
- 作り直しに時間もお金もかかる
というリスクがあります。
一方、先にテストをすると…
✅ 少人数に提供 →
✅ 感想や意見をもらう →
✅ サービスを改善できる →
✅ 本番スタートがスムーズ!
という成功率の高い流れが作れるのです。
✅ MVP(エムブイピー)という考え方を覚えよう
起業の世界では「MVP(Minimum Viable Product)」という言葉があります。
意味は:
“最低限の形をした、お試し版の商品やサービス”
要するに、「とりあえずこの形で出して、ちゃんとニーズがあるか確かめよう」ということです。
MVPの例(学生起業編)
| アイデア | MVPの形 |
|---|---|
| オンライン英会話サービス | Zoomで1回の体験セッションを無料で提供する |
| イベント企画 | 友達3人に参加してもらい、小規模に開催 |
| SNS運用代行 | 1アカウントだけ1週間だけやってみる |
| Web制作代行 | 1ページだけCanvaでデモを作って提案 |
✅ テスト実行の5ステップ
では、どうやってテストを進めていけばいいのか。
以下の5ステップでやればOKです。
まずは「おためし版のサービス」を作りましょう。
ポイントは:
- 時間をかけずにすぐ始められる
- 自分ひとりでも提供できる内容
- できれば無料、または格安で提供
✅ 例:
「Instagramのプロフィール診断」1回20分/Zoomで無料/3名限定
テスト参加者(モニター)を募集する
テスト実行では、「試してくれる人=モニター」を集める必要があります。
おすすめの方法:
- 自分のSNS(X、Instagram、LINE)で募集
- 大学の友人・先輩に声をかける
- LINE公式アカウントで告知
📣 募集文例:
起業準備中の大学生です!
新しいサービスの無料モニターを募集しています✨
感想をいただける方、ぜひお力を貸してください🙇♂️
実際にサービスを提供してみる
少人数でもいいので、本番のように誠実に対応してみましょう。
ZoomやLINE通話、対面などで行い、以下を意識すると◎
- 初めてでも丁寧に案内する
- スライドや資料をCanvaで用意しておく
- わかりやすい説明と笑顔を大切に!
フィードバックを必ずもらう
これが超重要ポイントです。
「どうだったか」を聞かずに終わると、せっかくのテストが無駄になってしまいます。
おすすめは、Googleフォームで簡単なアンケートを取ること。
📋 質問例:
- このサービスを受けてどう感じましたか?
- 良かった点・改善してほしい点は?
- お金を払ってでも使いたいですか?
- もし有料なら、いくらぐらいが妥当だと感じましたか?
👉 ここでリアルな反応をもらうことが、改善のヒントになります。
改善して、次の一歩へ!
フィードバックをもとに以下のようにアップデートしましょう:
- 提供方法(Zoom?対面?)を変えてみる
- 内容の流れや説明の仕方を調整
- 無料から有料に切り替える(500円〜OK)
✅ テストの成果は“数字より実感”
この段階では、売上や人数が少なくても全然OKです。
むしろ重要なのは:
- 「1人でも『よかった』と言ってくれた」
- 「思った以上に伝わらなかった」
- 「もっとこうしたら良くなりそう!」
といった自分なりの“気づき”と“手応え”。
これが、次に進むパワーになります。
✅ 最小限のテスト用ページ(LP)も作れる!
「ちゃんと見える形にしたい」場合は、簡易的なランディングページ(LP)を作ってみましょう。
- タイトル(例:「SNSプロフィール診断モニター募集」)
- サービス内容(箇条書き)
- 特典・価格(例:モニター価格0円)
- 申込み方法(Googleフォーム or LINEリンク)
- モニターさんの声(あれば)
✅ よくある失敗とその回避法
| よくあること | 回避法 |
|---|---|
| 完璧になるまで出せない | 「今の形でベストを尽くす」でOK! |
| 人が集まらない | SNSだけでなく、知人にも声をかけよう |
| 感想がもらえない | アンケートを用意して「5分で終わります」と伝える |
最初の起業は、うまくいくかどうかは誰にもわかりません。
でも、「まずは試す」という行動は、どんな起業家にも共通する大切な一歩です。
あなたの成功を応援しています!