まず、大前提をはっきりさせます。
稼ぐ力とは、
・話がうまいこと
・頭がいいこと
・特別な才能
ではありません。
「お金が生まれる構造を理解し、再現できる力」
です。
逆に言えば、
この構造を理解しないままスキルを積み上げても、
稼ぐ力にはなりません。
だからこそ、
起業家が稼ぐ力を身につけるには、
正しい順番が必要なのです。
2. 【第1段階】価値は「自分」ではなく「相手」で決まると理解する
稼げない人が、最初につまずくポイントがあります。
それは、
「自分が何をしたいか」
から考え始めてしまうことです。
しかし、稼ぐ力の第一歩は真逆です。
相手が何に困っているかを理解すること。
・誰が
・どんな状況で
・何に困っているのか
ここを言語化できない限り、
稼ぐ力は一切育ちません。
なぜなら、
お金は
困りごとが解決された時にだけ発生する
からです。
3. 【第2段階】「売る前に聞く」力を身につける
次に身につけるべきは、
営業力でも、話術でもありません。
聞く力です。
・相手は本当は何を求めているのか
・なぜ今、それに困っているのか
・過去に何を試してダメだったのか
稼げる起業家ほど、
話すより、聞く時間が長い。
なぜなら、
正確に聞けないと、
ズレた商品しか作れないからです。
この段階を飛ばすと、
「売れない理由が分からない地獄」
に入ります。
4. 【第3段階】「これならお金を払う」と言われる経験を持つ
稼ぐ力は、
頭で理解しただけでは身につきません。
「お金を払ってもいい」と言われた経験
が必要です。
・高くなくていい
・大きくなくていい
・一回でいい
この経験があるかどうかで、
起業家としての視点が一変します。
・価値とは何か
・価格とは何か
・需要とは何か
これらが、
一気に現実のものになります。
5. 【第4段階】「1円が生まれるまでの流れ」を理解する
稼ぐ力が育ち始めるのは、
この段階からです。
・どこで知ってもらい
・どう興味を持たれ
・なぜ信頼され
・どこで決断されたのか
この一連の流れを、
自分の体験として理解すること。
ここまで来て初めて、
マーケティングやSNSの勉強が
意味を持ち始めます。
順番を逆にすると、
ノウハウコレクターになります。
6. 【第5段階】再現性を意識し始める
一度売れただけでは、
稼ぐ力とは言えません。
稼ぐ力とは、
再現できることです。
・なぜ売れたのか
・どこが刺さったのか
・誰に刺さったのか
これを振り返り、
言語化し、
次に活かせるようになった時、
稼ぐ力が「力」になります。
この段階で初めて、
戦略という言葉が意味を持ちます。
7. 【第6段階】「稼ぐ」と「働く」を切り離す
稼げない人ほど、
こう考えます。
・たくさん働けば稼げる
・努力量が収入になる
しかし起業家の稼ぐ力は、
この発想を手放したところで一段上がります。
・自分が動かなくても回るか
・同じ価値を何度も届けられるか
・時間を切り売りしていないか
この視点を持ち始めた瞬間、
「稼ぐ力」は
「仕組みを作る力」
へと変わります。
8. 【第7段階】価格を恐れなくなる
稼ぐ力が育ってくると、
ある変化が起きます。
価格を必要以上に怖がらなくなる。
・安くしないと売れない
・断られるのが怖い
・実績がないから言えない
こうした感情が、
徐々に消えていきます。
なぜなら、
「誰に」「何を」届けているかが
明確になっているからです。
価格は、
勇気ではなく、
設計の問題だと分かるようになります。
9. 【第8段階】稼ぐ力は「安定」より「耐久性」を重視する
稼げる起業家ほど、
実は「安定」を追いません。
追うのは、
崩れにくさです。
・収入が一時的に落ちても壊れない
・一つダメでも次がある
・修正できる余地がある
この耐久性があるからこそ、
結果的に長く稼げます。
稼ぐ力とは、
短距離走ではなく、
倒れない走り方を身につけることです。
10. 大学生起業だからこそ、この順番が最重要
大学生の起業は、
社会人起業よりも
圧倒的に有利です。
なぜなら、
・失敗しても取り返しがつく
・学習に時間を使える
・生活コストを下げられる
この環境で、
正しい順番で稼ぐ力を積み上げれば、
一生使える力になります。
逆に、
順番を間違えたまま
小手先で稼ごうとすると、
再現性が残りません。
まとめ:稼ぐ力は「才能」ではなく「積み上げ順」
起業家が稼ぐ力を身につける順番は、
- 相手の困りごとを理解する
- 聞く力を身につける
- お金を払われる経験を持つ
- お金が生まれる流れを理解する
- 再現性を意識する
- 労働と収入を切り離す
- 価格を設計できるようになる
- 耐久性のある構造を作る
この順番を守れば、
特別な才能がなくても、
稼ぐ力は必ず育ちます。
稼げない期間は、
能力が足りないのではありません。
まだ、順番の途中なだけ
です。
大学生の起業は、
一発当てる挑戦ではありません。
一生使える「稼ぐ力」を、
正しい順番で身につけるプロセス
です。
焦らなくていい。
飛ばさなくていい。
一段ずつ積み上げた人だけが、
「稼ぐ」を
再現できる力に変えられます。
