起業家が継続できる人と脱落する人の差

起業は、才能よりも「継続」で決まる。
これは、多くの起業家が口をそろえて言う事実です。

もちろん、アイデアの良し悪しやスキルの差はあります。
でも実際に、起業で結果を出す人を見ていると、最後に勝つのはいつも同じタイプです。

  • 特別に頭が良いわけではない
  • 最初から強い人脈があるわけでもない
  • お金が潤沢にあるわけでもない

それでも、やめずに続けた人が残る。

一方で、最初は勢いがあっても、いつの間にか消えていく人もいます。
あなたも、周りで見たことがあるかもしれません。

では、継続できる人と脱落する人の差は何なのか?
20代学生起業家が特にハマりやすい落とし穴も含めて、徹底的に解説します。

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そもそも「脱落」とは何か?

起業における脱落は、倒産だけではありません。
むしろ多いのは、次のような形です。

  • 行動が止まり、更新しなくなる
  • なんとなくフェードアウトする
  • 方向性が定まらず疲れてやめる
  • 「自分には向いていない」と決めてしまう

つまり、脱落の本質は
**「やめる」ではなく「続けられなくなる」**ことです。

継続できる人の特徴①:最初から“完璧”を目指さない

脱落する人ほど、スタート時点でこう思っています。

  • 完璧なビジネスモデルを作ってから動こう
  • すべて準備が整ってから発信しよう
  • 商品が完成してから売ろう

一見、正しそうに見えますが、起業においては危険です。
なぜなら、起業はやってみないと正解が分からないから。

継続できる人は、真逆です。

  • 7割で出す
  • 小さく出して反応を見る
  • 直しながら進む

「未完成でも出す」ことで、
現実のフィードバックを燃料にして進み続けられるのです。

継続できる人の特徴②:成果ではなく“行動”を基準にしている

脱落する人は、評価基準が成果です。

  • 売上が出たか
  • フォロワーが増えたか
  • 反応があったか

この基準だと、起業初期はほぼ確実に苦しくなります。
なぜなら、成果はすぐには出ないからです。

継続できる人は、評価基準が行動です。

  • 今日やるべきことをやったか
  • 投稿を続けたか
  • 新しい仮説を試したか

行動を積み上げた先にしか成果は生まれません。
だからこそ、継続できる人は「行動」を褒められます。

継続できる人の特徴③:「伸びない期間」を前提にしている

起業には必ず、成果が出ない期間があります。
これを知らないと、心が折れます。

脱落する人は、伸びない期間をこう捉えます。

  • 自分には才能がない
  • 市場が悪い
  • もう無理だ

でも継続できる人は、伸びない期間をこう捉えます。

  • データが溜まっている
  • 地力がついている
  • 次の伸びの準備ができている

つまり、同じ状況でも「解釈」が違う。

起業で継続するには、才能よりも
“伸びない期間の耐え方”が重要です。

継続できる人の特徴④:環境を“意図的”に作っている

脱落する人は、気合いで続けようとします。

  • モチベが高い日は頑張る
  • 低い日は何もしない
  • 気分に左右される

これは長期戦の起業では不利です。

継続できる人は、仕組みで続けます。

  • 毎日決まった時間に作業する
  • タスクを細分化して「着手のハードル」を下げる
  • 人に宣言して逃げ道を消す
  • コミュニティやメンターを活用する

継続は根性ではなく、設計です。

脱落する人の特徴①:いきなり大きく勝負しようとする

学生起業で多いのがこれです。

  • 最初から大きなサービスを作る
  • いきなり法人営業で勝負する
  • 大きな資金調達を考える

大きく始めるほど、失敗した時のダメージも大きくなります。
すると怖くなり、動けなくなる。

継続できる人は、最初は小さく始めます。

  • まずは知人に売る
  • まずはSNSで発信する
  • まずは1商品だけ作る
  • まずは週1でも続ける

「小さく始める人ほど、長く続く」
これは鉄則です。

脱落する人の特徴②:比較でメンタルが削られる

SNSを見ていると、成功者が目に入ります。

  • 同年代で月収100万
  • フォロワー10万人
  • 大学生で起業してEXIT

これを見て焦るのは自然です。
ただ、脱落する人は比較の対象を間違えます。

  • 自分の“現在” vs 他人の“結果”
    を比べてしまう。

継続できる人は、比較する相手が違います。

  • 昨日の自分
  • 1ヶ月前の自分
  • 半年前の自分

比較を「成長の確認」に使うので、心が折れにくいのです。

脱落する人の特徴③:「全部自分でやろう」とする

学生起業は、資金も人脈も少ない。
だからこそ、全部自分で抱えがちです。

  • 相談できない
  • 話せる仲間がいない
  • 方向性に迷う
  • 結局止まる

継続できる人は、頼り方が上手い。

  • 1人で抱えず、経験者に聞く
  • コミュニティに入り、刺激を得る
  • メンターに思考整理を手伝ってもらう

起業は、孤独に強い人が勝つのではなく、
孤独を放置しない人が勝ちます。

今日からできる「継続力」を作る3つのルール

ここからは、すぐに実践できる形に落とし込みます。

ルール①:目標を「小さく」設定する

例:

  • 毎日30分作業
  • 週3回投稿
  • 週1回人に会う
    小さい目標は、継続の燃料になります。

ルール②:行動を「見える化」する

  • カレンダーに印をつける
  • Notionで記録する
  • できたことメモを残す
    見える化すると、続けた自分を裏切れなくなります。

ルール③:脱落しそうな時の「避難場所」を決める

  • 相談する人
  • 刺激をもらえるコミュニティ
  • 立て直し用のルーティン(散歩・日記・振り返り)
    “心が折れそうな時の手順”を決めておくと、復帰が早くなります。

最後に:継続できる人は「特別」じゃない

継続できる人は、強い人ではありません。
正確に言うと、強くなる仕組みを作った人です。

  • 完璧を求めずに出す
  • 成果ではなく行動で評価する
  • 伸びない期間を前提にする
  • 環境を設計して続ける

これらはすべて、才能ではなく「選択」です。

もし今、あなたが不安でも、迷っていても、
続ける仕組みを作れば、起業は前に進みます。

あなたが勝つ方法は、派手な才能ではなく、
今日も小さく続けること。

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Author of this article

大学生の頃の自分は、「いつか何かやりたいな」と思いながらも、何をすればいいか分からず、正直モヤモヤしていました。そんなある日、地元の喫茶店でたまたま車屋の社長と出会ったことが、人生のきっかけになります。
「自分もやってみよう」と思い、21歳のときに車の仕入れと販売をスタート。実家の自分の部屋に電話線を引き、名刺を作り、今思えばかなり手探りで“起業っぽいこと”を始めました。
就活はせずに学生のまま起業を目指しましたが、現実はうまくいかず、卒業後はいったんフリーターに。それでも起業への気持ちは消えず、社会経験を積もうと広告代理店に就職しました。そこで学んだことを活かし、26歳で独立。広告代理店を立ち上げ、今は40代となり会社を経営しています。
このガイドは、昔の自分のように「何かしたいけど分からないことばかり」の学生に向けて作りました。完璧じゃなくていい。一歩踏み出すためのヒントを、ここで伝えていけたらと思っています。

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