――20代での選択が、10年後にどう効いてくるのか
20代のうちは、起業家も会社員も、正直そこまで大きな差は見えません。
給料が安い、忙しい、将来が不安。
この感覚は、立場が違ってもほぼ共通しています。
しかし30代に入ると、**「はっきりと分かる差」**が生まれ始めます。
それは年収だけではありません。
時間の使い方、選択肢の数、精神的な余裕、人生の主導権。
この章では、20代大学生が将来を考えるうえで知っておくべき「30代のリアルな差」を、5つの視点から解説します。
① 収入の伸び方の差|「線形」と「非線形」
会社員の30代は、基本的に安定した線形成長です。
昇給・昇進・ボーナスによって、20代よりは確実に収入が増えます。
一方、起業家の30代は非線形です。
・ほぼ収入ゼロの人
・20代より少し増えた人
・一気に年収が跳ねた人
差が極端に広がります。
重要なのは、「平均」で見ると起業家の方が不安定に見えること。
しかし上限が存在しないのが起業の特徴です。
20代で積み上げた経験・人脈・信用が、
30代で「レバレッジ」として効き始める人は、
会社員では到達できない収入水準に入っていきます。
② 時間の主導権の差|忙しさの“質”が変わる
会社員の30代は、
・部下が増える
・責任が重くなる
・会議が増える
結果として「裁量があるようで、実は時間が縛られる」状態になりやすいです。
一方、起業家の30代は二極化します。
・仕組みを作れなかった人 → 20代より忙しい
・仕組みを作れた人 → 時間の自由度が急激に上がる
20代のうちに「自分が動かなくても回る構造」を作れた起業家は、
30代で時間をお金で買える側に回ります。
この差は、体力が落ち始める30代で非常に大きく効いてきます。
③ スキルの差|「社内スキル」と「市場スキル」
会社員の30代が持つスキルは、
・社内調整力
・マネジメント
・特定業務の専門性
といった「会社内で評価されるスキル」が中心です。
一方、起業家は常に市場にさらされます。
売れなければ、評価はゼロ。
そのため自然と身につくのが、
・集客
・営業
・お金の流れ
・人を動かす力
という市場で通用するスキルです。
30代になると、この差は「転職の自由度」「副収入の作りやすさ」として表面化します。
④ 精神的な余裕の差|不安の種類が違う
意外かもしれませんが、
30代会社員の不安は消えません。
・このまま昇給は頭打ちでは?
・会社に必要とされなくなったら?
・転職できる年齢か?
一方、起業家の不安は若いうちに一気に来る傾向があります。
20代で不安を大量に経験し、30代では「慣れている」人が多い。
結果として30代になると、
・会社員 → 将来への漠然とした不安
・起業家 → 問題はあるが対処可能という感覚
この違いが生まれます。
⑤ 人生の選択肢の差|「選べるかどうか」
最終的に最も大きな差はここです。
会社員の30代は、
「選択肢がないわけではないが、変えるコストが高い」
起業家の30代は、
「失敗しても、別ルートに行ける選択肢を持っている」
これは才能ではありません。
20代で意思決定を自分でしてきたかどうかの差です。
20代大学生に伝えたい本音
起業すれば必ず勝てる、という話ではありません。
むしろ多くの人は失敗します。
ただし、
「起業を経験した30代」と「一度も挑戦していない30代」では、人生の見え方が違う
これは事実です。
20代は失敗しても取り返しがつく唯一の年代。
30代は、その選択の“結果”が見え始める年代。
だからこそ、
このホームページを見ているあなたには、
「向いているかどうか」よりも
「一度やってみる価値があるか」で考えてほしい。
挑戦した人にしか見えない景色は、確実に存在します。
