起業家MBTIって何?

「起業家に向いている性格ってあるの?」
「MBTIで○○タイプは起業に不向きって聞いたけど本当?」

大学生で起業を考え始めると、こうした疑問を一度は持つはずです。
SNSやYouTubeでは「起業家向きMBTIランキング」「成功者に多いMBTI」などの情報が溢れています。

昔で言う「性格診断」でしょうか。今の時代、様々な診断方法がありますね。

しかし結論から言うと、起業に“向いていないMBTI”は存在しません。

重要なのは「自分のMBTIを正しく理解し、それに合った起業スタイルを選べるかどうか」この一点です。

この記事では、
・MBTIとは何か
・起業とMBTIの正しい関係
・MBTIを起業に活かす具体的な考え方
・大学生がMBTIで“迷走しない”ための注意点

を、起業初心者でも分かるように丁寧に解説します。これを読んだ後に、決して自分は経営者に向いていない、起業に向いてないなんて思わないでくださいね。あくまで指標の1つです。経営者は間違いなく成長し、育つことが出来るのですから。


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MBTIとは?大学生が知っておくべき前提知識

MBTI(Myers-Briggs Type Indicator)は、人の性格傾向を4つの軸で分類する性格診断です。

MBTIの4つの指標

  1. 外向型(E)/内向型(I)
     人との関わりでエネルギーを得るか、ひとりの時間で回復するか
  2. 感覚型(S)/直観型(N)
     現実・事実重視か、アイデア・可能性重視か
  3. 思考型(T)/感情型(F)
     論理で判断するか、感情や価値観で判断するか
  4. 判断型(J)/知覚型(P)
     計画的か、柔軟対応型か

この組み合わせで、16タイプに分類されます。

ただし大事なのは、MBTIは「能力」や「優劣」を示すものではないという点です。

MBTIはあくまで
👉「物事の考え方・行動のクセ」
👉「エネルギーの使い方」
を知るためのツールです。


起業に向いているMBTIは存在しない理由

よく言われるのが
「ENTJやESTPは起業家向き」
「ISFJやINFPは向いていない」
といった極端な意見です。

これは半分ウソです。

確かに、
・決断が早い
・行動量が多い
・人前に出るのが得意

という特性は、いわゆる“派手な起業”では有利に見えます。

しかし現代の起業は、
✔ 一人起業
✔ スモールビジネス
✔ オンライン完結
✔ 自動化・仕組み化

が主流です。

つまり
営業が得意じゃなくても
人前で話せなくても
リーダー気質でなくても

十分に成立します。

起業で失敗する大学生の多くは、MBTIの問題ではなく
👉「自分に合わない起業モデルを選んでいる」
これが原因です。


MBTI別に見る「起業スタイルの考え方」

ここでは代表的な傾向ごとに、起業との相性を解説します。

内向型(I)の起業家思考

内向型の大学生は、
・一人で考えるのが得意
・深く掘り下げる力がある
・派手な自己主張が苦手

という特徴があります。

これは決して弱点ではありません。

内向型は
✔ Webビジネス
✔ ブログ・SEO
✔ コンテンツ制作
✔ システム・自動化

と非常に相性が良いです。

「営業できないから起業できない」のではなく、営業しなくていい起業を選べばいい
それだけの話です。


外向型(E)の起業家思考

外向型は
・人と話すのが得意
・行動量が多い
・チャンスを掴みに行ける

ため、
✔ 営業型ビジネス
✔ コミュニティ運営
✔ イベント・講座
✔ 仲介・マッチング

などで力を発揮します。

ただし注意点として、
「考えずに走りすぎる」
「仕組みを作らず疲弊する」
という失敗も起きやすいです。

外向型ほど数字管理・仕組み化を意識することが重要です。


感覚型(S)と直観型(N)の違い

感覚型(S)は
・現実的
・手順を大事にする
・再現性を重視

するため、
✔ 既存ビジネスの応用
✔ フランチャイズ
✔ マニュアル化ビジネス

に向いています。

一方、直観型(N)は
・アイデア豊富
・未来志向
・ゼロイチが得意

なので、
✔ 新サービス企画
✔ コンテンツビジネス
✔ 発信・ブランディング

で力を発揮します。

重要なのはSだから地味、Nだからすごいではないという点です。

「どこで戦うか」が違うだけです。


思考型(T)と感情型(F)の活かし方

思考型(T)は
・数字に強い
・合理的判断ができる
・感情に流されにくい

ため、
✔ 投資
✔ マーケティング
✔ データ分析

と相性が良いです。

感情型(F)は
・共感力が高い
・人の悩みに敏感
・信頼関係を築ける

ので、
✔ 教育
✔ コーチング
✔ コミュニティ運営

で強みを発揮します。

感情型の大学生が陥りがちなのは
「ビジネス=冷酷」という思い込み。

むしろ今の時代は共感できる人の方が選ばれるケースも非常に多いです。


MBTIを起業に活かす正しい使い方

MBTIは
❌「できない理由を探す道具」
ではありません。

正しい使い方は
✔ 疲れやすいポイントを知る
✔ 無理しなくていいやり方を選ぶ
✔ 苦手は外注・仕組みで補う

この3つです。

たとえば
・営業が苦手 → 営業不要のモデル
・計画が苦手 → 小さく試す設計
・継続が苦手 → 自動化を早めに

MBTIを知ることで
「努力の方向性」を間違えなくなります。


大学生がMBTIで迷走しないための注意点

最後にとても重要な話をします。

MBTIにハマりすぎると
・タイプに縛られる
・行動しなくなる
・「自分は○○だから」と諦める

という本末転倒な状態になります。

起業で一番大切なのは
性格よりも行動量です。

MBTIは
👉 行動を減らすための言い訳
ではなく
👉 行動を続けるためのヒント

として使いましょう。


まとめ|MBTIは「起業の設計図」を描くためのツール

起業家MBTIの本質は、
「向き・不向き」を決めることではありません。

・どんなやり方なら続くか
・どこで消耗しやすいか
・どうすれば無理なく伸ばせるか

これを知るための設計ツールです。

大学生の起業は、
いきなり正解を出す必要はありません。

自分のMBTIをヒントにしながら
小さく試して、合う形に寄せていく
それが一番失敗しにくい起業の始め方です。

あなたの性格は、起業の「壁」ではなく起業の「素材」です。

どう使うかは、これから決めればいいのです。

下記は違った観点で様々な仕事、興味がありそうな事を探してみるのもありです。「株で投資をしながら様々な会社、仕事を調べてみては?」お時間がある方は読んでみて下さい。

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Author of this article

大学生の頃の自分は、「いつか何かやりたいな」と思いながらも、何をすればいいか分からず、正直モヤモヤしていました。そんなある日、地元の喫茶店でたまたま車屋の社長と出会ったことが、人生のきっかけになります。
「自分もやってみよう」と思い、21歳のときに車の仕入れと販売をスタート。実家の自分の部屋に電話線を引き、名刺を作り、今思えばかなり手探りで“起業っぽいこと”を始めました。
就活はせずに学生のまま起業を目指しましたが、現実はうまくいかず、卒業後はいったんフリーターに。それでも起業への気持ちは消えず、社会経験を積もうと広告代理店に就職しました。そこで学んだことを活かし、26歳で独立。広告代理店を立ち上げ、今は40代となり会社を経営しています。
このガイドは、昔の自分のように「何かしたいけど分からないことばかり」の学生に向けて作りました。完璧じゃなくていい。一歩踏み出すためのヒントを、ここで伝えていけたらと思っています。

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