起業経験は履歴書にどう書く?

学生起業をした人ほど、意外にこう悩みます。

「起業って、履歴書にどう書けばいいの?」

  • 自慢に見えないか
  • 失敗だと思われないか
  • 企業に警戒されないか

結論から言います。

起業経験は、正しく書けば履歴書の中で最強クラスの武器になります。

しかし書き方を間違えると、逆効果になります。

本章では、

  • 採用側の本音
  • NGな書き方
  • 評価が跳ね上がる具体例

まで、実践ベースで解説します。

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1. 企業は「起業した事実」ではなく「中身」を見る

多くの学生が勘違いします。

「起業した」と書けば評価される。

これは間違いです。

企業が見るのは、

  • 何を考え
  • どう行動し
  • 何を学んだか

です。

結果の大小は二の次です。

2. 起業経験が評価される理由

採用担当は履歴書をこう読んでいます。

起業経験 =

  • 主体性
  • 行動力
  • 当事者意識

の証明書です。

これは普通の学生が最も欠けている要素です。

3. 起業経験を書くべき場所

起業経験は、次の3か所に活用できます。

項目使い方
職歴欄事業内容を簡潔に
自己PR成長エピソード
ガクチカ課題解決ストーリー

すべてに分解して使えます。

4. 職歴欄の正しい書き方

基本フォーマット

〇年〇月 個人事業として〇〇事業を立ち上げ

例:

2024年4月
個人事業としてSNS運用代行事業を立ち上げ、個人事業主として活動

ポイント:

  • 会社設立してなくてもOK
  • 「学生起業」より「事業内容」を重視

5. 自己PRでの黄金構成

評価される型はこれです。

① 課題

「〇〇という課題がありました」

② 行動

「自ら考え、〇〇に挑戦しました」

③ 失敗

「〇〇がうまくいきませんでした」

④ 改善

「原因を分析し、〇〇を改善しました」

⑤ 学び

「この経験から〇〇を学びました」

6. 具体例(成功例)

自己PR例

大学在学中、SNS運用代行事業を立ち上げました。当初は顧客獲得に苦戦しましたが、ヒアリングを重ね、業種別の投稿設計に改善した結果、3か月で継続契約を獲得しました。この経験から、課題を分析し改善を続ける力を身につけました。

評価ポイント:

  • 主体性
  • 課題解決力
  • 継続力

が一文で伝わります。

7. ガクチカでの最強素材化

起業経験はガクチカ最強素材です。

なぜなら、

  • ストーリー性
  • 主体性
  • 再現性

すべて揃っているからです。

8. NGな書き方

① 自慢型

「学生起業で成功しました」

→中身ゼロ

② 経営者気取り型

「経営者として組織を率い…」

→扱いにくそう

③ 会社軽視型

「いずれ独立するために就職」

→即不採用

9. 失敗した起業経験の書き方

失敗は隠す必要はありません。

例:

事業は継続に至りませんでしたが、市場調査の重要性を学びました。

企業は、

失敗から学べる人材

を高く評価します。

10. 起業経験者は書類選考で頭一つ抜ける

ほとんどの学生の履歴書は似ています。

起業経験があるだけで、即目に留まります。

まとめ:起業経験は「人生で最強の履歴書素材」になる

学生起業は、

  • 成功しても
  • 失敗しても

履歴書で使えます。

重要なのは、

どう書くか

です。

正しく書けば、起業経験は、

  • 就活
  • 転職

両方で一生使える武器になります。

これが、学生起業の隠れた最大メリットです。

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Author of this article

大学生の頃の自分は、「いつか何かやりたいな」と思いながらも、何をすればいいか分からず、正直モヤモヤしていました。そんなある日、地元の喫茶店でたまたま車屋の社長と出会ったことが、人生のきっかけになります。
「自分もやってみよう」と思い、21歳のときに車の仕入れと販売をスタート。実家の自分の部屋に電話線を引き、名刺を作り、今思えばかなり手探りで“起業っぽいこと”を始めました。
就活はせずに学生のまま起業を目指しましたが、現実はうまくいかず、卒業後はいったんフリーターに。それでも起業への気持ちは消えず、社会経験を積もうと広告代理店に就職しました。そこで学んだことを活かし、26歳で独立。広告代理店を立ち上げ、今は40代となり会社を経営しています。
このガイドは、昔の自分のように「何かしたいけど分からないことばかり」の学生に向けて作りました。完璧じゃなくていい。一歩踏み出すためのヒントを、ここで伝えていけたらと思っています。

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