黒字倒産を防ぐチェックリスト

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黒字倒産を防ぐチェックリスト

― 利益が出ていても潰れないための25項目 ―

✔ すべてYESである必要はありません
✔ 「把握できているか」が最重要
✔ 月1回、このチェックをするだけで倒産リスクは激減します

① 現金(キャッシュ)チェック【最重要】

□ 今すぐ使える現金がいくらあるか分かっている

→ 口座残高を即答できる?

□ その現金で「何ヶ月生きられるか」把握している

→ 固定費 × 月数で計算している

□ 売掛金(まだ入っていないお金)を現金扱いしていない

→ 「来月入る予定」は使えないお金

□ クレジットカードの未払い額を把握している

→ 未来の支払いを見落としていない?

□ 来月・再来月に大きな支払いがないか把握している

→ 税金・更新費・カード引き落としなど

② 売上と入金タイミングチェック

□ 売上が「いつ入金されるか」説明できる

→ 即日?月末?翌月?

□ 入金サイト(支払条件)を理解している

→ 30日後・60日後になっていない?

□ 売上が伸びても、入金が遅れる構造になっていない

→ 成長=資金不足になっていない?

□ 1社に売上が偏りすぎていない

→ 入金遅延=即死亡にならない?

③ 支出・固定費チェック

□ 毎月必ず出ていく固定費をすべて把握している

→ サブスク・外注・ツール代含めて

□ 固定費を「売上が安定する前」に増やしていない

→ オフィス・人件費を早く持ちすぎていない?

□ 黒字を理由に、支出を増やしていない

→ 一時的な利益で判断していない?

□ 「止められない支出」が多すぎない

→ 柔軟に縮小できる?

④ 利益と勘違いしやすいポイント

□ 利益=自由に使えるお金ではないと理解している

→ 税金・将来支出を考慮している?

□ 税金分のお金を別で確保している

→ 利益が出たら即分けている?

□ 「予定利益」を前提にお金を使っていない

→ 未来の売上に期待していない?

□ 赤字でも現金があれば立て直せると理解している

→ 黒字=安全という思い込みがない?

⑤ 数字・管理チェック

□ 毎月、現金の増減を確認している

→ 口座を見ない月がない?

□ 損益計算書をざっくり理解している

→ 儲かったかを見る表

□ 貸借対照表をざっくり理解している

→ 今どれだけ残っているかを見る表

□ キャッシュフローを意識して判断している

→ 「今払えるか?」を基準にしている?

⑥ 判断・メンタルチェック(意外と重要)

□ 黒字が出ても「調子に乗らない」判断ができている

→ 勢いで拡大していない?

□ お金の不安を放置せず、数字で確認している

→ 感覚で悩んでいない?

□ 困ったら相談できる人がいる

→ 一人で抱えていない?

チェック結果の目安

✅ YESが20個以上

かなり安全。黒字倒産リスクは低い

⚠ YESが14〜19個

要注意。資金管理を見直せば改善可能

❌ YESが13個以下

危険信号。今すぐ「現金ベース」に切り替えを

黒字倒産を防ぐ一番シンプルな考え方

✔ 利益は「結果」
✔ 現金は「命」
✔ 予定は信用しない
✔ 固定費は慎重に

この4つを守るだけで、
起業の生存率は大きく上がります。

まとめ:黒字でも“安心してはいけない”

黒字倒産は、
能力不足や努力不足では起きません。

お金の見方を間違えただけ

このチェックリストを月1回でも見直す習慣があれば、「黒字なのに潰れる」という最悪の事態はほぼ避けられます。

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Author of this article

大学生の頃の自分は、「いつか何かやりたいな」と思いながらも、何をすればいいか分からず、正直モヤモヤしていました。そんなある日、地元の喫茶店でたまたま車屋の社長と出会ったことが、人生のきっかけになります。
「自分もやってみよう」と思い、21歳のときに車の仕入れと販売をスタート。実家の自分の部屋に電話線を引き、名刺を作り、今思えばかなり手探りで“起業っぽいこと”を始めました。
就活はせずに学生のまま起業を目指しましたが、現実はうまくいかず、卒業後はいったんフリーターに。それでも起業への気持ちは消えず、社会経験を積もうと広告代理店に就職しました。そこで学んだことを活かし、26歳で独立。広告代理店を立ち上げ、今は40代となり会社を経営しています。
このガイドは、昔の自分のように「何かしたいけど分からないことばかり」の学生に向けて作りました。完璧じゃなくていい。一歩踏み出すためのヒントを、ここで伝えていけたらと思っています。

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