大学生起業家の多くが、最初につまずくポイントがあります。
それは「行動」でも「資金」でもありません。
情報収集です。
- たくさん調べているのに、前に進めない
- 情報が多すぎて、何が正しいか分からない
- 調べれば調べるほど、不安になる
こうした状態に陥り、
行動できなくなってしまう大学生起業家は非常に多い。
実は、情報収集がうまくいかない大学生起業家には、
いくつかのはっきりした共通点があります。
これは能力の問題ではありません。
情報との向き合い方を、まだ知らないだけです。
共通点①「正解の情報」を探そうとしている
最も多い共通点が、
最初から“正解の情報”を探そうとすることです。
- このやり方で本当に合っているのか
- 失敗しない方法はないか
- 成功している人と同じルートはどれか
この思考は、一見すると真面目で賢そうに見えます。
しかし起業においては、これが大きな落とし穴になります。
なぜなら、
起業には最初から正解など存在しないからです。
情報はあくまで「仮説の材料」であり、
正解かどうかは行動して初めて分かります。
正解探しを続ける限り、
情報収集は終わりません。
共通点② 情報収集が「目的」になっている
情報収集がうまくいかない大学生起業家は、
いつの間にか調べること自体が目的になっています。
- 今日も記事を10本読んだ
- 動画を3時間見た
- ノートをまとめた
一見、努力しているように見えますが、
実は何も進んでいない。
起業における情報収集の目的は、
次の一歩を決めることです。
- 明日、何をするか
- 今週、何を試すか
これにつながらない情報収集は、
どれだけ時間を使っても成果につながりません。
共通点③ 行動前に「完璧に理解しよう」とする
大学生起業家ほど、
「ちゃんと理解してから動こう」と考えがちです。
- 仕組みを全部理解してから
- 知識が十分に揃ってから
- 自信が持ててから
しかし、起業の現場では、
動かない限り理解は深まりません。
実際には、
- 動く
- 分からない点が見える
- そこだけ調べる
この順番が正解です。
完璧な理解を目指すほど、
行動は遠ざかっていきます。
共通点④ 情報の「量」で安心しようとする
情報収集がうまくいかない大学生起業家は、
無意識にこう考えています。
「これだけ調べたから、大丈夫だろう」
しかし、
情報の量と、成功確率は比例しません。
重要なのは、
- 今のフェーズに合っているか
- 自分の状況に合っているか
- すぐ試せるか
という情報の質です。
情報を集めることで安心し、
行動しない言い訳にしてしまうと、
成長は止まります。
共通点⑤「誰の情報か」を見ていない
大学生起業家がよく陥るのが、
情報の発信者を深く見ていないことです。
- 今の自分と立場は近いか
- 何年前の成功体験か
- 再現性はあるか
成功者の情報でも、
自分のフェーズに合っていなければ、
むしろ遠回りになります。
大学生起業の初期に必要なのは、
「今の自分より少し先を行っている人」の情報です。
遠すぎる成功例は、
モチベーションにはなっても、
行動の指針にはなりません。
共通点⑥ 情報を「試す前提」で見ていない
情報収集がうまくいかない大学生起業家は、
情報を知識として消費してしまいます。
- なるほど
- 勉強になった
- 参考になる
で終わってしまう。
本来、起業における情報は、
- 試す
- 失敗する
- 修正する
ための材料です。
「この情報を、どう試すか?」
この視点がない限り、
情報は力になりません。
共通点⑦ 行動すると「情報不足」がバレるのが怖い
これは、あまり語られませんが、
非常に多い心理です。
- 動いて失敗したら、知識不足だと思われそう
- 準備不足だとバカにされそう
だから、
動く前に情報で武装しようとする。
しかし、
起業の世界では「完璧な準備」は評価されません。
評価されるのは、
- 動いたか
- 試したか
- 修正したか
この事実を理解できないと、
情報収集は一生終わりません。
情報収集がうまくいく大学生起業家は何が違うのか
一方で、情報収集がうまくいっている大学生起業家は、
共通して次の考え方を持っています。
- 情報は仮説を立てるためのもの
- 行動が前提
- 合わなければ捨てる
情報に振り回されず、
使いこなしているのです。
情報収集の主導権を取り戻すために
もし今、
「調べているのに前に進めない」と感じているなら、
次の問いを持ってください。
- この情報で、次に何を試すのか
- 明日、具体的に何をするのか
答えが出ないなら、
その情報は今のあなたには不要です。
最後に伝えたいこと
情報収集がうまくいかないのは、
能力が低いからではありません。
起業に必要な情報の扱い方を、まだ経験していないだけです。
大学生起業において、
最も価値のある情報は、
- 行動した結果
- 失敗した理由
- うまくいかなかった事実
これらは、
調べても手に入りません。
行動した人だけが得られる情報です。
情報を集める側から、
情報を生み出す側へ。
その一歩を踏み出したとき、
起業は一気に現実になります。
