起業系YouTube・noteの正しい使い方

大学生起業を考え始めたとき、多くの人が最初に触れるのが
起業系YouTubenoteだ。

・起業の始め方
・大学生でも稼げる方法
・リアルな失敗談
・月◯万円達成ストーリー

無料で、分かりやすく、刺激的。
正直、見始めると止まらない。

しかしここで重要なのは、
「見ること」と「前に進むこと」は、まったく別物だという事実だ。

起業系YouTube・noteは、使い方を間違えると
行動を加速させるどころか、確実に止める。

この章では、
大学生起業を本気で考える人のために、
YouTube・noteを“消費”ではなく“武器”に変える使い方を解説する。


起業系コンテンツは「娯楽」と「学習」が混ざっている

まず理解しておいてほしいのは、
起業系YouTube・noteの多くは、エンタメ要素を強く含んでいるということだ。

・成功談が派手
・数字が大きい
・人生逆転ストーリー

これらは、視聴されやすい。
だから発信者は、どうしても「分かりやすく・強く」語る。

問題は、
それを現実そのままとして受け取ってしまうことだ。

起業系コンテンツは、
「現実を正確に再現するもの」ではなく、
「分かりやすく編集された一例」だと理解しておく必要がある。


正しい使い方①「答え探し」に使わない

多くの大学生がやってしまう失敗がある。

・この人が言っている方法が正解
・この動画通りにやればうまくいく
・このnoteが答えだ

こうして、答え探しにYouTubeやnoteを使ってしまう。

しかし、起業において
最初から用意された答えは存在しない。

起業系コンテンツの正しい使い方は、
「答えをもらう」ことではなく、
考える材料を集めることだ。


正しい使い方②「今の自分のフェーズ」に合う情報だけ取る

起業系YouTube・noteの多くは、
すでに結果を出している人向けに作られている。

・月100万円を目指す話
・組織化
・スケール戦略

しかし、
これからゼロから始める大学生にとって、
その情報はノイズになることも多い。

今のフェーズで必要なのは、

・何を試すか
・どう一歩目を踏み出すか
・どう失敗を受け止めるか

この段階に合わない情報を大量に入れると、
「自分はまだ何もできていない」という感覚だけが強くなる。

YouTube・noteは、
今の自分に関係ある部分だけを拾うことが重要だ。


正しい使い方③「見たら必ず行動をセットにする」

起業系コンテンツの最大の落とし穴は、
「見ただけで前進した気になる」ことだ。

そこでおすすめなのが、
インプットと行動を1対1で結びつけるルール

例として、

・動画を1本見たら、SNSで1投稿
・noteを1本読んだら、アイデアを1つ書く
・成功談を見たら、自分の仮説を1つ試す

このように、
「見る → 動く」を必ずセットにする。

これだけで、
YouTube・noteは“時間泥棒”から“行動装置”に変わる。


正しい使い方④「ノウハウ」より「思考」を盗む

起業系YouTube・noteで本当に価値があるのは、
具体的なノウハウよりも、思考の癖だ。

・どう考えて意思決定しているか
・失敗したとき、どう捉えているか
・続けるために何を大切にしているか

この部分を意識して見ると、
内容の深さが一気に変わる。

「この人は、どういう前提でこの判断をしたのか?」
ここを考えながら見ることが、正しい使い方だ。


正しい使い方⑤「全員を信じない」

YouTubeやnoteでは、
強い言い切りが好まれる。

・これが正解
・これ以外は無駄
・やらない人は損

しかし、起業において
全員に当てはまる正解は存在しない

だからこそ、

・この人には合っていた
・でも自分にも合うとは限らない

この距離感を常に持つことが重要だ。

信じすぎると、振り回される。
疑いすぎると、何も学べない。

この中間が、正解だ。


起業系noteは「結果」ではなく「過程」に注目する

noteには、
リアルな体験談が多く書かれている。

ここで見るべきなのは、

・どんな試行錯誤をしたか
・どこでつまずいたか
・何をやめて、何を続けたか

結果だけを見てしまうと、
「自分はまだここにいない」と落ち込むだけになる。

過程を見ることで、
「これなら自分も通る道だ」と理解できる。


起業系コンテンツは「地図」であって「道」ではない

YouTube・noteは、
あくまで地図だ。

地図を何枚見ても、
歩かなければ目的地には着かない。

しかも、
地図は人によって違う。

大切なのは、
一度選んだ地図で、まず歩いてみることだ。

途中で違うと感じたら、
修正すればいい。


一番危険なのは「情報通」になること

大学生起業でよくある悲劇がある。

・起業の話は誰よりも詳しい
・ノウハウは全部知っている
・でも何もやっていない

これは、最も成長しにくい状態だ。

起業において価値があるのは、
「知っていること」ではなく
「やったこと」だ。


YouTube・noteは「使う側」に回った瞬間から価値が出る

視聴者・読者のままでいる限り、
成長は限定的だ。

・発信してみる
・アウトプットしてみる
・自分の言葉でまとめてみる

この瞬間から、
YouTube・noteは学習ツールとして本領を発揮する。


大学生起業での正しい位置づけ

起業系YouTube・noteは、

・スタートのきっかけ
・考え方のヒント
・孤独を和らげる材料

として使うのが正しい。

人生を決める答えを探す場所ではない。


最後に伝えたいこと

このページを読んでいるあなたは、
きっともう十分な量の動画やnoteを見てきたはずだ。

これ以上必要なのは、
新しい情報ではない。

小さな行動だ。

起業系YouTube・noteは、
動く人の背中を押すための道具。

動かない理由を作るためのものではない。

今日、
・一本見る代わりに
・一行書く
・一歩試す

それだけで、
YouTube・noteの価値は一気に変わる。

大学生起業は、
情報を集める競争ではない。

行動を積み重ねる競争だ。

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Author of this article

大学生の頃の自分は、「いつか何かやりたいな」と思いながらも、何をすればいいか分からず、正直モヤモヤしていました。そんなある日、地元の喫茶店でたまたま車屋の社長と出会ったことが、人生のきっかけになります。
「自分もやってみよう」と思い、21歳のときに車の仕入れと販売をスタート。実家の自分の部屋に電話線を引き、名刺を作り、今思えばかなり手探りで“起業っぽいこと”を始めました。
就活はせずに学生のまま起業を目指しましたが、現実はうまくいかず、卒業後はいったんフリーターに。それでも起業への気持ちは消えず、社会経験を積もうと広告代理店に就職しました。そこで学んだことを活かし、26歳で独立。広告代理店を立ち上げ、今は40代となり会社を経営しています。
このガイドは、昔の自分のように「何かしたいけど分からないことばかり」の学生に向けて作りました。完璧じゃなくていい。一歩踏み出すためのヒントを、ここで伝えていけたらと思っています。

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