大学生の「めんどくさい」は起業アイデアの宝庫である

起業アイデアを考えようとすると、多くの大学生はこう思います。
「自分の毎日は平凡すぎる」
「特別な経験なんて何もない」
「ビジネスになるようなネタが見つからない」

しかし、ここで一つ断言します。
大学生の日常にあふれている「めんどくさい」は、起業アイデアの宝庫です。

むしろ、起業アイデアが出ない大学生ほど、
「めんどくさい」を無意識にスルーしているだけ
というケースがほとんどです。

この章では、
なぜ大学生の「めんどくさい」が価値になるのか
そして、それをどう起業アイデアに変えていくのか
を、現実的な視点で解説します。


① 「めんどくさい」は、すでに問題が存在している証拠

起業の出発点は、とてもシンプルです。
誰かの問題を解決すること。

そして「めんどくさい」という感情は、
その問題がすでに存在していることを教えてくれます。

・手続きが多くてめんどくさい
・やり方が分からなくてめんどくさい
・時間がかかってめんどくさい

これはすべて
「本当は解決したいけど、放置されている問題」
です。

つまり
めんどくさい=未解決のニーズ
なのです。


② 大学生は「めんどくさい」に一番気づける立場にいる

大学生は、実は非常に恵まれた立場にいます。

・時間割
・レポート
・就活
・バイト
・引っ越し
・各種手続き

これらは
社会に出ると「当たり前」として処理されがちですが、
大学生だからこそ
「なんでこんなに非効率なんだ?」
と、違和感を持てます。

この違和感は、
慣れていない人だけが持てる視点
です。

起業アイデアの多くは、
この「まだ慣れていない視点」から生まれています。


③ 「めんどくさい」を我慢する癖が、アイデアを潰す

多くの大学生は、
めんどくさいことに対してこう考えます。

・我慢するもの
・仕方ないもの
・自分が慣れるしかないもの

しかし、この思考こそが
起業アイデアを潰してしまいます。

起業家の思考は、逆です。

・なぜ、めんどくさいのか
・どこが、めんどくさいのか
・これを楽にできないか

この問いを立てるだけで、
日常は一気に「アイデアの材料」に変わります。


④ 「めんどくさい」は、誰かも感じている

大学生が見落としがちなポイントがあります。

それは
自分がめんどくさいと感じていることは、他の誰かも感じている
という事実です。

・履修登録が分かりづらい
・バイト探しが手間
・情報が散らばっている
・比較がしづらい

これらは
「自分だけの悩み」ではありません。

むしろ
多くの人が感じているからこそ、長年放置されている
可能性が高いのです。


⑤ 「めんどくさい」は、すでに行動を生んでいる

重要なのは、
めんどくさいと感じたときに、
あなたがすでに何かしらの工夫をしていることです。

・自分なりのやり方を作った
・メモをまとめた
・便利なツールを探した
・人に聞いた

これらはすべて、
すでに問題解決を始めている証拠
です。

起業アイデアとは、
この「個人的な工夫」を
「他人にも使える形」に変えることにすぎません。


⑥ 大きな問題を探す必要はない

起業という言葉から、
・社会課題
・大きな市場
・壮大なビジョン
を想像する大学生は多いです。

しかし、大学生起業において
最初から大きな問題を扱う必要はありません。

・5分短縮できる
・少し楽になる
・迷わなくて済む

こうした
小さな改善
でも、十分に価値があります。

むしろ、
小さな「めんどくさい」を解決できる人のほうが、
現実的に起業を続けられます。


⑦ 「めんどくさい」を言語化できる人が強い

多くの人は
「めんどくさい」で終わらせてしまいます。

しかし、起業に近づく人は違います。

・どの部分が
・なぜ
・どんな状況で
めんどくさいのかを、言葉にします。

この言語化ができると、
・誰の問題か
・どのタイミングか
・どんな解決策があり得るか
が、自然と見えてきます。


⑧ 大学生の「めんどくさい」は、今しか使えない

もう一つ、大切な視点があります。

大学生の「めんどくさい」は、
大学生のうちにしか気づけません。

社会に出ると
・慣れてしまう
・我慢してしまう
・疑問を持たなくなる

この状態になると、
貴重なアイデアの種は消えていきます。

だからこそ
今感じている「めんどくさい」を、今拾うこと
が重要です。


⑨ 「めんどくさい」を放置しない大学生が起業に向いている

起業に向いているかどうかは、
特別な才能で決まるわけではありません。

・違和感を放置しない
・不便を当たり前にしない
・楽にする方法を考える

この姿勢があるかどうかです。

「めんどくさい」と感じた瞬間に
「まあいいや」と流す人と、
「なんでだろう?」と考える人。

この差が、
起業家とそうでない人の分かれ道になります。


まとめ:「めんどくさい」は、最高のスタート地点

大学生の「めんどくさい」は、
怠けでも、甘えでもありません。

それは
まだ改善されていない現実を見抜いているサイン
です。

・小さい
・地味
・誰でも感じていそう

だからこそ、価値があります。

起業アイデアは、
特別な場所に落ちているものではありません。

あなたの日常の中に、すでに存在しています。

次に「めんどくさい」と感じたときは、
こう問いかけてみてください。

「これ、誰かが解決したら喜ばれるんじゃないか?」

その問いこそが、
起業のスタートラインです。

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Author of this article

大学生の頃の自分は、「いつか何かやりたいな」と思いながらも、何をすればいいか分からず、正直モヤモヤしていました。そんなある日、地元の喫茶店でたまたま車屋の社長と出会ったことが、人生のきっかけになります。
「自分もやってみよう」と思い、21歳のときに車の仕入れと販売をスタート。実家の自分の部屋に電話線を引き、名刺を作り、今思えばかなり手探りで“起業っぽいこと”を始めました。
就活はせずに学生のまま起業を目指しましたが、現実はうまくいかず、卒業後はいったんフリーターに。それでも起業への気持ちは消えず、社会経験を積もうと広告代理店に就職しました。そこで学んだことを活かし、26歳で独立。広告代理店を立ち上げ、今は40代となり会社を経営しています。
このガイドは、昔の自分のように「何かしたいけど分からないことばかり」の学生に向けて作りました。完璧じゃなくていい。一歩踏み出すためのヒントを、ここで伝えていけたらと思っています。

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