起業を考え始めた時にやってはいけない行動

「起業してみたいかも」
この一言が頭に浮かんだ瞬間から、
大学生起業の分かれ道はすでに始まっています。

意外かもしれませんが、
起業でつまずく人の多くは
「何をやるか」を間違えたのではありません。

「最初にやった行動」を間違えています。

この記事では、
大学生が起業を考え始めた直後に
やってはいけない行動を、理由つきで解説します。

逆に言えば、
これらを避けるだけで
スタート時点の失敗はかなり減らせます。


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やってはいけない行動①:いきなり「正解」を探し始める

起業を考えた瞬間、
多くの大学生がまずやること。

それは、

  • 成功事例を探す
  • 稼げるビジネスを調べる
  • 正解ルートを見つけようとする

一見、真面目で良さそうに見えます。
ですが、これが最初の落とし穴です。


なぜ「正解探し」は危険なのか

理由はシンプルです。

起業に、万人共通の正解は存在しないからです。

  • 他人に合った方法
  • 過去に通用した方法
  • 今は再現できない方法

これらを「正解」だと思って追いかけるほど、
行動が遅れ、迷いが増えます。

起業初期に必要なのは、
正解を見つけることではなく
自分の仮説を持つことです。


やってはいけない行動②:勉強だけで満足する

次に多いのが、このパターンです。

  • 起業本を読む
  • YouTubeを見まくる
  • ノウハウを集め続ける

これ自体は悪くありません。
問題は、行動が伴っていないことです。


「勉強しているのに進まない」正体

勉強だけしている状態は、
実はとても居心地がいいです。

  • 失敗しない
  • 否定されない
  • 「頑張っている気」になれる

ですが、これは
行動しないための安全地帯でもあります。

起業は、
知識よりも先に「手を動かす」世界です。


やってはいけない行動③:いきなり大きな決断をする

起業を考え始めた直後に、
こんな行動を取る人がいます。

  • アルバイトを即辞める
  • 高額なスクールに入る
  • 大きな借金をする

これらは、
**「覚悟がある行動」ではなく「危険な行動」**です。


大きな決断は、視野を狭くする

起業初期に一番大事なのは、

  • 何度も試せること
  • 方向転換できること

です。

ところが、
大きな決断を先にしてしまうと、

  • 失敗できない
  • 引き返せない
  • 判断が極端になる

という状態に陥ります。

起業は、
小さく始めてから大きくするものです。


やってはいけない行動④:周りと比べ始める

起業を考え始めると、
どうしても周りが気になります。

  • 同級生の内定
  • SNSの成功談
  • 年下起業家の話

ここで比べ始めると、
ほぼ確実にメンタルが削られます。


比較が生むのは「焦り」だけ

他人と比べても、

  • 自分の進む道は見えない
  • 正解が分かるわけでもない

得られるのは、
焦りと自己否定だけです。

起業に必要なのは、
「他人より早いか」ではなく
**「昨日の自分より進んでいるか」**です。


やってはいけない行動⑤:最初から完璧を目指す

これは、
真面目な大学生ほどハマります。

  • ちゃんとしたサービスを作る
  • 完璧なビジネスモデルを考える
  • 失敗しない形に整える

ですが、
起業初期に完璧を目指すことは
スタートしない理由を増やす行為です。


完璧主義は、起業のブレーキ

起業では、

  • 未完成
  • 不完全
  • 手探り

が当たり前です。

完璧を目指す人ほど、

  • いつまでも準備中
  • 行動が遅い
  • 検証が進まない

という状態になります。


やってはいけない行動⑥:「自分には向いてない」と結論を出す

起業を考え始めて少しすると、
こんな考えが浮かびます。

やっぱり自分には向いてないかも

これは、
何も検証していない段階で出す結論です。


向き・不向きは「後」で分かる

起業の向き・不向きは、

  • 考えた時
  • 調べた時

には分かりません。

  • 実際にやってみて
  • 何度か失敗して
  • 続けた結果

初めて見えてきます。

早すぎる自己否定は、
可能性を潰すだけです。


やってはいけない行動⑦:「いつかやる」と保留する

最後に、
最も静かで危険な行動です。

もう少し考えてから
タイミングが来たら

この「保留」は、
ほぼ100%そのまま消えます。


行動しない理由は、無限に作れる

  • 忙しい
  • 不安
  • 自信がない

どれも正しい理由に見えます。
ですが、行動しない限り
状況は何も変わりません。

起業は、
完璧なタイミングが来てから始めるものではありません。


では、何をすればいいのか?

ここまで「やってはいけない行動」を見てきました。

裏を返すと、
起業を考え始めた大学生がやるべきことは
とてもシンプルです。

  • 小さく動く
  • 失敗してもいい前提で試す
  • 1つずつ経験を積む

派手な決断も、
完璧な準備も必要ありません。


まとめ:起業初期は「間違えないこと」が最大の武器

最後にまとめます。

  • 正解探しから入らない
  • 勉強だけで終わらせない
  • 大きな決断を急がない
  • 周りと比べない
  • 完璧を目指さない
  • 早すぎる自己否定をしない
  • 「いつかやる」を今に変える

起業を考え始めた段階で、
正しく動ける人はほとんどいません。

だからこそ、
「致命的な行動を避ける」ことが
一番の近道になります。

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Author of this article

大学生の頃の自分は、「いつか何かやりたいな」と思いながらも、何をすればいいか分からず、正直モヤモヤしていました。そんなある日、地元の喫茶店でたまたま車屋の社長と出会ったことが、人生のきっかけになります。
「自分もやってみよう」と思い、21歳のときに車の仕入れと販売をスタート。実家の自分の部屋に電話線を引き、名刺を作り、今思えばかなり手探りで“起業っぽいこと”を始めました。
就活はせずに学生のまま起業を目指しましたが、現実はうまくいかず、卒業後はいったんフリーターに。それでも起業への気持ちは消えず、社会経験を積もうと広告代理店に就職しました。そこで学んだことを活かし、26歳で独立。広告代理店を立ち上げ、今は40代となり会社を経営しています。
このガイドは、昔の自分のように「何かしたいけど分からないことばかり」の学生に向けて作りました。完璧じゃなくていい。一歩踏み出すためのヒントを、ここで伝えていけたらと思っています。

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