大学生起業に興味を持ったとき、多くの人が最初にぶつかる壁があります。
それが、
「自分には強みがない」
「特別なスキルも実績もない」
「こんな状態で起業していいのかな?」
という不安です。
SNSを見ると、
・大学生で起業している人は、何か突出した能力がある
・フォロワーが多い
・プログラミングやデザインができる
・実績や肩書きがある
そんな人ばかりが目に入り、
「自分はスタートラインにも立てていない気がする」
と感じてしまう人も多いでしょう。
ですが、結論からはっきり言います。
大学生起業において、最初から“強み”がなくても、まったく問題ありません。
それは慰めではなく、
大学生起業の構造上、極めて現実的な話です。
そもそも「強み」とは何なのか?
まず整理しておきたいのは、
多くの大学生がイメージしている「強み」は、
起業のスタート地点には存在しないということです。
大学生が考えがちな強みは、例えば、
・特別なスキル
・ずば抜けた才能
・人に自慢できる実績
ですが、起業の世界で言う「強み」とは、
最初から持っているものではなく、後から積み上がるものです。
・売れた経験
・失敗して学んだ知見
・改善を繰り返した結果
これらが積み重なった先に、
「この人の強みは〇〇だよね」と評価されます。
強みがない=不利、ではない
「強みがないと不利なのでは?」
と思うかもしれません。
ですが、大学生起業においては、
強みがないこと自体が不利になるケースはほとんどありません。
なぜなら、起業初期に必要なのは、
・強みを活かすこと
ではなく
・強みを探すこと
だからです。
大学生起業は、
最初から完成形で勝負するフェーズではありません。
**「試しながら、自分に合う形を見つけるフェーズ」**です。
強みがある人ほど、最初につまずくこともある
意外に思われるかもしれませんが、
最初から「これが自分の強みだ」と思っている人ほど、
起業初期につまずくことがあります。
理由はシンプルです。
・強みに固執してしまう
・やり方を変えられない
・うまくいかない原因を外に求めがち
一方で、
「自分には特別な強みがない」と思っている人は、
・素直に学ぶ
・柔軟に方向転換する
・試行錯誤を前提に動く
という姿勢を取りやすく、
結果的に長く続くことが多いのです。
大学生起業の最大の武器は「未完成」であること
大学生起業の最大の強みは、
スキルや実績ではありません。
未完成であることそのものです。
・失敗しても許される
・やり直しがきく
・期待値が低い分、試しやすい
この状態は、社会人になってからではなかなか得られません。
強みがない状態で始められるのは、
実は大学生の特権でもあります。
強みは「考えて見つかるもの」ではない
多くの大学生が、
「自分の強みを見つけてから起業しよう」
と考えます。
ですが、
これは順番が逆です。
強みは、
・考えて見つかるもの
ではなく
・動いた結果、浮かび上がるもの
です。
・どんな作業が苦じゃなかったか
・どんな相談をよく受けたか
・どんな行動を続けられたか
これらは、
実際に動いてみないと分かりません。
強みがない人が最初にやるべきこと
では、
「強みがない」と感じている大学生は、
何から始めればいいのでしょうか。
答えはシンプルです。
強みを作ろうとしないこと。
代わりに、
・小さく試す
・誰かの困りごとを手伝う
・できる範囲で価値を出す
これを繰り返すだけで十分です。
最初は、
・作業を代行する
・情報をまとめる
・サポート役に回る
こうした形でも、立派な起業の第一歩です。
「強みがない」はスタートラインに立っている証拠
強みがないと感じている人は、
無意識のうちにこう考えています。
「何か特別なものがないと起業してはいけない」
ですが、これは完全な思い込みです。
実際には、
強みがないからこそ、素直に市場を見ることができる
という大きなメリットがあります。
・自分本位にならない
・相手のニーズをよく見る
・「売れるかどうか」で判断できる
これは、起業において非常に重要な感覚です。
強みは「肩書き」ではなく「役割」から生まれる
大学生起業における強みは、
資格や肩書きから生まれることはほとんどありません。
強みが生まれるのは、
・どんな役割を担ったか
・どんな立ち位置で関わったか
という経験からです。
・調整役
・裏方
・聞き役
・まとめ役
こうした役割を繰り返す中で、
「この人に任せると安心」
「この人はここが得意」
という評価が積み上がっていきます。
強みは「後付け」でいい
起業の世界では、
・最初から強みがあった人
よりも
・やりながら強みを作った人
の方が圧倒的に多いです。
そして多くの場合、
その強みは後から言語化されます。
「振り返ってみたら、これが強みだった」
という形で問題ありません。
大学生起業で必要なのは「強み」ではない
大学生起業で本当に必要なのは、
・強み
・才能
・特別なスキル
ではありません。
必要なのは、
・試してみる勇気
・続けながら調整する姿勢
・一度で決めない柔軟さ
これだけです。
まとめ:強みは「持ってから始めるもの」ではない
大学生起業において、
「強みがないから無理」
という考え方は、
ただの思考ブレーキです。
強みは、
持ってから始めるものではなく、
始めた人にだけ後から見えてくるものです。
今のあなたに、
・自慢できるスキルがなくても
・誇れる実績がなくても
まったく問題ありません。
必要なのは、
「強みがない状態でも動いていい」と
自分に許可を出すことです。
強みは、
あなたが動いた“あと”に、
必ず形になります。
