バーチャルオフィスは大学生起業で使っていい?

大学生起業を考え始めると、意外と早い段階で悩むのが
**「住所をどうするか問題」**です。

・自宅住所を出したくない
・実家の住所を使うのは気が引ける
・そもそも住所公開って必要?

そこで候補に挙がるのが
バーチャルオフィス
です。

ただ同時に、こんな不安も出てきます。

・バーチャルオフィスって怪しくない?
・信用されないんじゃない?
・大学生が使っても大丈夫?

結論から言います。
バーチャルオフィスは、大学生起業で「使っていい」ケースも多いです。
ただし、
何も考えずに使うと失敗しやすい
のも事実です。

ここでは、
・バーチャルオフィスとは何か
・大学生起業で使っていいケース
・使わない方がいいケース
・失敗しないための考え方
を、現実ベースで解説します。


そもそもバーチャルオフィスとは?

まず前提から整理します。

バーチャルオフィスとは、
実際に常駐しないけれど、住所を借りられるサービス
のことです。

多くの場合、

・法人登記ができる
・名刺やHPに住所を載せられる
・郵便物の受け取り・転送ができる

といった機能がセットになっています。

「仕事をする場所」ではなく、
住所と最低限のオフィス機能だけを借りる
というイメージです。


なぜ大学生起業でバーチャルオフィスを検討するのか

大学生起業でバーチャルオフィスが気になる理由は、かなり現実的です。

・一人暮らしの自宅住所を公開したくない
・実家の住所を法人住所にしたくない
・引っ越しの可能性が高い
・固定費は極力抑えたい

これらは、
大学生起業では「よくある事情」です。

つまり、
バーチャルオフィスを考えること自体は、まったく不自然ではありません。


バーチャルオフィスは「怪しい」のか?

これは一番多い疑問です。

結論から言うと、
バーチャルオフィス自体が怪しいわけではありません。

実際に、

・スタートアップ
・フリーランス
・小規模法人

など、
多くの事業者が普通に使っています。

ただし問題は、
「誰が」「どんな目的で」使っているか
です。

過去に、

・実態のない会社
・詐欺的ビジネス
・短期で消える事業

がバーチャルオフィスを使っていた例があり、
そのイメージが残っているだけです。


大学生起業で「使っていい」ケース

では、どんな場合なら使っていいのでしょうか。

ケース① 住所公開のリスクを避けたいとき

大学生起業では、

・SNS発信
・Web集客
・個人向けサービス

を行うケースが多く、
自宅住所をネットに出すリスクは無視できません。

この場合、
バーチャルオフィスは現実的な選択肢
になります。


ケース② まだ固定の拠点が必要ないとき

・作業は自宅やカフェ
・打ち合わせはオンライン中心
・常設オフィスは不要

この状態で、
高い賃料を払うのは非合理です。

住所だけ必要、という段階なら、
バーチャルオフィスは十分アリです。


ケース③ コストを極力抑えたいとき

大学生起業では、

・売上が安定していない
・生活費とのバランスがある

ため、固定費はできるだけ軽くすべきです。

月数千円〜1万円程度で済むバーチャルオフィスは、
リスク管理の観点では合理的
です。


大学生起業で「使わない方がいい」ケース

一方で、
バーチャルオフィスを避けた方がいいケースもあります。

ケース① 住所=信用になる業種の場合

例えば、

・士業
・不動産
・金融系
・高額な法人取引が中心

こうした業種では、
オフィスの実態が信用に直結する
場合があります。

この場合、
バーチャルオフィスはマイナスに働く可能性があります。


ケース② 「とりあえず」で選ぼうとしているとき

・よく分からないけど使ってみよう
・安いからここでいいや

というノリで選ぶのは危険です。

バーチャルオフィスは、
どこでも同じではありません。

選び方を間違えると、

・郵便が遅れる
・対応が雑
・住所のイメージが悪い

といった問題が起きます。


バーチャルオフィスを使うときの注意点

大学生起業でバーチャルオフィスを使うなら、
次の点は必ず意識してください。

注意点①「実態がある」事業であること

バーチャルオフィスは、
実態のない事業をごまかすためのものではありません。

・連絡が取れる
・サービス内容が明確
・実際に活動している

この前提がないと、
信用を失いやすくなります。


注意点② 郵便・連絡体制を甘く見ない

・郵便物の転送頻度
・即時通知があるか
・重要書類の扱い

ここは必ず確認してください。

大学生起業では、
役所・銀行・取引先からの郵便
が意外と重要です。


注意点③ 住所の「場所」を見る

同じバーチャルオフィスでも、

・都心一等地
・聞いたことのない雑居ビル

では印象が変わります。

大学生起業だからこそ、
変に怪しまれない住所
を選ぶことが大切です。


「自宅住所」と「バーチャルオフィス」どちらがいい?

これはケースバイケースです。

・家族の理解がある
・住所公開に抵抗がない
・実家で安定している

なら、
自宅住所でも問題ない場合もあります。

逆に、

・SNS発信をする
・一人暮らし
・引っ越しが多い

なら、
バーチャルオフィスの方が安全で楽です。


大学生起業における現実的な考え方

重要なのは、
バーチャルオフィス=良い/悪い
で考えないことです。

考えるべきなのは、

・今の自分のフェーズ
・事業内容
・将来の変化

に合っているかどうかです。

大学生起業の初期では、

・軽く始める
・固定費を抑える
・身を守る

という観点で、
バーチャルオフィスは十分アリな選択肢です。


まとめ|大学生起業でのバーチャルオフィスは「条件付きでOK」

バーチャルオフィスは大学生起業で使っていいか?
結論をまとめます。

  • バーチャルオフィス自体は怪しくない
  • 住所公開リスクを避けたい大学生には有効
  • 固定費を抑えたい初期フェーズと相性がいい
  • 業種や使い方によっては向かない場合もある
  • 「とりあえず」で選ぶのは危険
  • 実態のある事業で使うことが大前提

大学生起業で大切なのは、
「ちゃんとして見えること」より「ちゃんと続けられること」
です。

バーチャルオフィスは、
そのための一つの道具にすぎません。

自分のフェーズに合っているなら、
使うことを過度に恐れる必要はありません。

こちらも併せて読んでみて下さい。

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Author of this article

大学生の頃の自分は、「いつか何かやりたいな」と思いながらも、何をすればいいか分からず、正直モヤモヤしていました。そんなある日、地元の喫茶店でたまたま車屋の社長と出会ったことが、人生のきっかけになります。
「自分もやってみよう」と思い、21歳のときに車の仕入れと販売をスタート。実家の自分の部屋に電話線を引き、名刺を作り、今思えばかなり手探りで“起業っぽいこと”を始めました。
就活はせずに学生のまま起業を目指しましたが、現実はうまくいかず、卒業後はいったんフリーターに。それでも起業への気持ちは消えず、社会経験を積もうと広告代理店に就職しました。そこで学んだことを活かし、26歳で独立。広告代理店を立ち上げ、今は40代となり会社を経営しています。
このガイドは、昔の自分のように「何かしたいけど分からないことばかり」の学生に向けて作りました。完璧じゃなくていい。一歩踏み出すためのヒントを、ここで伝えていけたらと思っています。

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