稼ぐ前提で考える大学生起業のホームページ設計

大学生起業でホームページを作ろうとすると、多くの人がこう考えます。
「名刺代わりにあればいい」
「とりあえず形だけ作っておこう」

しかし、結論から言います。
この考え方では、ホームページはほぼ稼ぎません。

大学生起業におけるホームページは、
“あったらいいもの”ではなく、“稼ぐための装置”
として設計する必要があります。

ここを間違えると、

・アクセスはあるが問い合わせが来ない
・説明はしているのに売れない
・SNSだけが忙しくなる

という状態に陥ります。


なぜ大学生起業のHPは「稼ぐ前提」で考えるべきなのか

大学生起業は、資金も実績も少ない状態から始まります。
つまり、

・一発で当てにいけない
・失敗回数を減らしたい
・回収までの時間を短くしたい

この条件下では、
集客・信用・相談・販売を“分業”している余裕はありません。

ホームページには、
最低限「稼ぐまでの流れ」を背負わせる必要があります。


TOC

「稼げないHP」に共通する考え方

まず、稼げない大学生HPにありがちな発想を整理します。

  • かっこいいデザインを重視
  • 事業内容を丁寧に説明
  • 想いを長文で語る
  • 何でもできます感を出す

一見ちゃんとしていそうですが、
稼ぐ視点が完全に抜けています。

これらのHPに共通する問題は、
「読んだ人が、次に何をすればいいか分からない」
ことです。


稼ぐ前提のHPで一番大事な考え方

稼ぐ前提でHPを作るとき、
最も重要な視点はこれです。

「このHPは、誰の“どの瞬間”を助けるのか?」

大学生起業では、

・今すぐ買いたい人
ではなく
・今、迷っている人

がほとんどです。

HPは、
決断の背中を押す場所
として設計します。


ステップ① 集客ではなく「決断」をゴールにする

稼げるHPは、
PVやアクセスをゴールにしません。

ゴールは、

  • 問い合わせ
  • 相談
  • DM
  • 無料面談

いずれか1つで十分です。

「連絡してもいいかどうか」
これを判断してもらうのが、
大学生起業HPの最大の役割です。


ステップ② トップページは「3秒で理解」させる

稼ぐHPのトップページに必要なのは、
情報量ではありません。

必要なのは、次の3つです。

  1. 誰向けか
  2. 何の相談ができるか
  3. 今の自分に関係あるか

これが3秒で伝わらないHPは、
ほぼ確実に離脱されます。

「あなた向けです」
を最初に言い切る勇気が、
稼ぐHPには必要です。


ステップ③ 実績より「状況の代弁」を置く

大学生起業では、
実績を前面に出せないことが多いです。

しかし、
それは弱点ではありません。

代わりに置くべきなのは、
読者の状況を代弁する文章です。

・こんなことで悩んでいませんか
・こんな状態で止まっていませんか

「それ、今の自分だ」
と思われた瞬間、
HPは“自分事”になります。


ステップ④ サービス説明は「完成形」を出さない

稼げないHPほど、
サービス内容を完璧に書こうとします。

しかし、大学生起業では逆です。

・相談しながら決める
・人によって内容が変わる
・一緒に作る

この余白を残してください。

「あなたの場合は、話してから決めたい」
と思わせる方が、
問い合わせは増えます。


ステップ⑤ 価格は「決める」より「考え方」を出す

大学生起業で価格を出すのは怖いものです。
しかし、価格を一切出さないHPも不安を生みます。

おすすめは、

・価格帯
・考え方
・どういう場合に変わるか

を説明すること。

これにより、

・高すぎる期待
・安すぎる誤解

の両方を防げます。


ステップ⑥ 問い合わせ導線は1つに絞る

稼げないHPは、
導線が多すぎます。

・LINE
・メール
・フォーム
・SNS

全部置くと、
人は選べずに離脱します。

大学生起業のHPでは、
導線は1つで十分
です。

「迷ったらここ」
を作ることが、
問い合わせ率を上げます。


稼ぐHPは「説明書」ではない

重要な考え方を一つ。

稼ぐHPは、
事業の説明書ではありません。

・全部を理解させる
・納得させきる

必要はありません。

目的は、
「話してみようかな」
と思ってもらうこと。

それ以上でも、それ以下でもありません。


大学生起業向け・最低限の稼ぐHP構成

稼ぐ前提なら、
この構成で十分です。

  1. トップ(誰向け・何の相談か)
  2. 悩み・状況の代弁
  3. 自分の立ち位置(少し先を歩いている存在)
  4. 相談・サービスの概要
  5. 問い合わせ・相談導線

これ以上増やすと、
逆に稼ぎにくくなります。


「HPを作っただけ」で満足しない

最後に、重要な注意点です。

HPは、
作った瞬間がスタート
です。

・文章は反応を見て変える
・問い合わせ内容から修正する
・ズレたら直す

稼げるHPは、
完成しないHP
です。


まとめ|稼ぐ前提のHPは「売る場所」ではない

稼ぐ前提で考える大学生起業のホームページ設計をまとめます。

  • 名刺代わりでは稼げない
  • ゴールは問い合わせ・相談
  • トップで誰向けか言い切る
  • 実績より状況の代弁
  • 完成形を出さない
  • 導線は1つに絞る

大学生起業のHPは、
静かな営業マン
です。

売り込まず、
煽らず、
でも確実に前に進める。

この設計ができたHPは、
アクセスが少なくても、
着実に「稼ぐ」方向に進みます。

Let's share this post !

Author of this article

大学生の頃の自分は、「いつか何かやりたいな」と思いながらも、何をすればいいか分からず、正直モヤモヤしていました。そんなある日、地元の喫茶店でたまたま車屋の社長と出会ったことが、人生のきっかけになります。
「自分もやってみよう」と思い、21歳のときに車の仕入れと販売をスタート。実家の自分の部屋に電話線を引き、名刺を作り、今思えばかなり手探りで“起業っぽいこと”を始めました。
就活はせずに学生のまま起業を目指しましたが、現実はうまくいかず、卒業後はいったんフリーターに。それでも起業への気持ちは消えず、社会経験を積もうと広告代理店に就職しました。そこで学んだことを活かし、26歳で独立。広告代理店を立ち上げ、今は40代となり会社を経営しています。
このガイドは、昔の自分のように「何かしたいけど分からないことばかり」の学生に向けて作りました。完璧じゃなくていい。一歩踏み出すためのヒントを、ここで伝えていけたらと思っています。

TOC