大学生起業でホームページを作ろうとすると、
ほぼ全員がこの壁にぶつかります。
「誰向けに書けばいいか分からない」
「ターゲットを決めろと言われてもピンとこない」
「自分はまだ何者でもないのに…」
そして多くの大学生が、
ここで止まります。
デザインでも、
技術でもなく、
“誰向けか”が決められずに進めない。
結論から先に伝えます。
誰向けのホームページか決められないのは、
能力不足ではありません。
考え方の順番が間違っているだけです。
大学生起業では、
社会人や企業と同じやり方で
「ターゲット設定」をしようとすると、
ほぼ確実に詰まります。
なぜ「誰向けか決めろ」と言われると苦しくなるのか
まず、
なぜこのテーマがこんなに苦しいのかを整理します。
理由① 「完璧に決めなきゃ」と思ってしまう
多くの大学生は、
・年齢
・性別
・職業
・年収
・性格
こうした項目を
全部決めないといけない
と思っています。
でも正直に言います。
大学生起業の段階で、
そんなものは決められません。
それが普通です。
理由② 「間違えたら終わり」と思っている
「ここで誰向けか決めたら、
もう変えられないんじゃないか」
そんな不安もあります。
ですが、
大学生起業において、
最初の設定は“仮”でいい
のです。
変えられない前提で考えるから、
決められなくなります。
理由③ 自分がまだ何者でもないと感じている
・実績がない
・経験が少ない
・語れるほどの成功がない
こうした状態で、
「誰向けに価値を提供するのか」
を考えるのは、
確かに難しいです。
ですが、
ここにも大きな勘違いがあります。
大前提:大学生起業のHPは「市場分析」から始めない
ここが一番重要なポイントです。
大学生起業のホームページは、
市場分析から始めなくていい
のです。
企業向けの本や、
マーケティング論では、
・市場を調べろ
・ニーズを分析しろ
・ペルソナを作れ
と書かれています。
ですが、
それは
すでに事業が固まっている人向けの話
です。
大学生起業では、
順番が逆になります。
誰向けか決められない人のための「正しい順番」
大学生起業で
誰向けか決められない人は、
この順番で考えてください。
ステップ① 「売りたい人」を探さない
まず、
やってはいけないことがあります。
それは、
「誰に売ろうか?」と考えること
です。
売る前提で考えると、
・お金を持っている人
・決断力がありそうな人
など、
自分から遠い存在を想像してしまい、
一気に現実味がなくなります。
ステップ② 「一番よく分かる悩み」を探す
次に考えるべきは、
「自分が一番よく分かる悩みは何か?」
です。
・今も悩んでいること
・最近まで悩んでいたこと
・調べまくったこと
これが、
ホームページの出発点になります。
重要なのは、
その悩みを“誰が持っているか”を
後から考えること
です。
ステップ③ 「過去の自分」を思い出す
大学生起業で、
最も設定しやすく、
最も失敗しにくい対象があります。
それが、
「少し前の自分」
です。
・起業に興味はあるけど不安
・何から始めればいいか分からない
・情報が多すぎて混乱している
この状態の自分を思い出してください。
その人は、
・何を検索していましたか?
・何に不安を感じていましたか?
・どんな言葉なら理解できましたか?
ここまで具体化できれば、
「誰向けか」は自然に見えてきます。
「誰向けか」は属性ではなく“状況”で決める
ここで、
重要な考え方をお伝えします。
大学生起業のホームページでは、
属性で人を決めなくていい
のです。
属性で決めると、なぜ失敗するのか
よくあるターゲット設定の例です。
・20代男性
・大学生
・起業志向
正直、
これでは何も見えていません。
同じ大学生でも、
・不安の種類
・行動段階
・考え方
は、全く違います。
正解は「今どんな状況の人か」
大学生起業のHPでは、
「今、どんな状態にいる人か」
で考える方が、
圧倒的に書きやすくなります。
例を出します。
・起業に興味はあるが、一歩踏み出せていない人
・SNSを見て勉強しているが、何も始められていない人
・周りに相談できる人がいない人
こうした「状況」は、
年齢や性別よりも、
はるかに重要です。
誰向けか決められない人がやりがちな間違い
ここで、
よくある間違いを整理します。
間違い① 「広くした方が安全」と思う
「誰にでも当てはまるように書けば、
誰かに届くはず」
これは、
一番届かない書き方です。
広くすると、
言葉が薄くなります。
間違い② 自分より“上”の人を想定する
・すでに稼いでいる人
・経験豊富な人
を相手にしようとすると、
言葉が不自然になります。
大学生起業の初期は、
自分より少し後ろの人
を想定するのが最適です。
間違い③ 一生変えられないと思っている
何度でも言います。
誰向けかは、後から変えていい
のです。
最初に決めるのは、
・今の自分に書ける相手
それだけで十分です。
「誰向けか」が決まると、何が変わるのか
ここで、
決まった後の変化をイメージしてみてください。
文章が驚くほど書きやすくなる
・どの言葉を使うか
・どこまで説明するか
が自然に決まります。
「何を書けばいいか」で迷わなくなる
書く内容は、
・その人が今つまずいていること
・次に不安になること
だけでよくなります。
自分の立ち位置に無理がなくなる
背伸びしなくていい。
専門家ぶらなくていい。
「少し先を歩いている人」
として、
自然に書けるようになります。
最初は「1人に話しかけるHP」でいい
最後に、
一番大切な考え方をお伝えします。
大学生起業のホームページは、
100人に薄く伝える場所ではありません。
最初は、
「たった1人が、
“これ自分のことだ”と思える」
それで十分です。
その1人が、
・たまたま10人になる
・たまたま50人になる
だけの話です。
まとめ:決められないのは、ちゃんと考えている証拠
誰向けのホームページか決められないのは、
・向いていない
・才能がない
からではありません。
むしろ、
雑に決めたくないからこそ、
立ち止まっている
のです。
大学生起業では、
・完璧なターゲット
より
・今の自分に書ける相手
を選ぶことが、
一番の近道です。
・過去の自分
・今の自分と同じ悩みを持つ人
そこから始めてください。
誰向けかは、
書きながら、少しずつ見えてきます。
決めてから書くのではなく、
書きながら育てる。
それが、
大学生起業における
正しいホームページの作り方です。
