1ページでいい?複数ページ必要?判断基準を解説

大学生起業でホームページを作ろうとすると、必ず出てくる悩みがあります。

  • 「最初は1ページで十分?」
  • 「ちゃんと複数ページ作らないと信用されない?」
  • 「どこまで作れば正解なのか分からない」

この疑問に対して、ネット上では真逆の意見が並びます。

  • 「今は1ページで十分」
  • 「いや、最低でも5ページは必要」

結果として、
判断できないまま手が止まる大学生起業家が非常に多いです。

ですが結論から言うと、
**1ページが正解か、複数ページが正解かは「目的次第」**です。

ページ数そのものが重要なのではありません。
重要なのは、

「今のあなたの起業フェーズで、何を起こしたいのか」

ここです。

この記事では、
大学生起業において
1ページでいいケース/複数ページが必要なケースを、
明確な判断基準で解説します。


そもそも「1ページ」と「複数ページ」は何が違うのか

まず前提として、
この2つの役割の違いを整理します。

1ページ型(ランディングページ型)の特徴

  • 情報を1本の流れで読ませる
  • 上から下までストーリー構成
  • 行動(問い合わせ・相談)に集中させる

つまり、

「今すぐ一歩踏み出してもらう」ための構成

です。


複数ページ型(サイト型)の特徴

  • 情報をテーマ別に分ける
  • 必要なところだけ読める
  • 信頼・理解を深める

つまり、

「じっくり判断してもらう」ための構成

です。

この違いを理解せずにページ数を決めると、
ほぼ確実に失敗します。


大学生起業で「1ページでいい」ケース

まずは、
1ページ構成で十分、むしろ1ページのほうが良いケースから解説します。


判断基準①:ホームページの目的が「相談・連絡」だけの場合

大学生起業の初期では、
ホームページの目的は多くの場合、

  • いきなり売る
    ではなく
  • 「相談してもらう」「連絡を取る」

ここにあります。

この場合、

  • 会社概要
  • 細かいサービス説明
  • 大量の実績

は必須ではありません。

1ページで、

  • どんな人向けか
  • どんな悩みを解決しているか
  • なぜ自分がやっているか
  • どう連絡すればいいか

これが伝われば、目的は達成できます。


判断基準②:まだサービス内容が固まりきっていない場合

大学生起業の初期では、

  • サービスが変わりやすい
  • ターゲットが微調整中
  • 価格も未確定

という状態がほとんどです。

この段階で複数ページを作ると、

  • 修正コストが高い
  • 直すのが面倒
  • 更新されない

という事態になりがちです。

1ページであれば、

  • 構成変更
  • 表現修正
  • ターゲット変更

が圧倒的に楽です。

仮説検証フェーズでは、1ページが圧勝です。


判断基準③:集客はSNS・紹介がメインの場合

大学生起業の初期では、

  • SNS
  • 知人紹介
  • イベント後の確認

などからホームページを見られるケースがほとんどです。

この場合、訪問者はすでに

  • 少し興味がある
  • 名前を知っている

状態です。

その人に対して必要なのは、

「怪しくないか」
「話しても大丈夫そうか」

この確認だけです。

この役割なら、
1ページで十分すぎるほど果たせます。


大学生起業で「複数ページが必要」になるケース

次に、
1ページでは足りず、複数ページ構成が必要になるケースを解説します。


判断基準①:サービスの理解に説明が必要な場合

以下に当てはまる場合は要注意です。

  • サービス内容が少し複雑
  • 検討期間が長い
  • 比較されやすい

この場合、1ページに全部詰め込むと、

  • 文章が長くなる
  • 読まれない
  • 途中で離脱される

という結果になります。

このケースでは、

  • サービス詳細ページ
  • よくある質問
  • 考え方・方針ページ

など、
情報を分けて置ける複数ページ構成が有効です。


判断基準②:「検索流入」を本格的に狙う場合

ブログやSEOを意識する場合、
1ページ構成はかなり不利になります。

なぜなら、

  • 検索意図が分かれる
  • 1ページで全対応は難しい

からです。

  • 悩み解説
  • 事例
  • 考え方

これらを個別ページとして持てるほうが、
検索流入との相性は圧倒的に良くなります。


判断基準③:実績・事例が増えてきた場合

最初は不要でも、

  • 実績
  • お客様の声
  • 具体的な成果

が溜まってきたら、
1ページでは扱いきれなくなります。

この段階では、

  • 実績紹介ページ
  • 事例まとめページ

を分けたほうが、

  • 信頼性
  • 説得力

が一気に上がります。


よくある「間違った判断」

ここで、
大学生起業で非常に多い誤判断を整理します。

・ちゃんとして見せたいから複数ページ

→ 目的がズレている

・なんとなく1ページ

→ 判断基準がない

・最初から完成形を目指す

→ 検証できない

ページ数は「印象」で決めるものではありません。
役割で決めるものです。


結論:大学生起業の正解は「1ページから始めて、必要になったら増やす」

大学生起業における、
最も現実的で失敗しにくい結論はこれです。

最初は1ページでいい。
ただし、将来複数ページに広げられる前提で作る。

最初から立派なサイトを作る必要はありません。

  • 話を前に進める
  • 相談につなげる
  • 検証を回す

この目的が果たせれば十分です。

ページ数は、
成果が出始めてから増やすものです。


判断基準まとめ(チェックリスト)

最後に、判断を迷ったときのチェックリストを置いておきます。

  • □ ホームページの目的は「相談・連絡」か? → YESなら1ページ
  • □ サービス内容は頻繁に変わるか? → YESなら1ページ
  • □ 検索流入を本格的に狙うか? → YESなら複数ページ
  • □ 説明が長くなりすぎているか? → YESなら複数ページ
  • □ 実績・事例が溜まってきたか? → YESなら複数ページ

まとめ:ページ数より「役割」を決める

大学生起業のホームページで重要なのは、

  • 1ページか
  • 複数ページか

ではありません。

「このホームページで、何を起こしたいのか」
これが決まっていれば、
ページ数は自然に決まります。

ページ数に悩んで手が止まるくらいなら、
まず1ページで出して、反応を見てください。

大学生起業において一番の失敗は、
完璧を目指して何も出さないことです。

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Author of this article

大学生の頃の自分は、「いつか何かやりたいな」と思いながらも、何をすればいいか分からず、正直モヤモヤしていました。そんなある日、地元の喫茶店でたまたま車屋の社長と出会ったことが、人生のきっかけになります。
「自分もやってみよう」と思い、21歳のときに車の仕入れと販売をスタート。実家の自分の部屋に電話線を引き、名刺を作り、今思えばかなり手探りで“起業っぽいこと”を始めました。
就活はせずに学生のまま起業を目指しましたが、現実はうまくいかず、卒業後はいったんフリーターに。それでも起業への気持ちは消えず、社会経験を積もうと広告代理店に就職しました。そこで学んだことを活かし、26歳で独立。広告代理店を立ち上げ、今は40代となり会社を経営しています。
このガイドは、昔の自分のように「何かしたいけど分からないことばかり」の学生に向けて作りました。完璧じゃなくていい。一歩踏み出すためのヒントを、ここで伝えていけたらと思っています。

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