大学生起業のHPに「書かなくていいこと・書くべきこと」

大学生起業でホームページを作ろうとすると、
多くの人がこんな状態になります。

「何を書けばいいのか分からない」
「全部ちゃんと書かないとダメな気がする」
「でも、実績もないし書くことがない…」

その結果、

・情報を盛りすぎる
・関係ないことまで書く
・逆に何も書けなくなる

という状況に陥ります。

結論からはっきり言います。

大学生起業のHPは、
“書くこと”よりも
“書かないこと”の方が重要です。

なぜなら、
大学生起業のHPの役割は、

・すごく見せること
・完璧に説明すること

ではなく、

相手の不安を減らし、
「この人なら話してもいいかも」と思ってもらうこと

だからです。


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なぜ大学生起業のHPは「書きすぎる」と失敗するのか

まず、
なぜ大学生がHPで失敗しやすいのかを整理します。


理由① 「ちゃんとして見せなきゃ」と思いすぎる

大学生起業では、

・実績が少ない
・肩書きが弱い

という意識がどうしてもあります。

その結果、

・情報量でカバーしよう
・それっぽく見せよう

として、
不要なことまで書いてしまいます。

ですが、
これは逆効果です。


理由② 社会人・企業のHPを真似してしまう

検索すると、

・企業HP
・プロの起業家サイト

が大量に出てきます。

それを真似すると、

・沿革
・理念
・代表メッセージ

など、
大学生には重すぎる要素まで入れてしまい、
HPが不自然になります。


理由③ 読む側の視点が抜けている

HPを書く側は、

「全部説明しないと伝わらない」
と思いがちです。

ですが、
読む側が知りたいのは、

・全部
ではなく
・今の自分に関係あること

だけです。


大前提:大学生起業のHPは「履歴書」ではない

ここで、
非常に大事な前提をお伝えします。

大学生起業のHPは、
自己紹介の場でも、履歴書でもありません。

評価してもらう場所ではなく、

安心してもらう場所
です。

この前提を持つだけで、
「書かなくていいこと」が一気に見えてきます。


大学生起業のHPに「書かなくていいこと」

まずは、
思い切って削っていいことから整理します。


① 無理に作った肩書き・肩書き風の表現

例:

・〇〇専門家
・〇〇プロデューサー
・〇〇コンサルタント

大学生起業の初期で、
こうした肩書きを無理に作ると、

・本当なの?
・まだ大学生なのに?

という疑問を生みます。

正直に、

・大学生起業準備中
・〇〇を学びながら活動中

の方が、
信頼されます。


② 実績がないのに並べた「それっぽい成果」

・フォロワー数
・閲覧数
・ちょっとした数字

これを無理に並べる必要はありません。

特に、

・意味が伝わらない数字
・比較できない実績

は、
かえって不信感を生みます。


③ 長すぎる自己紹介・経歴

生い立ちから現在までを
長文で書く必要はありません。

読む側が知りたいのは、

・どんな経験をしてきたか
ではなく
・今、何を考えている人か

です。

過去は、
今につながる部分だけで十分です。


④ 難しい専門用語・横文字の多用

・マーケティング
・ブランディング
・ソリューション

こうした言葉は、
大学生向けHPでは不要です。

分かりにくい言葉は、

・賢く見せる
どころか
・距離を作る

原因になります。


⑤ 完璧すぎる未来のビジョン

・3年後はこうなります
・必ず成功します

といった断定的な未来は、
信頼を生みません。

大学生起業では、

「今は試行錯誤中です」
という正直さの方が価値になります。


大学生起業のHPに「書くべきこと」

次に、
必ず書いてほしいことを整理します。


① 「誰の、どんな不安を扱っているか」

大学生起業のHPで、
最も重要なのはここです。

・どんな人の
・どんな悩みを

扱っているのか。

商品名よりも、
悩みの言語化を優先してください。


② なぜそれに取り組んでいるのか(理由)

立派な理念は必要ありません。

・なぜ興味を持ったのか
・なぜ調べ始めたのか
・なぜ続けているのか

この「理由」が、
共感を生みます。


③ 今の立ち位置(正直な現在地)

・まだ検証中
・勉強しながら実践中
・試行錯誤している段階

これを正直に書くことで、

・過度な期待
・ズレた問い合わせ

を防ぐことができます。


④ どんな関わり方ができるのか

大学生起業のHPでは、

・売ります
・契約してください

を書く必要はありません。

代わりに、

・相談できます
・話を聞きます
・一緒に整理します

といった、
関わり方の選択肢を示してください。


⑤ 次に取ってほしい「小さな行動」

HPを読んだ人が、

「で、次どうすればいい?」
と迷わないように、

・お問い合わせ
・相談フォーム
・SNS

など、
次の一歩を一つだけ用意します。


「書かなくていいこと」を削ると何が起きるか

不要な情報を削ると、
次の変化が起きます。


① 読む側の負担が減る

情報が少ないほど、
理解しやすくなります。


② 自分の言葉で書けるようになる

無理に立派にしなくていいので、
自然な文章になります。


③ 自分自身がブレにくくなる

背伸びしないHPは、
後から修正もしやすく、
続けやすいです。


大学生起業のHPで大切なのは「安心の設計」

最後に、
一番大切な視点をお伝えします。

大学生起業のHPで大切なのは、

・情報量
・完成度

ではありません。

「この人、ちゃんと考えてそう」
「話しても大丈夫そう」

そう感じてもらえるかどうかです。


まとめ:大学生起業のHPは「引き算」で考える

大学生起業のHPでは、

・すごく見せない
・盛らない
・背伸びしない

これが、
最大の戦略です。

書かなくていいこと

  • 無理な肩書き
  • 見せかけの実績
  • 長すぎる経歴
  • 難しい言葉
  • 完璧な未来

書くべきこと

  • 扱っている悩み
  • 取り組む理由
  • 今の立ち位置
  • 関わり方
  • 次の一歩

この取捨選択ができるだけで、
ホームページは一気に「信頼ツール」になります。

大学生起業のHPは、

・評価される場所
ではなく
・安心される場所

であってください。

それが、
長く続き、
次につながるホームページの形です。

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Author of this article

大学生の頃の自分は、「いつか何かやりたいな」と思いながらも、何をすればいいか分からず、正直モヤモヤしていました。そんなある日、地元の喫茶店でたまたま車屋の社長と出会ったことが、人生のきっかけになります。
「自分もやってみよう」と思い、21歳のときに車の仕入れと販売をスタート。実家の自分の部屋に電話線を引き、名刺を作り、今思えばかなり手探りで“起業っぽいこと”を始めました。
就活はせずに学生のまま起業を目指しましたが、現実はうまくいかず、卒業後はいったんフリーターに。それでも起業への気持ちは消えず、社会経験を積もうと広告代理店に就職しました。そこで学んだことを活かし、26歳で独立。広告代理店を立ち上げ、今は40代となり会社を経営しています。
このガイドは、昔の自分のように「何かしたいけど分からないことばかり」の学生に向けて作りました。完璧じゃなくていい。一歩踏み出すためのヒントを、ここで伝えていけたらと思っています。

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