大学生が起業する際にホームページを作るとき、最も力を入れるべきページはどこか。答えは、トップページです。
なぜなら、トップページは
・一番最初に見られる
・一番離脱されやすい
・一番誤解されやすい
ページだからです。
どれだけ良い想いを書いても、どれだけ丁寧なサービス説明をしても、トップページで「自分に関係ない」と思われたら、その先は読まれません。今回はホームページのトップページの在り方について書いていきますので、是非お読みください。
トップページでよくある失敗
まず、ありがちな失敗を整理します。
- 何をしているHPか分からない
- 誰向けなのか曖昧
- 想いばかりで実態が見えない
- 情報が多すぎて読む気が失せる
- 次に何をすればいいか分からない
これらはすべて、要素の入れ方・順番のミスから起きています。トップページは、「全部を伝える場所」ではありません。“続きを読んでもらうための場所”です。
トップページの役割を一言で言うと
大学生が起業する際に作るホームページのトップページの役割は、これです。
「このホームページは、自分のためのものか?」を3秒で判断させること。売る必要はありません。説得する必要もありません。ただし、迷わせてはいけません。
トップページに必ず入れるべき内容
先に全体像を示します。ホームページのトップページには、最低限次の内容が必要です。
- 誰向け・何をしているかの一文
- 今の悩み・状況の代弁
- 「この人なら話してもいい」と思える立ち位置
- 何ができるのか(サービスの輪郭)
- 行動導線(問い合わせ・相談)
これ以上増やすと、逆に成果が下がります。
要素① 誰向け・何をしているかを最初に言う
トップページの一番上(ファーストビュー)で、必ず伝えるべきことは次の2つだけです。
- 誰向けか
- 何の相談・何のサポートか
ここでやってはいけないのが、抽象的な言葉です。
×「大学生の可能性を広げる」
×「挑戦を応援します」
これでは、自分向けか判断できません。
〇「起業を考え始めた大学生向け」
〇「ゼロから起業準備を進めたい大学生の相談窓口」
刺さらなくてOK。合わない人を切る勇気が必要です。
要素② 読者の「今の状態」を言葉にする
トップページの次に必要なのは、悩み・状況の代弁です。
多くの人は、
「問題を解決したい人」より
「どうしていいか分からない人」
の方が圧倒的に多いです。だから、
・こんなことで悩んでいませんか
・こんな状態で止まっていませんか
という形で、今の立ち位置を言語化してあげます。ここで重要なのは、解決策を出さないこと。「分かってもらえた」
この感覚を作るのが目的です。
要素③ 実績より「立ち位置」を伝える
大学生の起業では、派手な実績がないのは普通です。無理に作る必要はありません。代わりに必要なのは、あなたがどんな立ち位置の人かを伝えることです。
- 少し先を歩いている
- 自分も試行錯誤してきた
- 一緒に考えるスタンス
これが伝わると、一気に相談ハードルが下がります。「教える人」より、「隣で考えてくれる人」の方が選ばれます。
要素④ サービスは「輪郭」だけ見せる
トップページでやりがちなミスが、サービス説明を細かく書きすぎることです。トップページでは、
・サービス名
・細かい内容
・価格
は、ここでは不要です。代わりに、
- 何について話せるのか
- どんな相談が多いのか
- どこまで一緒に考えるのか
という“できることの範囲”だけを示します。詳細は、別ページか、相談の中で十分です。
要素⑤ 「次に何をすればいいか」を必ず示す
トップページで最も重要なのに、最も抜けがちなのがこれです。
行動導線(CTA)。
・問い合わせ
・相談
・話してみる
どれでも構いませんが、1つに絞ることが重要です。選択肢が多いほど、人は何も選ばずに離脱します。トップページの役割は、「次の一歩を示すこと」。それ以上でも、それ以下でもありません。
トップページに入れなくていいもの
ここで、入れなくていい要素も整理します。
- 長すぎる自己紹介
- 創業ストーリー全文
- 細かい実績一覧
- 専門用語だらけの説明
これらは、興味を持った後で読むものです。トップページに置くと、離脱の原因になります。
トップページは「完成させない」
重要な考え方を一つ。トップページは、完成させてはいけません。
・読まれない部分は削る
・誤解される表現は直す
・相談内容に合わせて修正する
トップページは、反応を見ながら育てるものです。ホームページで稼げない原因の多くは、最初に作って放置することです。
理想的なトップページの流れ
流れをまとめると、こうなります。
- 誰向け・何をしているHPか
- 今の悩み・迷いの代弁
- この人の立ち位置・スタンス
- 相談できる内容の輪郭
- 行動導線(相談・問い合わせ)
この順番を守るだけで、トップページの完成度は一気に上がります。
まとめ|トップページは「入口」であり「関所」
トップページに必ず入れるべき要素をまとめます。
- 誰向けかを最初に言い切る
- 読者の状況を代弁する
- 実績より立ち位置を伝える
- サービスは輪郭だけ
- 行動導線は1つに絞る
トップページは、売る場所ではありません。「話してもいい人かどうか」を判断してもらう場所です。ここが整うと、
アクセスが少なくても、確実に相談は増えます。逆に、ここが曖昧だと、どんな集客をしても成果は出ません。トップページは、大学生の起業における最重要ページ。時間をかける価値は、十分すぎるほどあります。頑張っていきましょう。お時間のある方は下記も是非お読みください。
