大学生起業でホームページを作ろうとすると、
多くの人が最初に考えるのがこれです。
「せっかく作るならオシャレにしたい」
「ダサいと思われたくない」
「ちゃんとして見えるデザインにしたい」
この気持ち自体は、とても自然です。
むしろ真面目に考えている証拠でもあります。
ですが、
ここで一つ、はっきり言っておきます。
大学生起業において、
「オシャレなHP」を目指すほど、失敗しやすくなります。
これは、
センスがないからでも、
デザインが悪いからでもありません。
“オシャレ”を優先する順番が、
大学生起業と根本的にズレている
からです。
なぜ大学生は「オシャレなHP」を目指してしまうのか
まず、
なぜ多くの大学生が
デザインから考えてしまうのかを整理します。
理由① 見た目で評価されると思っている
大学生起業では、
・実績がない
・肩書きが弱い
という不安があります。
その不安を埋めるために、
「見た目を良くすれば信頼されるはず」
と考えてしまいます。
ですが、
これは大きな誤解です。
理由② 参考にしているのが「企業HP」や「デザイナー作品」
検索すると、
・洗練された企業サイト
・デザイナーのポートフォリオ
が大量に出てきます。
それを見ると、
「これくらいのクオリティじゃないとダメ」
と思ってしまいます。
ですが、
それらは
すでに信頼・実績・お金がある前提
で作られています。
大学生起業とは、
スタートラインが違います。
理由③ 作っている実感が欲しい
デザインを触っていると、
・形ができている
・進んでいる感覚がある
ため、
「ちゃんと起業準備している気がする」
という安心感を得られます。
ですが、
この“進んでいる感覚”が、
落とし穴になります。
オシャレなHPが大学生起業で失敗する本当の理由
ここから、
本質的な話に入ります。
理由① 誰にも刺さらないHPになる
オシャレを目指すと、
無意識にこうなります。
・抽象的なキャッチコピー
・雰囲気重視の文章
・意味が分かりにくい表現
結果として、
「で、何のサイト?」
が分からないHPになります。
大学生起業のHPで最も重要なのは、
・美しさ
ではなく
・分かりやすさ
です。
理由② 「自分のためのHP」になってしまう
オシャレなHPは、
作っている本人は満足します。
・かっこいい
・テンションが上がる
ですが、
それは
“作る側の満足”
であって、
“見る側の安心”
とは別物です。
大学生起業のHPは、
・自分が気持ちよくなるため
ではなく
・相手が不安を減らすため
に存在します。
理由③ 文章が削られすぎる
デザイン重視になると、
・文字が多い=ダサい
・説明が多い=野暮
という意識が働きます。
その結果、
・必要な説明が省かれる
・前提が伝わらない
HPになります。
大学生起業では、
「丁寧に書いてあること」自体が価値
です。
理由④ 作るのに時間がかかりすぎる
オシャレを目指すと、
・色
・フォント
・余白
・配置
に時間を取られます。
その結果、
・いつまでも公開できない
・中身が後回しになる
という状態になります。
大学生起業で一番もったいないのは、
「公開されないHP」
です。
オシャレなHPほど「信用されない」こともある
ここで、
少し意外な話をします。
実は、
大学生起業では、
オシャレすぎるHPほど、
警戒されるケースもあります。
なぜか?
見る側はこう思います。
「大学生なのに、やけに完成度が高いな…」
「中身より見た目を重視していそう」
「何か売り込まれそう」
特に、
・起業に不安を抱えている大学生
・慎重な人
ほど、
こう感じやすいです。
大学生起業のHPで本当に大切な3つのこと
では、
何を優先すべきなのでしょうか。
① 分かりやすさ
・誰向けか
・何を扱っているか
・どんな人が書いているか
これが
3秒で分かること
が最優先です。
② 正直さ
・まだ途中段階
・試行錯誤中
こうした正直さは、
デザインではなく、
文章と構成で伝わります。
③ 続けやすさ
大学生起業では、
・更新できる
・直せる
・育てられる
ことが何より重要です。
オシャレすぎるHPは、
触るのが怖くなり、
更新されなくなります。
「ダサくていい」の本当の意味
ここで誤解してほしくないのは、
「ダサくていい=適当でいい」
ではありません。
大学生起業のHPで言う
「ダサくていい」とは、
・飾らなくていい
・背伸びしなくていい
・今の自分でいい
という意味です。
大学生起業にちょうどいいHPの特徴
理想的なのは、
こんなHPです。
・シンプル
・読みやすい
・文章が中心
・余計な演出がない
そして、
「ちゃんと考えていそう」
と感じられること。
これだけで十分です。
デザインは「後回し」でいい理由
大学生起業では、
・方向性が変わる
・ターゲットが変わる
・伝えたいことが変わる
のが当たり前です。
その段階で、
・作り込んだデザイン
があると、
修正が大変になります。
だからこそ、
最初は最低限のデザインでいい
のです。
よくある勘違い
最後に、
よくある誤解を整理します。
勘違い① オシャレ=信頼
→ 信頼は、
言葉と姿勢から生まれます。
勘違い② デザインが良ければ読まれる
→ 読まれるかどうかは、
「自分のことだ」と感じるかどうかです。
勘違い③ ダサいと恥ずかしい
→ 何もない方が、
よほど機会を逃しています。
まとめ:大学生起業のHPは「整っていれば十分」
大学生起業において、
オシャレなHPは、
必要条件ではありません。
むしろ、
・分かりやすい
・正直
・続けられる
この3つが揃っていれば、
十分に役割を果たします。
大学生起業のHPは、
・見せるため
ではなく
・伝えるため
のものです。
オシャレさは、
後からいくらでも足せます。
でも、
「伝わる中身」は、
今この段階でしか書けません。
だからこそ、
最初は、
・シンプルで
・少し不格好で
・でも誠実なHP
を作ってください。
それが、
大学生起業における
一番失敗しないホームページです。
