大学生起業を考えたとき、多くの人が最初に不安になるのが「営業」です。
- 人に売り込むのが苦手
- 断られるのが怖い
- 押し売りみたいなことはしたくない
- そもそも営業っぽい会話ができない
そして、こう結論づけてしまいます。
「自分は営業が苦手だから、起業には向いていない」
しかし、これは完全な勘違いです。
むしろ現実は真逆で、
大学生起業では、営業が苦手な人ほど結果が出やすい
というケースが非常に多くあります。
ここでは、
- なぜ営業が得意な人ほど大学生起業で苦戦しやすいのか
- なぜ営業が苦手な大学生のほうが信頼されやすいのか
- 営業が苦手なままで結果を出すための考え方
を、構造的に詳しく解説します。
そもそも大学生起業における「営業」の前提が間違っている
まず、最初に壊すべき勘違いがあります。
多くの大学生がイメージしている営業とは、
- 話術が必要
- 相手を説得する
- 断られても食い下がる
- クロージング力が重要
というものです。
これは、
法人営業・高額商品・会社員営業の世界の話です。
大学生起業の初期には、
この営業スタイルはほぼ必要ありません。
むしろ、この感覚を持ったまま起業すると、
一気に失敗確率が上がります。
営業が得意な大学生がハマりやすい落とし穴
まず、営業が得意な大学生が
なぜ苦戦しやすいのかを整理します。
・「売る前提」で人と話してしまう
営業が得意な人ほど、
- 会話の中で
- どう売るか
- どう決めさせるか
を考えてしまいます。
しかし大学生起業では、
- 相手はまだ悩みが整理されていない
- 自分の状況も言語化できていない
ケースがほとんどです。
この段階で営業を始めると、
- 押し付けられている感
- 身構え
- 警戒心
が一気に高まります。
・「話がうまい=信頼される」と思っている
営業が得意な人ほど、
- きれいな言葉
- ロジック
- 説得力
で勝負しようとします。
しかし大学生起業では、
話がうまい人=信頼される人
ではありません。
むしろ、
- うますぎて怪しい
- 本音が見えない
- 距離を感じる
と受け取られることも多いです。
営業が苦手な大学生が「有利」になる理由
ではなぜ、
営業が苦手な大学生ほど結果が出やすいのでしょうか。
そこには、明確な理由があります。
理由① 売ろうとしないから、信頼される
営業が苦手な大学生は、
- 無理に売ろうとしない
- 押し付けたくない
- 相手の話をちゃんと聞こうとする
この姿勢を自然に持っています。
大学生起業では、
- 売り込み
よりも - 安心感
のほうが圧倒的に重要です。
「この人、無理に売ってこなさそう」
この印象だけで、
相手の警戒心は大きく下がります。
理由② 相手の不安に敏感だから
営業が苦手な大学生は、
- 自分が断られるのが怖い
- 嫌われたくない
という気持ちが強い分、
- 相手がどう感じているか
- 不安そうな表情
- 迷っている空気
にとても敏感です。
これは、
営業スキルでは身につかない強みです。
大学生起業では、
- 商品説明
より - 不安を減らす対応
のほうが結果につながります。
理由③ 等身大の目線で話せる
営業が苦手な大学生は、
- 専門家ぶらない
- 上から話さない
- 正解を押し付けない
という特徴があります。
これは、
- 同じ目線
- 近い立場
- 寄り添う姿勢
として伝わります。
特に大学生相手・初心者相手のビジネスでは、
「少し先を歩いている人」
という立場が最も信頼されやすいのです。
理由④ 無理な約束をしない
営業が苦手な大学生は、
- できないことを言わない
- 大きな成果を約束しない
- 現実的な話をする
この姿勢を自然に取ります。
これは、
- 誠実
- 現実を見ている
- 信用できる
という印象につながります。
大学生起業で長く続く人ほど、
最初から大きなことを言いません。
大学生起業における「正しい営業」の正体
ここで、
大学生起業における営業を再定義します。
大学生起業の営業とは、
- 売ること
ではなく - 判断を手伝うこと
です。
具体的には、
- 相手の状況を整理する
- 悩みを言語化する
- 今やるべきか、やらないべきかを一緒に考える
これができれば、
契約や申し込みは自然に決まります。
営業が苦手な大学生ほど、
このスタイルと相性がいいのです。
営業が苦手な大学生がやるべき「唯一のこと」
ここで、とても重要なことを言います。
営業が苦手な大学生が、
無理に営業を克服する必要はありません。
やるべきことは、たった一つです。
「売らなくていい仕組み」を作ること
その代表例が、
- ホームページ
- 発信
- 事前説明
です。
あらかじめ、
- 誰向けか
- 何をするのか
- 向いていない人は誰か
を明確にしておけば、
会話の場で売る必要はなくなります。
営業が苦手な大学生ほど「ホームページ」と相性がいい理由
営業が苦手な大学生は、
- その場で話すのが苦手
- 即決を迫れない
その代わり、
- 文章で丁寧に伝える
- 事前に不安を消す
- 判断材料を揃える
ことができます。
これは、
ホームページとの相性が抜群です。
- 売り込まない
- 説明しすぎない
- 不安を先に消す
この設計ができれば、
営業が苦手でも結果は出ます。
営業が苦手な大学生が「やってはいけないこと」
最後に、
営業が苦手な大学生がやってはいけない行動を整理します。
- 無理に営業本を真似する
- クロージング技術を学ぼうとする
- 押しの強い人を真似する
これらは、
あなたの強みを消す行為です。
営業が苦手ということは、
- 誠実
- 慎重
- 相手目線
という資質を持っている可能性が高い。
それを捨てる必要はありません。
まとめ:営業が苦手=大学生起業では最大の武器
大学生起業において、
- 営業が得意
= - 結果が出やすい
ではありません。
むしろ、
営業が苦手な大学生ほど、
信頼され、選ばれ、続きやすい
という現実があります。
- 売らない
- 押さない
- 煽らない
その代わりに、
- 聞く
- 整理する
- 正直に向き合う
この姿勢こそが、
大学生起業における最強の営業です。
営業が苦手なことは、
弱みではありません。
正しく使えば、
結果を出すための最大の武器になります。
