大学生起業を考え始めたとき、
多くの人が口に出さずに抱えている不安があります。
「断られたらどうしよう」
「否定されたら立ち直れないかも」
「自分がダメだと思われそうで怖い」
この感情は、
弱さでも、甘えでもありません。
むしろ、真面目で人との関係を大切にしている証拠
です。
ただし、この「断られる怖さ」を
正しく理解しないまま起業すると、
行動が止まります。
先に結論:断られる怖さは消さなくていい
最初に大事なことを言います。
断られる怖さは、消そうとしなくていい。
なぜなら、
起業を続けている人でも、
この感情は完全にはなくなりません。
大切なのは、
怖さをなくすことではなく、
「怖くても動ける考え方」を持つこと
です。
なぜ大学生起業は「断られるのが特に怖い」のか
理由を整理します。
理由① 人間関係が近すぎる
大学生起業の最初の接点は、
・友達
・先輩
・知人
・同じ大学の人
つまり、
日常の人間関係と重なっています。
会社員の営業と違い、
断られたあとも顔を合わせます。
だから、
「断られる=関係が壊れる」
と感じやすいのです。
理由② 自分そのものを出している
大学生起業では、
・実績
・肩書き
・ブランド
がほぼありません。
代わりに出しているのは、
自分の考え・想い・未完成なアイデア
です。
そのため、
断られるとこう感じます。
「自分自身を否定された」
これは、
構造上とても自然な反応です。
理由③ 成功体験がまだない
断られた経験よりも、
「うまくいった経験」が少ないため、
1回の断りが
100回分の失敗のように感じます。
でも、これは
経験値の問題
であって、能力の問題ではありません。
断られるのが怖い大学生が勘違いしていること
ここからが本題です。
多くの大学生が、
根本的に勘違いしています。
勘違い① 断られる=嫌われる
これは、
ほぼ100%間違いです。
実際の「断り」の理由は、
・今はタイミングじゃない
・予算がない
・必要性を感じていない
・他を選んだ
このどれかです。
あなた個人を否定しているケースは、ほぼありません。
勘違い② 断られたら終わり
大学生起業では、
断られても関係は終わりません。
むしろ、
・断った相手が後から来る
・別の人を紹介される
・数ヶ月後に相談される
こうしたケースは非常に多いです。
断られる=終了
ではなく、
「今回は違っただけ」
です。
勘違い③ 断られない人が成功する
成功している起業家ほど、
断られています。
なぜなら、
行動量が多いから
です。
断られない人は、
行動していないだけ
というケースも多いのです。
断られる怖さを小さくする「考え方の転換」
ここから、
実際に使える考え方を伝えます。
考え方① 「選ばれなかった」だけと捉える
断られたとき、
こう言い換えてください。
×「自分がダメだった」
〇「今回は選ばれなかった」
これは、
オーディションと同じです。
実力があっても、
役に合わなければ落ちます。
人格否定ではありません。
考え方② 断りは「情報」である
断りの中には、
必ず情報があります。
・どこが伝わらなかったか
・何が不安だったか
・何が足りなかったか
これは、
次を良くするための材料
です。
何も得られない断りはありません。
考え方③ 「自分を守る断り」もある
相手が断る理由は、
相手側の事情であることも多いです。
・余裕がない
・時間がない
・自分には扱えない
これは、
相手が自分を守るための断り。
あなたの価値とは無関係です。
断られるのが怖い大学生が最初に取るべき行動
考え方だけでなく、
行動も重要です。
行動① 断られても傷つかない「場」を作る
いきなり、
・本命の相手
・大切な人
・失敗できない場
に行かないこと。
まずは、
・練習のつもり
・結果を求めない相談
・雑談ベース
で話せる相手から始めます。
行動② 「売らない相談」だけをする
最初は、
売らなくていいです。
・話を聞く
・整理する
・一緒に考える
これだけで、
十分な経験になります。
行動③ 断られても「丁寧に終わる」
断られたときこそ、
最大のチャンスです。
・教えてくれてありがとうございます
・参考になりました
・また何かあれば声かけます
この一言で、
印象はむしろ良くなります。
断られる怖さが消えないままでも進める理由
最後に、
とても大事なことを伝えます。
怖さは、行動の邪魔にはなりません。
「怖いまま止まる」ことが邪魔なのです。
多くの大学生起業家は、
・怖い
・不安
・自信がない
この状態で、
一歩ずつ進んでいます。
勇気があるから動いているのではなく、
動いているから、少しずつ慣れていく
のです。
まとめ|断られるのが怖いのは、真剣な証拠
断られるのが怖い大学生が最初に知るべき考え方をまとめます。
- 断られる怖さは普通
- 消そうとしなくていい
- 断り=人格否定ではない
- 多くはタイミングと条件の問題
- 断りは次に進むための情報
- 怖くても、少しずつ慣れる
大学生起業で一番危険なのは、
断られることではありません。
「断られるのが怖くて、
何も試さないまま終わること」
です。
断られても、
あなたの価値は変わりません。
価値があるから起業するのではなく、
行動するから価値が積み上がる
のです。
怖いままでいい。
不安なままでいい。
それでも、
一歩だけ踏み出せば、
景色は必ず変わります。
