補助金申請書で悩む5つのポイント

補助金に挑戦しようと決めて、申請書を開いた瞬間。多くの大学生が、ほぼ同じところで手が止まります。

  • 「何を書けば正解なのか分からない」
  • 「これで通る気がしない」
  • 「そもそも自分レベルが申請していいのか…?」

実はこれ、あなただけではありません。大学生が補助金申請書で悩むポイントは、驚くほど共通しています。そして重要なのは、それらの悩みは能力不足ではなく「視点のズレ」から生まれている、という点です。この記事では、
補助金申請書で大学生が悩む5つのポイントを取り上げ、

  • なぜそこで悩むのか
  • 何を勘違いしているのか
  • どう考えれば前に進めるのか

を、書いていきますので是非お読み下さい。


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悩み①「自分の事業って、そもそも補助金の対象なの?」

これは、ほぼ全員が最初にぶつかる悩みです。

  • 「こんな小さい事業でいいの?」
  • 「大学生のビジネスって対象外では?」
  • 「もっとすごい人向けなんじゃ…」

この不安の正体は、補助金を“レベルの高い人だけの制度”だと思っていることです。

実際の審査側の視点

補助金の審査で見られているのは、

  • 規模の大きさ
  • 肩書き
  • 年齢

ではありません。見られているのは、

  • その補助金の「目的」に合っているか
  • 実行される可能性があるか

です。大学生が悩むのは、「自分がすごいかどうか」で考えてしまうから。本来考えるべきなのは、

「この事業は、この補助金の目的に合っているか?」

この一点です。


悩み②「事業計画をどう書けばいいか分からない」

申請書の中でも、一番プレッシャーがかかるのが事業計画です。

  • 「立派な計画を書かなきゃ」
  • 「完璧じゃないとダメ?」
  • 「将来のこと、そこまで見えてない…」

大学生ほど、“正解っぽい文章”を書こうとして止まります。

よくある勘違い

  • 未来を完璧に予測しなければいけない
  • 大きなビジョンを書かないと評価されない

これは、かなり大きな誤解です。

審査側が見ているのはここ

  • 課題は何か
  • それに対して、何をするのか
  • なぜ「あなた」なのか

この因果関係が通っているかどうか。申請で高評価なのは、

  • 小さくても具体的
  • 現実に即している

事業計画です。


悩み③「数字が弱すぎる気がして不安」

これは、大学生ならではの悩みです。

  • 売上実績がない
  • 予測数字に自信がない
  • 「適当に書いていいの?」と怖くなる

この状態で多くの大学生が、

  • 数字を書くのを避ける
  • ふわっとした表現で逃げる

という行動を取ってしまいます。

ここで大事な事実

補助金審査では、

数字の正確さより、考え方の筋道

が見られています。

  • なぜその数字なのか
  • どうやって到達する想定なのか

この説明があれば、多少数字が小さくても問題ありません。逆に、

  • 根拠のない大きな数字

は、かなりマイナス評価になります。


悩み④「大学生であることは、書いた方がいいの?」

これは、本当に多くの大学生が悩みます。

  • 「大学生って書いたら不利?」
  • 「実績がない言い訳に見えない?」
  • 「触れない方がいい?」

結論から言うと、補助金の種類によって答えは変わります。

書いた方がいいケース

  • 若者・大学生を歓迎している制度
  • 地方自治体の創業補助金
  • 地域定着がテーマの補助金

この場合、

  • 大学生である背景
  • なぜ今起業するのか

は、プラス評価になることがあります。

書き方の注意点

重要なのは、

「大学生だから未熟」ではなく「大学生だからこそできる理由」

として書くこと。

  • 大学生であることを言い訳にしない
  • 行動している事実をセットで書く

これができないと、逆効果になります。


悩み⑤「落ちたら恥ずかしい・無駄じゃない?」

これは、メンタル面で一番大きな悩みです。

  • 「時間をかけて落ちたら嫌だ」
  • 「自分が否定された気がしそう」
  • 「周りに知られたくない」

特に真面目な大学生ほど、この不安で手が止まります。

ここで知っておいてほしい現実

補助金の世界では、

  • 初回不採択
  • 修正
  • 再挑戦

は、ごく普通です。むしろ、

  • 一発で通る人の方が少数派

です。補助金申請は、

合否より「事業の弱点が見えること」

に価値があります。


なぜ大学生は、ここまで悩むのか?

理由はシンプルです。

  • 正解が見えない
  • 比較対象がいない
  • 初めての経験

だから、不安になるのは当然です。でも、その悩みのほとんどは、

  • 申請書を「試験」だと思っている
  • 評価される側だと思いすぎている

ことから生まれています。


補助金申請書は「事業を整理するツール」

補助金申請書は、

  • 完璧さを競うもの
  • 正解を当てるもの

ではありません。「今の自分の事業を、他人に説明する練習」これが本質です。だから、

  • 悩むのは普通
  • 詰まるのも当たり前

です。


大学生へのメッセージ

補助金申請書で悩むのは、あなたが本気で事業と向き合っている証拠です。大切なのは、

  • 立派に見せること
  • 正解っぽく書くこと

ではありません。

  • 現実を書く
  • 今やっていることを書く
  • 次にやることを書く

これだけで、申請書は前に進みます。補助金は、

  • 起業の合否を決めるもの
  • 成功か失敗かを決めるもの

ではありません。事業を一段階、言語化・構造化する場それが、補助金申請です。頑張って挑戦してみて下さい。お時間のある方は下記もお読み下さい。

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Author of this article

大学生の頃の自分は、「いつか何かやりたいな」と思いながらも、何をすればいいか分からず、正直モヤモヤしていました。そんなある日、地元の喫茶店でたまたま車屋の社長と出会ったことが、人生のきっかけになります。
「自分もやってみよう」と思い、21歳のときに車の仕入れと販売をスタート。実家の自分の部屋に電話線を引き、名刺を作り、今思えばかなり手探りで“起業っぽいこと”を始めました。
就活はせずに学生のまま起業を目指しましたが、現実はうまくいかず、卒業後はいったんフリーターに。それでも起業への気持ちは消えず、社会経験を積もうと広告代理店に就職しました。そこで学んだことを活かし、26歳で独立。広告代理店を立ち上げ、今は40代となり会社を経営しています。
このガイドは、昔の自分のように「何かしたいけど分からないことばかり」の学生に向けて作りました。完璧じゃなくていい。一歩踏み出すためのヒントを、ここで伝えていけたらと思っています。

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