ビジネスの現場で、売上やサービス内容以前に、静かにチャンスを失っている大学生がいます。本人は悪気がありません。
- むしろ丁寧に話しているつもり
- フランクな方が距離が縮まると思っている
- 若さや素直さを出しているつもり
それでも、相手の反応がこうなります。
- 話が深まらない
- その後、連絡が来ない
- 「今回は見送ります」で終わる
原因を掘ると、話し方の時点で“信頼ライン”を越えられていないケースが非常に多いです。そしてそれは自分では気づいていな事が多いです。あなたの話し方は大丈夫ですか?一度読んでチェックしてみて下さい。
失礼な話し方とは「無礼」ではない
まず、重要な前提を整理します。ここで言う「失礼な話し方」とは、
- 乱暴な言葉遣い
- 敬語ができない
といった露骨なものだけではありません。
相手に「不安」や「引っかかり」を与える話し方
これが、ビジネス上の“失礼”です。
本人に悪意がなくても、相手が安心できなければアウトです。
なぜ大学生は話し方の失敗が起きやすいのか?
大学生は、話し方の失敗が起きやすい構造があります。
- 年上・経営者と話す機会が急に増える
- 「対等に話したい」という気持ちが強い
- 正解が分からず、自己流になりやすい
結果として、
距離を縮めようとして、逆に信頼を遠ざける話し方
になってしまうのです。
大学生がやりがちな失礼な話し方ワースト5
ワースト5
###「正直、〜っすね」「ぶっちゃけ〜」
なぜ失礼に聞こえるのか?
大学生で非常に多いのが、
- 「正直、これ微妙っすね」
- 「ぶっちゃけ、◯◯だと思ってて」
という話し方。本人は、
- 率直さ
- 本音
- フラットさ
を出しているつもりです。ですが、相手から見ると、
「配慮より自分の感想を優先する人」
という印象になります。
ビジネス視点での問題点
- 相手の立場を考えていない
- 言葉を選ぶ努力をしていない
- 感情をそのまま出している
この話し方は、
「この人、取引でも同じこと言いそうだな」
という不安につながります。
ワースト4
###「とりあえず」「一旦」「軽く」
なぜ失礼に聞こえるのか?
- 「とりあえずやってみます」
- 「一旦、考えてみます」
- 「軽くお話できれば」
一見、柔らかい表現です。しかし、ビジネスの場では、
本気度が低く見える言葉
でもあります。
相手が感じる不安
- 優先度が低そう
- 責任を持たなそう
- 途中で投げそう
特に大学生起業の場合、
「覚悟があるかどうか」
は常に見られています。
言葉が軽いと、姿勢そのものが軽く評価されます。
ワースト3
###「でも」「いや」「一応」を多用する
なぜ失礼に聞こえるのか?
- 「でも、それって…」
- 「いや、違うと思うんですけど」
- 「一応、考えてはいて…」
これらは、会話の中で無意識に出やすい言葉です。ですが、
相手の話を“否定から入る癖”
として強く印象に残ります。
経営者・年上側の受け取り方
- 話を受け止める前に反論する
- 素直に聞く気がない
- 一緒にやりにくい
内容以前に、
「この人、扱いづらそうだな」
と思われてしまいます。
ワースト2
###「自分、まだ大学生なんで」「勉強中なんで」
なぜ失礼に聞こえるのか?
これは、大学生の起業で最も多く、かつ最も危険な話し方です。
- 「まだ大学生なんで、分からなくて」
- 「勉強中なんで、そこまでできてなくて」
本人は、
- 謙虚さ
- 正直さ
を出しているつもりです。
しかし、相手の本音はこうです
「じゃあ、なぜ今この話をしているの?」
ビジネスの場では、
大学生かどうかは免罪符になりません。
この言い方は、
- 責任から逃げている
- 判断を相手に委ねている
と受け取られやすく、信頼を下げる方向に働きます。
ワースト1
###「〜してもらっていいですか?」の使いすぎ
なぜ失礼に聞こえるのか?
一見、丁寧に見える表現です。
- 「確認してもらっていいですか?」
- 「教えてもらっていいですか?」
- 「時間もらっていいですか?」
ですが、使い方を間違えると、
相手の時間・労力を当たり前に使う印象
になります。
問題の本質
- 相手のメリットが示されていない
- お願いの背景が説明されていない
- 「してもらう前提」になっている
結果、
丁寧そうで、実は一番図々しい
という評価になりやすいのです。
なぜ話し方ひとつで、売上以前に終わるのか?
ビジネスでは、
- 商品
- サービス
- 価格
を検討する前に、
「この人と関わって大丈夫か?」
が判断されます。話し方は、
- 人柄
- 姿勢
- 将来のトラブルリスク
を一瞬で想像させる材料です。
マナーとしての「正しい話し方」とは何か?
ここで勘違いしてはいけないのは、
- 完璧な敬語
- 堅すぎる話し方
が必要なわけではない、ということです。
本質はこの3点だけ
- 相手の立場を想像しているか
- 不安を増やしていないか
- 責任を持つ姿勢が伝わるか
この3つを満たしていれば、細かい言い回しは多少拙くても問題ありません。
「信頼される話し方」に変えるコツ
最後に、すぐに実践できる視点をまとめます。
コツ① 感想より「意図」を先に話す
→「なぜそう考えたか」を添える
コツ② 軽い言葉を「具体」に変える
→ とりあえず → 〇月までに
→ 軽く → 30分ほど
コツ③ 立場を下げず、責任を引き受ける
→ 大学生だから → 今の自分として
まとめ|話し方は「中身を見る前の関門」
大学生がやりがちな失礼な話し方は、
- 性格の問題
- 育ちの問題
ではありません。
「ビジネスの前提」を知らないだけ
です。話し方は、
- 売上を直接生まない
ですが - 売上に至る入口を左右します。
どれだけ良いアイデアやサービスがあっても、
話し方で不安を与えた瞬間、比較対象から外される
これが、現実です。結果を出したいなら、スキルやノウハウと同じくらい、「信頼を失わない話し方」を意識してください。それができる大学生起業家は、売上以前の段階で脱落せず、確実に次のチャンスへ進んでいきます。頑張って下さいね。下記も併せて読んでみて下さい。
