商品開発ではなく“仕組み”が収益になる時代

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「モノづくり」から「仕組みづくり」へ

「起業」と聞くと、多くの人が「新しい商品を作ること」を思い浮かべます。アプリを開発する、商品を開発する、何かを発明する…。確かにこれも一つの起業の形です。しかし、今の時代、“商品を作らずに”稼ぐ方法が当たり前になってきています。キーワードは「仕組みづくり」です。

あなたがまだ大学生で、資金も人脈も設備もない状態でも、「価値を届ける流れ=仕組み」をデザインできれば、それだけでビジネスが成立します。

本記事では、「仕組みを売る」「仕組みで稼ぐ」とはどういうことか?そして、大学生がゼロからそれを始める方法を具体的に書いていきます。是非お読みください。


1. そもそも“仕組みづくり”とは何か?

■ 定義:商品やサービスを“届ける流れ”を作ること

「仕組みづくり」とは、誰に、何を、どうやって届けるかの一連の構造を設計することです。ポイントは、“商品自体”ではなく、「どう届けるか」の部分に価値があるという考え方です。

■ 例:仕組みが価値になっているビジネス

事例製品価値の源泉(仕組み)
Uber Eats飲食物配達者×ユーザー×飲食店をつなぐ仕組み
BASEECショップ誰でもネットショップが作れる導線
ココナラスキル販売技術者と依頼者を結ぶマッチング構造
note記事発信→読者→決済の簡単構築フロー

これらは「商品を持たず、売れる仕組みだけ」を提供して収益を得ているビジネスモデルです。


2. なぜ「仕組み」が収益を生むのか?

理由①:再現性があるから

製品は一度売って終わりですが、「仕組み」は何度も使える再現性を持っています。

たとえば

  • LINEで商品を紹介 → 自動で決済 → 自動で発送依頼 → サンクスメッセージ送信

という一連の流れを作っておけば、「あなたが寝ている間にも売上が発生する」ようになります。


理由②:個人が参入しやすくなったから

昔は仕組みを作るには、サーバー・プログラム・外注費用などが必要でした。今はノーコードツール(例:STUDIO、Notion、Zapier、Shopify)などが揃っており、大学生一人でも「仕組み設計者」になれる時代です。


理由③:企業も“仕組み人材”を求めているから

今や企業は、ただのエンジニアではなく、「どんな仕組みを設計すれば事業が回るか?」を考えられる人材を求めています。つまり、「仕組み思考」は就職・副業・起業どれにも通用する“最強スキル”なのです。


3. 商品を作らずに、仕組みだけで起業できる事例

✅ 事例①:大学生が「営業の仕組み」を売る

  • 大学生が、地元の飲食店のInstagramを活用した予約導線(LINE連携)を構築
  • 飲食店は「自動で集客・予約・顧客管理」ができるようになる
  • 月額1万円で提供 → クライアント10件で10万円の収益に

→ 大学生が「ノーコードで作った導線=仕組み」を価値として販売している


✅ 事例②:「情報提供の仕組み」で稼ぐ

  • 自分の経験(例:留学準備や研究ノート)をnoteやブログで体系化
  • LINE登録→PDF資料→有料相談 or 商品販売への導線を作る
  • アクセスが増えるたびに“勝手に売れる仕組み”に成長

→ 商品はなくても、「体験を整理し、届ける仕組み」を売っている


✅ 事例③:「仕入れ→販売→配送」の仕組み構築代行

  • 単純な物販ではなく、**“物販代行の構造”**を他人に提供
  • 仕入先の開拓→受注管理→発送手順までテンプレート化
  • 利用者からシステム使用料+サポート料で収益化

→ Amazonや楽天を使わずとも「仕組みの価値」でビジネスになる


4. 大学生でも「仕組み」を作るするステップ

STEP ①:自分の強み・経験を棚卸しする

→「商品を持っていない」のではなく「届け方を知らないだけ」

STEP ②:価値提供の“構造”に注目する

→「誰が」「どんな悩みで」「何を欲していて」「どうすれば届くか?」を図解してみる

STEP ③:プロセスを自動化・効率化する

→Zapier、LINE連携、Googleフォーム、Notionなどを駆使して流れを“仕組み化”

STEP ④:それを“再現性のある形”にして他人に提供する

→ マニュアル化・テンプレ化・オンライン講座化などで「商品化」せずに販売できる


5. “仕組みのデザイン”ができると人生が変わる理由

  • 時間が増える:仕組みが働いてくれるため、自分は考える時間に集中できる
  • 収益が積み上がる:仕組みは「資産」になり、放っておいても収入が生まれる
  • 信用が増える:仕組みを作れる人は“経営視点”を持つと見なされる
  • 売るものが自由になる:物を持たなくても、ビジネスが成立するようになる

つまり、「仕組みをデザインできる人」は、“どんな業種でも”稼げる人になるということです。


おわりに:モノがなくても、価値は作れる

あなたが今、何か商品や特別なスキルを持っていなくても大丈夫です。それよりも大事なのは、“価値が届く流れ”を作れるかどうか。

製品開発よりも、「どう届けるか」に未来があります。それが「仕組みのデザイン」であり、これからの起業家が持つべき最大の武器です。

まずは色々な情報を集めてみて下さい。0から仕組みを考える必要はありません。まずは、いろんなビジネスの資料を見てみること。
下記の独立・開業のためのフランチャイズ比較サイトで、色々なビジネスの資料請求ををして見てみる事も1つ。そうすれば、仕組みを作り上げるヒントが見つかるかもしれません。

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Author of this article

大学生の頃の自分は、「いつか何かやりたいな」と思いながらも、何をすればいいか分からず、正直モヤモヤしていました。そんなある日、地元の喫茶店でたまたま車屋の社長と出会ったことが、人生のきっかけになります。
「自分もやってみよう」と思い、21歳のときに車の仕入れと販売をスタート。実家の自分の部屋に電話線を引き、名刺を作り、今思えばかなり手探りで“起業っぽいこと”を始めました。
就活はせずに学生のまま起業を目指しましたが、現実はうまくいかず、卒業後はいったんフリーターに。それでも起業への気持ちは消えず、社会経験を積もうと広告代理店に就職しました。そこで学んだことを活かし、26歳で独立。広告代理店を立ち上げ、今は40代となり会社を経営しています。
このガイドは、昔の自分のように「何かしたいけど分からないことばかり」の学生に向けて作りました。完璧じゃなくていい。一歩踏み出すためのヒントを、ここで伝えていけたらと思っています。

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