大学生への起業支援とは何か?

起業支援って、
・優秀な大学生だけが受けられるもの
・ビジネスコンテスト入賞者向け
・意識高い人の世界
そんなイメージはありませんか?

これは、多くの大学生が持っている大きな誤解です。

結論から言います。
大学生への起業支援は、何者でもない大学生こそ使うべき仕組みです。

しかも、正しく使えば
・お金の不安を減らし
・失敗のリスクを下げ
・一人で抱え込まずに済む

という、起業初期に最も重要な土台を作ることができます。

このページでは、
・大学生起業支援の本当の意味
・支援を使うべきタイミング
・「支援に依存しない」正しい使い方
を、現実ベースで解説します。

調べれば沢山ありますし、私が起業した約20年前に比べて大学生が起業するという風潮は珍しくなくなり、それに伴い、起業支援も増えてきています。是非読んでいただき、起業の一助になれば幸いです。


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大学生への起業支援とは「起業を代わりにやってくれるもの」ではない

まず大前提として知っておいてほしいことがあります。

大学生起業支援とは、
❌ 成功させてくれるサービス
❌ 正解を教えてくれる場所

ではありません。

大学生起業支援の本質は、

「失敗しても立て直せる環境を用意すること」

です。

・いきなり借金を背負わなくていい
・一人で悩み続けなくていい
・遠回りを減らせる

この「安全ネット」があるかどうかで、起業の継続率は大きく変わります。要は安心して失敗しなさいということです(笑)


なぜ大学生向けの起業支援が存在するのか?

国・自治体・大学・民間企業が大学生を支援しています。
大学生の起業を支援する理由はシンプルです。

・若いうちの挑戦は社会にとって価値がある
・失敗しても再挑戦しやすい
・将来の雇用や産業につながる

つまり、大学生の挑戦は「社会全体への投資」として見られています。優秀な若い人たちが育たなければ日本の明るい未来はありません。本当に。

だからこそ、
・お金
・場所
・知識
・人脈

といった支援が用意されているのです。


大学生への起業支援の主な種類

大学生が使える起業支援は、大きく分けて4つあります。


① お金の支援(補助金・助成金・奨学金系)

・起業準備に使える補助金
・事業実証用の助成金
・返済不要の支援金

これらは、「実績がある人」向けに見えますが、大学生向けはアイデア段階OKのものも多いのが特徴です。

ただし重要なのは、
👉 お金をもらうことが目的にならないこと。

資金はあくまで、行動を加速させるための道具です。


② 場所・環境の支援(インキュベーション)

・コワーキングスペース
・大学生起業家向けオフィス
・大学連携施設

これらの最大の価値は、「作業場所」ではありません。

・周りに挑戦している人がいる
・相談できる大人がいる
・孤独になりにくい

という心理的支援です。


③ 知識・相談の支援(メンター・相談窓口)

・起業相談窓口
・メンター制度
・無料相談会

ここで勘違いしがちなのが、「答えをもらおう」とすること。

正しい使い方は、

✔ 自分の考えを話す
✔ 壁打ち相手として使う
✔ 視点を増やす

支援者は、あなたの代わりに決断してくれません。


④ 仲間・つながりの支援(コミュニティ)

・大学生起業家コミュニティ
・イベント・交流会
・ピッチ大会

ここで得るべきものは、「人脈」よりも刺激と視野です。

「自分だけじゃない」
「みんな試行錯誤してる」

この感覚が、行動を止めなくしてくれます。


大学生起業支援を使うベストなタイミング

多くの大学生はこう考えます。

「もう少し形になってから…」
「結果が出てから相談しよう…」

これは逆です。

一番使うべきタイミングは、何も決まっていない時。

・アイデアがぼんやり
・不安だらけ
・何から始めるかわからない

この段階でこそ、支援は価値を発揮します。


大学生起業支援に「向いていない人」の特徴

あえて厳しいことも書きます。

次の考え方の人は、起業支援を使ってもうまくいきません。

・楽に成功したい
・正解だけを知りたい
・失敗したくない
・指示待ち姿勢

起業支援は、行動する人の背中を押すものです。

動かない人を引っ張るものではありません。


大学生起業支援の「正しい使い方」

起業支援を最大限活かすコツは3つです。

① 自分の仮説を持って相談する

「何をすればいいですか?」ではなく、「こう考えているがどう思いますか?」

② 全部を信じない

支援者の意見も一つの視点。最終決定は自分。

③ 依存しない

支援は一時的な補助輪。自走する意識を忘れない。


支援がなくても起業はできる。でも…

誤解してほしくないのは、起業支援がなくても起業は可能ということ。私も起業した際は、どこからの何の支援もなく一人で立ち上げました。大丈夫、出来ます!

ただし、

・失敗のダメージが大きくなる
・孤独になりやすい
・無駄な遠回りが増える

というリスクも高まりますがね。でも失敗を恐れたら起業なんて出来ません。

使えるものは使う。それが、起業における合理的な判断です。


まとめ|大学生起業支援は「挑戦を続けるための装備」

最後にまとめます。

✔ 大学生起業支援は特別な人向けではない
✔ 失敗しても立て直せる環境を作るもの
✔ お金・場所・知識・人の支援がある
✔ 早い段階で使うほど効果が高い
✔ 依存せず、自分で決断する姿勢が重要

起業において一番怖いのは、失敗することではありません。

挑戦をやめてしまうことです。

大学生起業支援は、あなたが挑戦を「続けられる人」になるための仕組み。

遠慮はいりません。あなたは、使っていい立場です。あなたの挑戦は、もう一人ではありません。

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Author of this article

大学生の頃の自分は、「いつか何かやりたいな」と思いながらも、何をすればいいか分からず、正直モヤモヤしていました。そんなある日、地元の喫茶店でたまたま車屋の社長と出会ったことが、人生のきっかけになります。
「自分もやってみよう」と思い、21歳のときに車の仕入れと販売をスタート。実家の自分の部屋に電話線を引き、名刺を作り、今思えばかなり手探りで“起業っぽいこと”を始めました。
就活はせずに学生のまま起業を目指しましたが、現実はうまくいかず、卒業後はいったんフリーターに。それでも起業への気持ちは消えず、社会経験を積もうと広告代理店に就職しました。そこで学んだことを活かし、26歳で独立。広告代理店を立ち上げ、今は40代となり会社を経営しています。
このガイドは、昔の自分のように「何かしたいけど分からないことばかり」の学生に向けて作りました。完璧じゃなくていい。一歩踏み出すためのヒントを、ここで伝えていけたらと思っています。

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