ターゲットを「高齢者」にしたビジネス

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なぜ今、「高齢者向けビジネス」なのか

起業を考え始めた20代大学生の多くは、同年代である「若者向け」「同世代向け」のビジネスをイメージしがちです。
しかし、実は最も市場が大きく、かつ伸び続けているのが「高齢者市場」です。

はっきり言いますが、日本は少子高齢化社会であり、どの地域も高齢者社会です。

じっくりとあなたの街を見て、調べてみて下さい。日本は世界でも類を見ないスピードで高齢化が進んでいます。
65歳以上人口はすでに3,600万人を超え、今後も「高齢者が社会の中心プレイヤー」であり続けることは確実です。

つまり高齢者向けビジネスは、

  • 一過性の流行ではない
  • 景気変動の影響を受けにくい
  • 長期的に安定した需要がある

という、起業初心者にとって非常に有利な条件がそろっています。


高齢者市場の特徴を正しく理解しよう

高齢者ビジネスで失敗する人の多くは、「高齢者=お金を使わない」と誤解しています。

実際は真逆です。

高齢者は「可処分所得」と「時間」を持っている

多くの高齢者は、

  • 住宅ローンを完済している
  • 子育てが終わっている
  • 年金や貯蓄がある

という状態にあります。

つまり「時間があり、必要だと感じればきちんとお金を払う」という非常に優良な顧客層なのです。

さらに、高齢者は

  • 安心できる
  • 信頼できる
  • 分かりやすい

この3つが揃えば、リピート率が非常に高いという特徴もあります。


高齢者向けビジネスは「ITが苦手」だからこそチャンス

大学生にとって最大の武器は何でしょうか?それはデジタルに慣れていることです。

高齢者の多くは

  • スマホ操作が苦手
  • ネット検索が不安
  • 申し込みや設定が面倒

と感じています。ここにこそ、若い起業家が入る余地があります。

難しいことを「代わりにやる」だけで価値になる

高齢者向けビジネスは、必ずしも高度な技術や資本を必要としません。

むしろ

  • スマホの初期設定
  • アプリの使い方説明
  • ネット手続きの代行
  • オンラインサービスの橋渡し

といった「若い人なら当たり前にできること」が、そのままビジネスになります。これはとても大切な事であり、あなたにとって普通のことが、ご年配の方にとっては凄いことなのです。


大学生でも始めやすい高齢者向けビジネス例

① 高齢者向けIT・スマホサポート

最も始めやすく、需要が大きい分野です。

例:

  • スマホの使い方教室
  • LINE・Zoomの設定サポート
  • マイナンバー・行政手続きの補助
  • ネット通販・キャッシュレス決済のサポート

初期費用はほぼゼロ。
必要なのは「分かりやすく説明する力」だけです。ほぼほぼ利益ですね。


② 見守り・話し相手サービス

高齢者の大きな悩みのひとつが「孤独」です。

  • 家族が遠方にいる
  • 会話の機会が少ない
  • 体は元気でも寂しい

ここに

  • 定期訪問
  • オンライン通話
  • 雑談・相談相手

といったサービスを組み合わせることで、感情価値の高いビジネスになります。

この分野は「信頼」が積み上がると、長期契約につながりやすいのが特徴です。


③ 高齢者向け情報発信・メディア事業

高齢者向けに

  • 分かりやすく
  • 専門用語を使わず
  • 安心感を与える

情報を発信するだけでもビジネスになります。

例:

  • 高齢者向け健康情報ブログ
  • 年金・制度解説サイト
  • 高齢者向けYouTubeチャンネル
  • 高齢者向け商品紹介アフィリエイト

自分が現場に行かなくても収益化できるため、大学生との相性も非常に良いモデルです。


高齢者向けビジネスで「最も重要な考え方」

売ろうとしない。助ける姿勢を最優先する

高齢者向けビジネスで成功する人は、共通して「売り込み」をしていません。

  • 困っていることを聞く
  • 分からない理由を理解する
  • 不安を取り除く

この姿勢が何より重要です。

高齢者は「この人は信用できるか?」を非常によく見ています。

一度信頼されると、

  • 家族や友人を紹介してくれる
  • 別の相談もしてくれる
  • 長期間の顧客になる

という好循環が生まれます。


大学生が高齢者ビジネスで不利にならない理由

「若いから信用されないのでは?」と不安に感じる人も多いですが、実際は逆です。

  • 丁寧
  • 親切
  • 一生懸命

この3つがあれば、若さはむしろ好印象になります。頑張っている若者を応援したいという高齢者も多いのが事実です。

特に

  • 孫世代
  • 子ども世代

として接することで、距離が一気に縮まるケースも多いです。


高齢者向けビジネスは「小さく始めて大きく育てられる」

最初から完璧な事業を作る必要はありません。

  • まずは1人の高齢者を助ける
  • 次に2人、3人と広げる
  • 仕組み化・情報発信に展開する

このステップで十分です。

高齢者向けビジネスは口コミと信頼で自然に広がるため、広告費をかけなくても成長しやすいのが特徴です。


高齢者ビジネスは「社会貢献」と「収益」が両立できる

高齢者向けビジネスの最大の魅力は、人の役に立っている実感を得ながら、収益を生み出せることです。

  • 感謝される
  • 必要とされる
  • 社会課題を解決できる

これらは、単なるお金稼ぎでは得られない価値です。


まとめ|高齢者をターゲットにする起業は、堅実で再現性が高い

高齢者向けビジネスは

  • 市場が大きい
  • 需要がなくならない
  • 初期費用が少ない
  • 大学生の強みが活きる

という点で、大学生がゼロから起業する上で非常に合理的な選択肢です。

「特別なスキルがない」
「資金がない」
「経験がない」

そう感じている人ほど、高齢者ビジネスは最初の一歩として最適です。

誰かの「困った」を解決することから、あなたの起業は始まります。

マーケティングの観点を養う為にも【ターゲットを「ママ」にしたビジネス】こちらも併せて読んでみて下さい。

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Author of this article

大学生の頃の自分は、「いつか何かやりたいな」と思いながらも、何をすればいいか分からず、正直モヤモヤしていました。そんなある日、地元の喫茶店でたまたま車屋の社長と出会ったことが、人生のきっかけになります。
「自分もやってみよう」と思い、21歳のときに車の仕入れと販売をスタート。実家の自分の部屋に電話線を引き、名刺を作り、今思えばかなり手探りで“起業っぽいこと”を始めました。
就活はせずに学生のまま起業を目指しましたが、現実はうまくいかず、卒業後はいったんフリーターに。それでも起業への気持ちは消えず、社会経験を積もうと広告代理店に就職しました。そこで学んだことを活かし、26歳で独立。広告代理店を立ち上げ、今は40代となり会社を経営しています。
このガイドは、昔の自分のように「何かしたいけど分からないことばかり」の学生に向けて作りました。完璧じゃなくていい。一歩踏み出すためのヒントを、ここで伝えていけたらと思っています。

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