学生起業で失敗しやすい人の共通点

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学生起業で失敗しやすい人の共通点

― 失敗は才能不足ではなく「考え方」と「進め方」で決まる

学生起業に興味を持つ人が増える一方で、

実際には途中で挫折してしまう学生起業家が非常に多いのも事実です。

ここで大切なのは、

学生起業の失敗は「能力が低いから」でも「センスがないから」でもない

という点です。

実際に多くの学生起業家を見てきて分かるのは、

失敗する人には驚くほど共通した思考パターン・行動パターンがあるということ。

この章では、

学生起業で失敗しやすい人に共通する特徴を整理しながら、

なぜ失敗につながるのか、どうすれば回避できるのかまでを詳しく解説します。

そもそも「学生起業の失敗」とは何か?

最初に定義をはっきりさせておきましょう。

ここでいう「失敗」とは、

  • 事業をやめること
  • 売上が伸びなかったこと

だけを指しているわけではありません。

本当の失敗とは、

✔ 何も学ばないまま終わる

✔ 同じミスを繰り返す

✔ 自信だけを失って挑戦をやめてしまう

こうした状態になることです。

逆に言えば、

途中で事業を畳んでも、学びがあればそれは失敗ではありません。

学生起業で失敗しやすい人の共通点【10選】

① 「アイデアがすべて」だと思っている

失敗しやすい学生の多くが、

「このアイデアは絶対いける」

「発想が良ければ成功する」

と考えがちです。

しかし現実は、

アイデアそのものよりも「検証」と「改善」の方が何倍も重要です。

  • 実際にお金を払う人はいるのか
  • 本当に困っている人は誰か
  • 価格は適切か

これを確かめずに進むと、

「誰にも刺さらないビジネス」になります。

② いきなり大きく始めてしまう

学生起業で非常に多い失敗が、

最初から完璧を目指してしまうことです。

  • ロゴを作る
  • 高いHPを作る
  • 法人化する

まだ売上が出ていない段階で

時間やお金を使いすぎると、撤退しにくくなります。

学生起業は本来、

✔ 小さく始める

✔ ダメならやめる

✔ 良ければ伸ばす

この「実験思考」が命です。

③ 売上より「やってる感」を重視する

  • SNSのフォロワー数
  • 名刺
  • 肩書き

こうした「見た目」に満足してしまう学生も失敗しやすいです。

ビジネスの本質はシンプルで、

お金を払ってくれる人がいるかどうかだけです。

✔ フォロワーが多くても売上ゼロ

✔ 活動していても利益ゼロ

では、事業は続きません。

④ お金の管理を甘く見ている

学生起業での失敗原因として非常に多いのが、

お金の管理を後回しにすることです。

  • 売上と利益の違いが分からない
  • 経費を記録していない
  • 税金を考えていない

結果として、

「儲かっていると思ったらお金が残らない」

という事態になります。

お金を軽視する人ほど、

起業では早く行き詰まります。

⑤ 行動量が圧倒的に足りない

頭で考える時間が長く、

実際の行動が少ない学生も失敗しやすいです。

  • 調べすぎて動かない
  • 完璧になるまで出さない
  • 失敗が怖くて止まる

起業では、

60点で出して、走りながら直す

くらいがちょうど良いのです。

⑥ 周囲に相談せず、一人で抱え込む

学生起業は孤独になりがちです。

その結果、

  • 誰にも相談しない
  • 自分の考えだけで進める
  • 客観的な視点がなくなる

という状態に陥ります。

失敗しやすい学生ほど、

プライドが邪魔をして助けを求められません。

⑦ すぐに結果を求めすぎる

「3ヶ月で稼げないならやめる」

「すぐ成果が出ないなら向いてない」

この思考は、学生起業では致命的です。

ほとんどのビジネスは、

成果が出るまでに時間がかかります。

続ける前提がないと、

改善のチャンスすら得られません。

⑧ 学業・生活とのバランスを崩す

起業にのめり込みすぎて、

  • 単位を落とす
  • 生活リズムが崩れる
  • 心身が疲弊する

この状態になると、

長期的に事業を続けるのが難しくなります。

学生起業は、

「続けられるペース」が最優先です。

⑨ 他人と比較しすぎる

SNSでは、

  • 学生で月100万
  • 20歳で起業成功

といった情報が溢れています。

これと自分を比べすぎると、

✔ 焦る

✔ 自信を失う

✔ 無理な選択をする

という悪循環に陥ります。

⑩ 「やめる判断」ができない

失敗しやすい人ほど、

やめること=負けだと思いがちです。

しかし起業では、

  • 伸びない
  • 需要がない
  • 合わない

と分かった時点でやめるのは、

極めて合理的な判断です。

失敗しやすい人ほど、実は「伸びしろ」が大きい

ここまで読んで、

「自分、結構当てはまるかも…」

と思った人もいるかもしれません。

でも安心してください。

これらの共通点はすべて、

✔ 意識すれば改善できる

✔ 経験で修正できる

ものばかりです。

実際、

最初にたくさん失敗した学生ほど、後に大きく成長する

ケースも珍しくありません。

まとめ|学生起業の失敗は「避けるもの」ではなく「活かすもの」

学生起業における失敗は、

恐れるべきものではありません。

本当に避けるべきなのは、

何も学ばずに終わることです。

  • 小さく始める
  • 数字を見る
  • 行動量を増やす
  • 早めに修正する

これを意識するだけで、

学生起業の失敗確率は大きく下がります。

失敗しやすい共通点を知っているあなたは、

すでに一歩リードしています。

あとは、

同じ落とし穴にハマらないように進むだけです。

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Author of this article

大学生の頃の自分は、「いつか何かやりたいな」と思いながらも、何をすればいいか分からず、正直モヤモヤしていました。そんなある日、地元の喫茶店でたまたま車屋の社長と出会ったことが、人生のきっかけになります。
「自分もやってみよう」と思い、21歳のときに車の仕入れと販売をスタート。実家の自分の部屋に電話線を引き、名刺を作り、今思えばかなり手探りで“起業っぽいこと”を始めました。
就活はせずに学生のまま起業を目指しましたが、現実はうまくいかず、卒業後はいったんフリーターに。それでも起業への気持ちは消えず、社会経験を積もうと広告代理店に就職しました。そこで学んだことを活かし、26歳で独立。広告代理店を立ち上げ、今は40代となり会社を経営しています。
このガイドは、昔の自分のように「何かしたいけど分からないことばかり」の学生に向けて作りました。完璧じゃなくていい。一歩踏み出すためのヒントを、ここで伝えていけたらと思っています。

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