起業仲間と揉めないためのルール

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起業仲間と揉めないためのルール

学生起業の失敗原因で、実は最も多いものがあります。

それは、

「ビジネスがうまくいかなかった」ではありません。

圧倒的に多いのは、

**「仲間と揉めて終わった」**です。

  • 友達と始めたけど関係が壊れた
  • お金のことで揉めた
  • 方向性の違いで崩壊した

このパターンは、学生起業で“定番の悲劇”です。

本章では、学生起業家が必ず知っておくべき
仲間割れを防ぐための現実的ルールを体系化して解説します。

1. なぜ学生起業は仲間と揉めやすいのか?

理由はシンプルです。

学生起業は、

  • 友情
  • お金
  • プライド

がすべて混ざります。

これは人間関係トラブルの“危険物フルセット”です。

2. 起業は友情ではなく「ビジネス」である

多くの学生が最初に間違えます。

「友達だから大丈夫」

これが最大の落とし穴です。

ビジネスでは、

  • お金
  • 時間
  • 責任

が絡みます。

友達同士だからこそ、
最初にルールを決めないと必ず揉めます。

3. 揉める原因トップ5

原因具体例
役割不明確誰が何をやるか曖昧
温度差本気度が違う
お金報酬・経費・分配
意思決定誰が決めるか
責任逃れ失敗時の押し付け

揉める理由はほぼこの5つです。

4. 最初に決めるべき黄金ルール7つ

ここが最重要です。

① 役割を明文化する

「なんとなく一緒にやろう」は失敗します。

例:

  • A:営業
  • B:SNS・集客
  • C:経理・管理

責任範囲を最初に決めます。

② 本気度をすり合わせる

ここがズレると必ず破綻します。

  • 週何時間使うのか
  • 何年続ける覚悟か

本音で話してください。

③ お金のルールを最初に決める

お金は最大の火種です。

必ず決めること:

  • 利益配分
  • 給料
  • 経費の扱い

「儲かったら考えよう」は必ず揉めます。

④ 意思決定者を決める

全員平等は一番危険です。

必ず、

  • 最終決定者

を決めてください。

民主制はビジネスでは機能しません。

⑤ 辞める時のルールを決める

縁起でもない話ほど、最初に決めます。

  • 辞めたら株はどうなるか
  • 途中離脱した場合

出口を決めておくと、争いは激減します。

⑥ 友情と仕事を分ける

仕事の注意を、

「人間否定」

と受け取らないこと。

仕事は仕事、友情は友情です。

⑦ 口約束ではなく文字に残す

簡単なメモでいいので、

  • 役割
  • お金
  • 決定権

は必ず文章に残します。

5. 良い起業仲間の条件

能力より重要なのはこの3つです。

条件理由
約束を守る信頼の土台
感情的でない冷静な話し合いができる
責任感他責にしない

スキルは後から伸ばせますが、
人格は変わりません。

6. 揉め始めた時の正しい対処法

NG対応なぜダメか
感情論こじれる
無視不信感増大
裏で愚痴分裂する

正解はこれです。

  • 事実ベースで話す
  • 感情と論点を分ける
  • 早めに話し合う

問題は小さいうちに潰します。

7. それでも別れる勇気も必要

全てのチームが続くわけではありません。

ズルズル続ける方が、
人生を壊します。

ビジネスの別れは、人生の失敗ではありません。

まとめ:起業仲間との関係は“設計”で決まる

仲間割れは運ではありません。

ほぼすべて、

最初にルールを決めなかった結果です。

  • 友情に甘えない
  • 最初に現実を話す
  • 仕組みで守る

これだけで、9割のトラブルは防げます。

ビジネスを壊すのは、
市場ではなく人間関係です。

だからこそ、
最初に人間関係を設計してください。

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Author of this article

大学生の頃の自分は、「いつか何かやりたいな」と思いながらも、何をすればいいか分からず、正直モヤモヤしていました。そんなある日、地元の喫茶店でたまたま車屋の社長と出会ったことが、人生のきっかけになります。
「自分もやってみよう」と思い、21歳のときに車の仕入れと販売をスタート。実家の自分の部屋に電話線を引き、名刺を作り、今思えばかなり手探りで“起業っぽいこと”を始めました。
就活はせずに学生のまま起業を目指しましたが、現実はうまくいかず、卒業後はいったんフリーターに。それでも起業への気持ちは消えず、社会経験を積もうと広告代理店に就職しました。そこで学んだことを活かし、26歳で独立。広告代理店を立ち上げ、今は40代となり会社を経営しています。
このガイドは、昔の自分のように「何かしたいけど分からないことばかり」の学生に向けて作りました。完璧じゃなくていい。一歩踏み出すためのヒントを、ここで伝えていけたらと思っています。

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