起業家が必ず通る「自信喪失期」の乗り越え方

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起業家が必ず通る「自信喪失期」の乗り越え方

起業を志し、最初の一歩を踏み出したとき。
多くの人は「やる気」「希望」「根拠のない自信」に満ちています。

しかし、しばらくすると――
ほぼ例外なく、自信を失う時期がやってきます。

  • 思ったように成果が出ない
  • 周囲と比べて自分が劣って見える
  • 「本当に自分にできるのか?」と不安になる
  • 行動するのが怖くなり、手が止まる

これは失敗ではありません
むしろ、起業家なら必ず通る成長の通過点です。

この記事では、
「なぜ自信喪失期が起きるのか」
「この時期にやってはいけないこと」
「どう乗り越えれば、次のステージに進めるのか」
を、20代学生起業家向けに徹底的に解説します。

なぜ起業家は必ず「自信喪失期」を経験するのか

① 理想と現実のギャップに直面するから

起業前は、情報収集や成功事例を見ることで、どうしても理想が膨らみます。

  • SNSで見る「若くして成功した起業家」
  • 「〇ヶ月で月収〇万円」といった派手な実績
  • 自由そうで楽しそうな起業ライフ

しかし、実際に始めてみると現実は違います。

  • 思った以上に地味で泥臭い
  • 成果が出るまでに時間がかかる
  • 誰も褒めてくれない

この理想と現実の差が、最初の自信喪失を生みます。

② 「知らなかった自分」に気づいてしまうから

起業をすると、今まで気づかなかった自分の弱さが見えてきます。

  • 営業が苦手
  • 継続力が弱い
  • 判断に迷いやすい
  • メンタルが不安定になる

これは成長している証拠です。
「できないことに気づけた」ということは、視野が広がった証拠でもあります。

しかし多くの人は、
「自分は向いていないのでは?」
とネガティブに捉えてしまいます。

③ 比較対象を間違えてしまうから

自信喪失期の最大の原因は、他人との比較です。

  • 同年代の成功者
  • フォロワー数が多い人
  • 売上を出している起業家

しかし忘れてはいけません。

あなたが見ているのは、
他人の「結果」だけであり、過程ではないということ。

他人と比べるほど、自信は削られていきます。

自信喪失期に「やってはいけないこと」

① すぐに「向いていない」と結論を出す

自信を失うと、人はすぐに答えを出したくなります。

  • 自分には才能がない
  • 起業は向いていない
  • もうやめた方がいい

しかし、この判断は最も危険です。

なぜなら、自信喪失期は
👉 **「実力が足りない時期」ではなく、「実力が育っている途中」**だからです。

② 行動を完全に止めてしまう

自信がなくなると、行動が怖くなります。

  • 投稿をやめる
  • 人に会わなくなる
  • 新しい挑戦を避ける

しかし、行動を止めるほど
「何もしていない自分」にさらに自信を失います。

これは負のスパイラルです。

③ 一人で抱え込む

学生起業家は特に、周囲に相談できる人が少ないです。

  • 同級生には理解されない
  • 家族には心配される
  • 失敗を見せたくない

結果、すべてを一人で抱え込み、限界を迎えます。

自信喪失期を乗り越える具体的な方法

① 「自信がなくても動いていい」と知る

まず知ってほしいことがあります。

自信があるから行動できるのではありません。
行動するから、後から自信がついてきます。

多くの人は順番を間違えています。

  • ✕ 自信 → 行動 → 成果
  • ○ 行動 → 小さな成果 → 自信

自信がない状態で動いても、まったく問題ありません。

② 「できたこと」を意図的に可視化する

自信喪失期は、できていないことばかりに目が向きます。

だからこそ、
できたことを無理やりでも書き出してください。

例:

  • 今日SNSを1投稿した
  • 記事を1本書いた
  • 初めて問い合わせが来た
  • 行動できなかったけど、悩んだ

どんなに小さくてもOKです。

これは脳を再教育する作業です。

③ 成果ではなく「行動量」で自分を評価する

自信喪失期に成果を基準にすると、必ず苦しくなります。

この時期は、評価基準を変えましょう。

  • 売上 → 行動量
  • フォロワー数 → 投稿回数
  • 結果 → 継続日数

「今日もやった自分はOK」
この基準に切り替えることが、回復への第一歩です。

④ 先に通った人の「リアルな失敗談」に触れる

キラキラした成功談だけを見ると、逆に自信を失います。

見るべきなのは、

  • うまくいかなかった話
  • 挫折した話
  • 何度も辞めたくなった話

ほぼすべての起業家が、
同じような自信喪失期を経験しています。

「自分だけじゃない」と分かるだけで、心は軽くなります。

⑤ 「辞める判断」は期限を決めて先送りする

どうしても辞めたいと思ったら、
今すぐ結論を出さないでください。

おすすめは、

「あと3ヶ月だけ続けてから判断する」

と決めること。

自信喪失期は、
判断力そのものが落ちている状態です。

冷静な判断は、少し回復してからで十分です。

自信喪失期の先にあるもの

この時期を乗り越えた起業家は、共通してこう言います。

  • 「あの時が一番きつかった」
  • 「でも、あれがあったから強くなれた」
  • 「自分を過信しなくなった」

自信喪失期は、
根拠のない自信が、実力ベースの自信に変わる過程です。

派手さはなくなりますが、
折れにくく、戻ってこれる強さが身につきます。

最後に:今、折れそうなあなたへ

もし今、

  • 自信がなくなっている
  • 周りと比べて苦しい
  • やめたい気持ちがある

それは、起業家として順調に進んでいる証拠です。

自信喪失期は、
「才能がないサイン」ではありません。
「本物のスタートラインに立ったサイン」です。

焦らなくて大丈夫です。
止まりながらでも、進めばいい。

あなたは、もう挑戦者です。

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Author of this article

大学生の頃の自分は、「いつか何かやりたいな」と思いながらも、何をすればいいか分からず、正直モヤモヤしていました。そんなある日、地元の喫茶店でたまたま車屋の社長と出会ったことが、人生のきっかけになります。
「自分もやってみよう」と思い、21歳のときに車の仕入れと販売をスタート。実家の自分の部屋に電話線を引き、名刺を作り、今思えばかなり手探りで“起業っぽいこと”を始めました。
就活はせずに学生のまま起業を目指しましたが、現実はうまくいかず、卒業後はいったんフリーターに。それでも起業への気持ちは消えず、社会経験を積もうと広告代理店に就職しました。そこで学んだことを活かし、26歳で独立。広告代理店を立ち上げ、今は40代となり会社を経営しています。
このガイドは、昔の自分のように「何かしたいけど分からないことばかり」の学生に向けて作りました。完璧じゃなくていい。一歩踏み出すためのヒントを、ここで伝えていけたらと思っています。

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