― 学生起業家が「行動を止めずに仕事を取り続ける」ための考え方 ―
営業を始めたばかりの学生起業家が、最も強くダメージを受ける瞬間。
それは「断られた時」です。
・返信が来ない
・興味を持たれなかった
・今回は見送りますと言われた
たった一度の断りで、
「自分は向いていないのではないか」
「起業なんて無理だったのかもしれない」
と一気に気持ちが落ちてしまう人は少なくありません。
しかし、はっきり言います。
断られること自体は、営業の失敗ではありません。
むしろ、
断られても動き続けられる人だけが、
結果的に仕事を取れるようになります。
この記事では、
営業経験のない学生でも実践できる
「断られても折れない営業マインド」を、考え方から具体的な捉え方まで詳しく解説します。
なぜ営業はこんなにも心が折れやすいのか
まず理解しておいてほしいのは、
営業がつらく感じるのは、あなたが弱いからではないということです。
営業では、
・自分の行動
・自分の提案
・自分の存在
これらが、相手の反応として返ってきます。
人は本能的に、
それを「自分自身への評価」だと受け取ってしまいます。
特に学生の場合、
・社会経験が少ない
・成功体験がまだ少ない
ため、断られると、必要以上に自分を否定してしまいがちです。
ですが、ここに大きな勘違いがあります。
「断られる=自分が否定された」ではない
営業で断られる理由の大半は、次のどれかです。
・今は必要がない
・タイミングが合わない
・予算がない
・忙しくて考えられない
つまり、
あなた個人の価値とは無関係な理由がほとんどです。
相手は、
・あなたの人生
・あなたの才能
・あなたの将来
を評価しているわけではありません。
ただ、
「今この提案を受けるかどうか」
を判断しているだけです。
ここを切り分けて考えられるようになると、
営業のダメージは一気に軽くなります。
営業は「才能」ではなく「確率」である
営業で成果が出る人は、
特別な話術を持っているわけではありません。
違いはただ一つ。
断られる前提で行動しているかどうかです。
例えば、
・10人に声をかけて
・1人に興味を持ってもらえたら成功
という前提で動いている人は、
9回断られても想定内です。
一方で、
・1回で決めよう
・断られたら失敗
と考えている人は、
1回の断りで心が折れます。
営業とは、
「通るか通らないか分からないドアを、何枚もノックする作業」です。
これは才能ではなく、
確率と行動量の問題です。
折れない人が持っている視点の切り替え方
断られても動き続けられる人は、
次のように考えています。
・断られた = データが1つ増えた
・今回は合わなかった = 次に活かせる
・反応がない = ターゲット調整が必要
感情ではなく、
情報として処理しているのです。
おすすめなのは、
営業結果をこう捉えることです。
・YES → 成功
・NO → 学習
・無反応 → 改善ポイント
これだけで、
断られた時の意味が変わります。
営業マインドを支える「安全な土台」を作る
精神論だけでは、
人は長く持ちません。
断られても折れないためには、
メンタルを守る環境設計が必要です。
具体的には、
・生活費に余裕を持つ
・売上ゼロでも焦らない状況を作る
・結果が出るまでの期間を想定しておく
追い込まれている状態ほど、
1回の断りが致命傷になります。
起業初期は、
「稼ぐこと」と同じくらい
「折れない環境」を作ることが重要です。
営業を「勝ち負け」で考えない
営業をスポーツのように、
・勝った
・負けた
で考えると、
感情の振れ幅が大きくなります。
おすすめなのは、
営業を「テスト」として考えることです。
・この伝え方はどうか
・この相手には合うか
・この価格帯は適切か
テストに失敗しても、
人格が否定されたとは思いませんよね。
営業も同じです。
「断られ慣れる」ことが最大の武器になる
最初は、
誰でも断られるのが怖いです。
しかし、ある回数を超えると、
不思議なことが起こります。
・断られても動揺しなくなる
・次の行動にすぐ切り替えられる
・淡々と続けられる
これは、
断られ慣れが起きた状態です。
ここまで来ると、
営業は苦行ではなく、作業になります。
そして、この領域に入った人から、
自然と成果が出始めます。
営業を続けられる学生起業家の共通点
断られても折れずに行動できる人には、
共通点があります。
・断られる前提で動いている
・自分と結果を切り分けている
・感情より行動を優先している
・小さな成功を積み上げている
営業が苦手でも、
この考え方があれば問題ありません。
まとめ:断られることは「前進している証拠」
最後に、最も大切なことを伝えます。
断られるということは、
何もしていない人には起こらない現象です。
・行動した
・声をかけた
・挑戦した
その結果として、断られただけです。
断られても折れない営業マインドとは、
強くなることではありません。
正しく捉えることです。
営業は、
あなたの価値を測る行為ではなく、
事業を前に進めるための手段です。
行動を止めなければ、
結果は必ず後からついてきます。
