発信が仕事につながる流れ

― フォロワー0の大学生が「仕事が来る人」になるまで ―

「発信を頑張れば仕事につながる」
これはよく聞く言葉ですが、実際には
発信しても何も起きない大学生
自然と仕事が舞い込む大学生がはっきり分かれます。

その違いは、才能や運ではありません。
“正しい流れ”を理解しているかどうか、ただそれだけです。

この章では、大学生がゼロから起業するにあたって、
「発信 → 信頼 → 仕事」という流れが
どのように生まれ、どう育っていくのかを
順を追って解説していきます。


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1. 仕事につながる発信は「自己表現」ではない

多くの大学生が最初につまずくポイントがあります。
それは、発信を自己表現だと思ってしまうことです。

  • 自分の考え
  • 自分の夢
  • 自分の頑張り
  • 自分の成長記録

これらは発信としては悪くありません。
しかし、仕事につながる発信とは別物です。

仕事につながる発信の本質は、
**「誰かの課題を、言葉で代弁すること」**です。

発信=自分を語ること
ではなく
発信=相手の悩みを言語化すること

この視点に切り替わった瞬間から、
発信の質は大きく変わります。


2. 発信が仕事になるまでの全体像

まずは全体の流れを整理しましょう。

発信 → 仕事 までの基本ステップ

  1. 悩み・課題を言語化する発信
  2. 「この人、わかってる」と感じてもらう
  3. 実体験や失敗談で信頼が生まれる
  4. 「相談してみたい人」になる
  5. 小さな仕事・相談が発生する
  6. 実績として発信する
  7. 次の仕事につながる

この流れは、フォロワー数に関係ありません。
フォロワーが100人でも、10人でも起こります。

重要なのは、
“誰に向けた発信か”が明確かどうかです。


3. 最初にやるべきは「発信テーマの固定」

仕事につながらない大学生の多くは、
発信テーマが毎回バラバラです。

  • 起業の話
  • 日常の話
  • 勉強の話
  • たまに愚痴

これでは、
「この人は何ができる人なのか」が伝わりません。

テーマは「1つ」でいい

大学生起業の発信では、最初はこれで十分です。

  • 自分が今、悩んでいること
  • 少し前まで悩んでいたこと
  • 調べて理解できたこと
  • 小さく実践したこと

ポイントは、
“過去の自分と同じ悩みを持つ人”を想定することです。

あなたは完璧である必要はありません。
むしろ、少し先を歩いている存在が一番共感されます。


4. 共感 → 信頼 が生まれる発信の型

仕事につながる発信には、
ほぼ共通する「型」があります。

基本の発信構成(超重要)

  1. 悩みの提示
  2. 当時の感情
  3. 気づいたこと
  4. 今の考え

例を挙げると、

  • 「起業したいけど、何から始めればいいかわからなかった」
  • 「情報が多すぎて、正直怖かった」
  • 「でも、全部やろうとするのをやめたら楽になった」
  • 「まずは○○だけやればいいと気づいた」

このような発信は、
読む側にこう思わせます。

「この人、自分と同じことで悩んでたんだ」
「しかも、ちゃんと乗り越えてる」

ここで初めて、
“信頼の芽”が生まれます。


5. 「教える人」より「一緒に考える人」になる

大学生が仕事につなげるうえで、
絶対に意識してほしいことがあります。

それは、
上から教えようとしないことです。

起業初期の発信では、

  • 正解を断言しない
  • 失敗談を隠さない
  • 試行錯誤の途中を見せる

これが圧倒的に強い。

人は「正解を言う人」よりも、
「自分の立場を理解してくれる人」に相談します。

だからこそ、

「まだ試してる途中ですが」
「正解かはわかりませんが」

こうした言葉は、
信頼を下げるどころか、むしろ上げます。


6. 相談が生まれる瞬間は突然やってくる

発信を続けていると、
ある日突然、こんなメッセージが届きます。

  • 「ちょっと相談してもいいですか?」
  • 「同じことで悩んでいて…」
  • 「話を聞いてほしいです」

この瞬間が、
仕事の入口です。

ここで重要なのは、
売り込まないこと。

最初は、

  • 話を聞く
  • 共感する
  • 自分の経験を少し話す

これだけで十分です。

仕事は、
「この人なら安心して頼めそう」
そう思われた結果として生まれます。


7. 小さな実績は、必ず発信する

相談や小さな仕事を受けたら、
必ずやるべきことがあります。

それは、
実績として発信することです。

もちろん、

  • 実名は出さない
  • 内容はぼかす
  • 感想ベースでOK

重要なのは、

「発信 → 行動 → 結果」

この流れを見せること。

これを見た第三者は、
こう感じます。

「この人、ちゃんと人の役に立ってる」
「自分も相談してみようかな」

これが、
仕事が連鎖していく仕組みです。


8. 発信は「信用の貯金」

発信は、すぐに結果が出ません。
しかし、確実に信用として積み上がっていきます。

  • 毎日の小さな発信
  • 正直な言葉
  • 失敗も含めたストーリー

これらはすべて、
未来の仕事への貯金です。

フォロワー数よりも大切なのは、
「誰が、どんな気持ちで読んでいるか」

たった一人でも、

「この人の発信、いつも見てます」

そう言ってくれる人が現れたら、
発信はもう仕事につながり始めています。


9. 大学生だからこそ、発信は最大の武器になる

社会的実績がない大学生にとって、
発信は最大の武器です。

なぜなら、

  • お金もいらない
  • 実績がなくても始められる
  • 今日からできる

そして何より、
「考えていること」を可視化できるからです。

企業や大人が見ているのは、
完成されたスキルではありません。

  • どう考えているか
  • どう行動しているか
  • どんな姿勢で向き合っているか

それらはすべて、
発信から伝わります。


まとめ:発信は「仕事の入口」であり「名刺」

発信が仕事につながる流れを、
最後にシンプルにまとめます。

  • 発信は自己表現ではなく、課題の言語化
  • 共感が信頼を生む
  • 信頼が相談を生む
  • 相談が仕事になる
  • 実績を発信すると仕事が循環する

発信は、
未来の自分への最高の投資です。

今日書いた一つの投稿が、
半年後、1年後の仕事につながることもあります。

だからこそ、
完璧を目指さず、今の自分の言葉で発信してください。

その積み重ねが、
「大学生起業」を現実のものにしていきます。

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Author of this article

大学生の頃の自分は、「いつか何かやりたいな」と思いながらも、何をすればいいか分からず、正直モヤモヤしていました。そんなある日、地元の喫茶店でたまたま車屋の社長と出会ったことが、人生のきっかけになります。
「自分もやってみよう」と思い、21歳のときに車の仕入れと販売をスタート。実家の自分の部屋に電話線を引き、名刺を作り、今思えばかなり手探りで“起業っぽいこと”を始めました。
就活はせずに学生のまま起業を目指しましたが、現実はうまくいかず、卒業後はいったんフリーターに。それでも起業への気持ちは消えず、社会経験を積もうと広告代理店に就職しました。そこで学んだことを活かし、26歳で独立。広告代理店を立ち上げ、今は40代となり会社を経営しています。
このガイドは、昔の自分のように「何かしたいけど分からないことばかり」の学生に向けて作りました。完璧じゃなくていい。一歩踏み出すためのヒントを、ここで伝えていけたらと思っています。

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