SNSを使った起業アイデアの作り方(発信が苦手でもOK)

「SNSを使えば起業につながる」
この言葉を聞いて、多くの大学生はこう思います。

  • 発信が得意じゃない
  • フォロワーもいない
  • バズる自信がない

そして、
「自分には無理そうだ」と距離を取ってしまいます。

しかし、はっきり言います。

起業アイデアを作る段階では、
SNSで発信が得意である必要は一切ありません。

むしろ、
発信が苦手な人ほど、SNSは最高のアイデア収集ツールになります。

なぜなら、
SNSは「発信する場所」ではなく、
人の悩み・不満・本音が無防備に流れてくる場所だからです。

SNSは「自己表現の場」ではなく「悩みの集合体」

多くの大学生は、SNSをこう捉えています。

  • 自分をアピールする場所
  • フォロワーを増やす場所
  • 目立つ人が強い世界

この認識が、SNSを遠ざけています。

しかし、起業アイデアの視点で見ると、
SNSの本質はまったく違います。

SNSとは、

  • 困っている人が
  • 無意識に
  • 本音を書いている場所

です。

特に、

  • 愚痴
  • 疑問
  • モヤモヤ
  • 「これどうなの?」という違和感

これらは、
そのまま起業アイデアの材料になります。

発信が苦手でもSNSを使える理由

起業アイデアを作る段階で、
あなたがやることは次の2つだけです。

  • 見る
  • 読む

投稿する必要も、
意見を言う必要もありません。

つまり、

「見る専門」でSNSを使えばいいのです。

この時点で、
発信が苦手かどうかは関係なくなります。

なぜSNSは起業アイデア作りに向いているのか

SNSが起業アイデアに向いている理由は、
主に3つあります。

  1. 悩みがリアルタイムで流れてくる
  2. 言葉がそのまま使える
  3. 共感の量が可視化されている

これらは、
本やネット記事では得られない情報です。

ステップ①:まずは「自分と近い人」を探す

SNSを起業アイデアに使うとき、
最初にやるべきことがあります。

それは、
自分と立場が近い人を探すことです。

  • 同じ学年
  • 同じ大学
  • 同じ就活状況
  • 同じバイト
  • 同じ悩みを持ちそうな人

なぜなら、
自分と近い人の悩みは、
そのまま自分の悩みでもある可能性が高いからです。

大学生起業では、
この「当事者感」が非常に重要です。

ステップ②:「困っている投稿」だけを見る

SNSを見るとき、
タイムラインを何となく眺めてはいけません。

見るべき投稿は、
次のようなものだけです。

  • 「○○が分からない」
  • 「○○がしんどい」
  • 「○○、どうすればいいの?」
  • 「○○、意味ある?」

これらはすべて、
悩みが言語化された瞬間です。

特に注目すべきなのは、

  • 解決されていない
  • 愚痴で終わっている
  • 答えが返ってきていない

投稿です。

ここに、
起業アイデアの余地があります。

ステップ③:「なぜ?」を1回だけ深掘る

SNSで見つけた悩みに対して、
難しい分析は不要です。

やることは一つ。

「なぜ、そう感じているんだろう?」

これを1回だけ考えます。

例えば、

「就活、情報多すぎて無理」
→ なぜ?

  • 比較できない
  • 何が正解か分からない
  • 誰に聞けばいいか分からない

ここまで分かれば十分です。

SNSは、
悩みの“入口”を教えてくれます。
深掘りしすぎる必要はありません。

ステップ④:「共感数」を見る

SNSの最大の強みは、
共感が数として見えることです。

  • いいね
  • リポスト
  • コメント

これらが多い投稿は、

「同じことで悩んでいる人が多い」

という証拠です。

起業アイデアにおいて、
これは非常に重要な判断材料になります。

逆に、

  • いいねがほとんどない
  • 反応が薄い

投稿は、
ニーズが小さい可能性があります。

ステップ⑤:「解決されていない状態」に注目する

ここが最大のポイントです。

SNSには、

  • 悩み
  • アドバイス
  • 正論

が大量にあります。

しかし、
「解決されたかどうか」は別問題です。

  • アドバイスはあるけど行動できない
  • 情報はあるけど整理されていない
  • 正論すぎて実行できない

この状態は、
起業アイデアの宝庫です。

つまり、

「情報はあるのに、楽になっていない」

ここを狙います。

ステップ⑥:解決策は「発信」じゃなくていい

SNSを使った起業と聞くと、
「発信して集客する」と思われがちです。

しかし、最初は違います。

  • まとめる
  • 整理する
  • 分かりやすくする
  • 手順にする

これだけで、
立派な解決策になります。

例えば、

  • 散らばっている情報を1枚にまとめる
  • 初心者向けに順番を整理する
  • 失敗パターンだけを集める

発信が苦手な人ほど、
裏方的な解決が向いています。

ステップ⑦:「自分がやれそうか」で選ぶ

大学生起業で最も大事なのは、
「完璧なアイデア」ではありません。

  • 自分が続けられそうか
  • 無理なく関われそうか
  • 少し興味が持てるか

この基準で十分です。

SNSで見つけた悩みは、
いくらでもあります。

その中から、

「これなら自分でも関われそう」

と思えるものを選びます。

なぜ発信が苦手な人ほど有利なのか

発信が得意な人は、
どうしてもこう考えます。

  • バズらせたい
  • 見せ方を工夫したい
  • 自分を出したい

一方、発信が苦手な人は、

  • 中身を見る
  • 本質を見る
  • 感情を見る

この視点に自然となります。

起業アイデアにおいて重要なのは、
目立つことではなく、刺さることです。

だから、
発信が苦手な人ほど、
本質的なアイデアに近づきやすいのです。

SNSは「市場の声を盗み聞きできる場所」

起業初期において、
これほど便利な場所はありません。

  • 無料
  • 実名に近い
  • 本音が出る

しかも、
あなたが話さなくても、
勝手に情報が流れてきます。

これを使わない理由はありません。

SNS起業アイデアの最大の落とし穴

最後に、注意点を一つだけ伝えます。

それは、

「SNSで見たものを、そのまま真似しようとすること」

です。

大事なのは、

  • 誰が
  • 何に
  • どう困っているか

であって、
表面的な投稿内容ではありません。

投稿の裏にある「感情」を見ること。
これができれば、
SNSは最強の起業アイデア生成装置になります。

発信しなくても、起業は始められる

起業=発信が得意
この思い込みは、今日で捨ててください。

  • 見る
  • 集める
  • 整理する

これだけでも、
起業アイデアは十分に作れます。

SNSは、
目立つ人のための場所ではありません。

静かに観察できる人にこそ、
一番多くのヒントを与えてくれる場所
です。

まずは今日、
SNSを「起業アイデア収集ツール」として、
少しだけ見方を変えてみてください。

そこから、
ゼロからの起業は、
確実に動き始めます。

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Author of this article

大学生の頃の自分は、「いつか何かやりたいな」と思いながらも、何をすればいいか分からず、正直モヤモヤしていました。そんなある日、地元の喫茶店でたまたま車屋の社長と出会ったことが、人生のきっかけになります。
「自分もやってみよう」と思い、21歳のときに車の仕入れと販売をスタート。実家の自分の部屋に電話線を引き、名刺を作り、今思えばかなり手探りで“起業っぽいこと”を始めました。
就活はせずに学生のまま起業を目指しましたが、現実はうまくいかず、卒業後はいったんフリーターに。それでも起業への気持ちは消えず、社会経験を積もうと広告代理店に就職しました。そこで学んだことを活かし、26歳で独立。広告代理店を立ち上げ、今は40代となり会社を経営しています。
このガイドは、昔の自分のように「何かしたいけど分からないことばかり」の学生に向けて作りました。完璧じゃなくていい。一歩踏み出すためのヒントを、ここで伝えていけたらと思っています。

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